歌舞伎座閉場式

 4月も本日で終わり。新年度に入って最初の1カ月もあっという間に過ぎた。建て替えのため現在の姿での公演に一応の終止符を打ったのが歌舞伎座。さよなら公演も終わり、閉場式が済めば、建て替えに入る。何事も時の流れだ。

 歌舞伎座周辺は人、人、人。にわか歌舞伎愛好家やカメラマンで正面付近はごった返して、とても近づけない。見慣れていたこれまでの風景が変わる。それまでは何とも思わなかったが、ある日、突然変わる。突然ではないはずだが、そういう風に思える。閉場式は外でやるのかと思ったら、やはり建物の中だった。さよならだけが人生だ。

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