『NAVY SEALS』

いざ極秘任務へ(パンフレットから)

 

作品名:『NAVY SEALS』(原題『ACT OF VALOR』)
監督:マイク・マッコイ、スコット・ワウ
キャスト:現役シールズ隊員
上映館:銀座シネパトス3

SEALは米海軍特殊部隊。SEa(海)+Air(空)+Land(陸)の頭文字を取った。部隊名としては単数だが、総称して呼ばれる場合はSEALSと複数になる。米軍には陸軍のレインジャーやグリーンベレー、対テロリスト作戦部隊のデルタフォース以外にも空軍や海兵隊にも特殊部隊が編成されているが、SEALSは水中、水上作戦が得意だ。

SEALSが最近名を上げたのは2011年5月2日、国際テロ組織アルカイダの最高指導者オサマ・ビン・ラディンをパキスタンの首都イスラマバード近郊で特殊作戦で襲撃・殺害した実行チームだったためだ。米軍特殊部隊の中でも最も歴史が古く、謎に包まれている。

本作品はこの影の部隊であるSEALSの作戦活動を米海軍側の意思で映画に仕立て上げた。登場人物も現役の隊員だし、使用する武器・兵器も彼らが実際に使用しているものばかり。実弾による銃撃戦はもちろん、輸送機やヘリ、高速艇やMQ9リーパー無人機、さらにはオハイオ級原子力潜水艦まで登場した。すべてが本物。リアリティーがすごかった。

平日の、しかも午前11時からの1回上映。拉致されたCIA要員救出作戦、それと連動したテロリスト集団による米本土潜入阻止作戦というストーリー性があるものの、SEALSの宣伝映画であることは間違いない。しかし、観客はかなり多かった。男性はもちろん、女性の姿もずいぶん多かったのに少しびっくりした。

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