祝退院!

総合周産期母子医療センター

 

孫のツインがめでたく退院した。出産して46日目。誕生してからずっとセンターの奥の奥でケアされてきた。母親はずいぶん早く退院したものの、2人は留め置かれた。1700g台と1800g台の低出生体重児。しかも出生後は1500g以下にまで落ち込んだ。下げ止まり、そこから体重を増やすまでに時間が必要だ。

両親以外の2歳の姉もジジババも面会を許されない。辛うじて一度だけガラス越しに1人だけのぞくことができた。一番奥の特別室に入っていた1人とは今日初めて対面した。2人にとって初めて外気に触れた日でもある。病院から一歩外に出れば、現実が待っている。この現実との戦いがこの日から始まるのだ。

白鶴大吟醸で祝う

 

何かにつけ祝っている。やはり家族が増えるのはめでたいことだ。少子化で、なかなか増えないのだから格別だ。これ以上にめでたいことはないのかもしれない。めでたさは苦労を伴ってやってくるが、取りあえず、めでたさだけを先取りしておくこととしたい。

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