台湾高山茶

 「台湾高山茶」をお土産にいただいた。産地は杉林渓山脈台地。海抜1800m以上だとか。全く土地勘が湧かないが、高地でとれた高級茶であるようだ。よく晴れた晩秋の午後、庭のテーブルで楽しんだ。日本茶とは違う、味わいである。

 高山茶の定義は、「1000メートル以上の高地に育ち、手もみで作られたお茶」と言われる。お茶の味と標高との関係は分からない。日本茶もそうだが、お茶の世界は奥が深く、とても理解不能だ。日本茶、紅茶、珈琲も良いが、中国茶も悪くない。

 毎日飲んでいるのに、お茶について、正確な知識を欠いていることを思い知る。緑茶や紅茶とどう違うのか。知らないよりも、知っていたほうが断然良い。電子辞書ウィキペディアによると、「茶の木の葉には酸化酵素が含まれている。葉を摘んで揉むと、葉の組織が壊れて細胞の内容物が混ざり合い、酸化酵素による酸化発酵が進んでいく。この発酵をどのようにコントロールするかにより、いくつかの種類に分けることができる」

・緑茶(不発酵茶):酸化発酵を行わないもの。 日本では茶葉を蒸し、中国は炒る。
・白茶(弱発酵茶):ほんの少し酸化発酵させるもの。
・青茶(半発酵茶):ある程度酸化発酵を行わせるもの。ウーロン茶。
・紅茶(完全発酵茶・全発酵茶):酸化発酵を完全に行わせるもの。
・黄茶(弱後発酵茶):白茶と同じ工程を行った後、軽く酸化発酵させるもの。
・黒茶(後発酵茶):緑茶にコウジカビによる通常の意味での発酵を行わせたもの。プーアル茶。

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