毎日が花見

勤め先のビル（中央区銀座５丁目、午前８時２６分）

７時すぎに自宅を出たときはまだ幾分寒かったが、都心に出てくると日向はポカポカ陽気。一気に桜が咲き始めた。４０年近くお世話になった会社とも今年９月末でさよならする。社屋が銀座に引っ越してからはまだ６年ほどだが、引っ越し作業に追われた当時を思い出す。この桜を愛でるのもこれが最後かと思うと、何となく感傷的になり、始業間際なのに、つい「記念写真」を撮ってしまった。

ＹＡＨＯＯ！ＪＡＰＡＮのアメダスの観測データ上位（高温、１５時００分現在）を眺めていると、１位沖縄の志多阿原の２４．２度をトップに１１位までを沖縄県が独占しているものの、それに次ぐ１２位に、何と２２．２度の東京都練馬区が宮崎県赤江と並んでランクされている。「東京都内で一番暑い」場所でもあるので、順当なランク入りというべきか。

練馬の夜桜（２０時１３分）

最寄駅と自宅の間を朝晩１５分ほど歩く。この季節は歩きながら花見をするのが楽しみだ。途中に植わっている桜の木は数十本もある。既に散り始めた山桜、満開の木、開花し始めた木、ようやく蕾が膨らみ始めた木、まだ一向に咲く気配のない木などなど。花の色合いもはっきりと違ったり、微妙に異なったりと興味深い。毎日が花見だ。