明石浦鮨
魚の本場・明石で一度鮨屋に行ってみたかった。カウンターに座って、気ままにお好みでつまんでもらうのが夢だ。この明石で鮨屋と言えば、最初に名前が上がるのは「菊水」。この菊水には残念ながらまだ行っていない。
最近、明石で勢いを増しているのがこの「浦鮨」(明石市日富美町14-23)だという。菊水を凌いだと評価する向きもあるようだ。JR明石駅から西へ歩いて20分ほど。結構、町外れの一角にあって意外だった。店は明石浦漁場の競り市場から歩いて5分。玄関隣りには立派な生簀があった。
2階の座敷でいただいたのは明石浦コース。
1.口取八寸
枝豆チーズ・鯛皮ゼリー寄せ
針いか香味野菜梅酢味噌和え
真鯛南蛮漬け・明石小蛸煮
穴子八幡巻き・酢取茗荷
1.椀盛り 田舎味噌仕立冷汁
穴子・茗荷・白葱
青じそ・胡椒・白胡麻
1.お造り盛り
皮はぎ薄造り(別皿にて縞鯵・天然鯛・油目・明石蛸・目板かれい・すずき・鱧湯引き)
1.焼き物 活さざえ壺焼き
1.強肴 旬魚潮汁鍋
はも・淡路玉葱・水菜
豆腐・葛切り・椎茸
1.油物
夏蟹ソフトシェル唐揚げ
1.おまかせ五貫
1.赤だし 旬魚の粗
1.デザート
今回は会合だったので、座敷でのコース料理。ゆったりした座敷も悪くはないが、鮨屋は何と言ってもカウンター。次は是非ともそこに座りたい。神戸空港のほか、京都河原町にも出店している。