“仕事”納め
今日から有休消化に入った。正式な退職日まで勤め上げるつもりでいたが、モチベーションを維持できなかった。10月からは一応、フリーランスとして新しい生活スタイルを実践することになっていた。生活を変えるのは辛いが、日本のサラリーマン社会の必然だ。
自分なりの”仕事納め”。毎日、仕事で使っているデスクの上に、馴染みのコーヒーカップや湯飲みを並べた。愛用している3本のビックボールペンを並べた。デスクトップPCで仕事をするが、個人用モバイルPCは電子辞書として使った。自分の辞書を作った。活躍してくれた。
特に変わり映えのしない仕事机だ。しかし、これが仕事場だった。非常に愛おしい。そんな机ともおさらばだ。それまで、永遠に終わらないかのように思えたサラリーマン生活。永遠に続くことを願ったかのような仕事。しかし、何事にも終わりがある。ある日突然、ピリオドが打たれる。あっけない。しかし、これが人生なのかもしれない。