自民党総裁に安倍晋三氏返り咲き

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26日実施された自民党総裁選で決選投票の結果、安倍晋三氏(58)が当選し、新総裁に選ばれた。「近いうちに」実施される衆議院議員総選挙で第1党になる可能性が大きい自民党の党首だから、次期首相を選ぶ選挙として注目していた。

総裁に選出されたこと自体は携帯電話へのニュース速報で知っていたが、とにかくテレビでそれを確認したかった。テレビを見たのは自宅の最寄り駅近くの電気店。自分の目で実際に見ないと落ち着かなかった。

安倍氏は2006年9月、小泉純一郎元首相の後を受け、52歳で初の戦後生まれの首相になった。外交・安全保障面などで保守的な主張が特徴だ。すこぶる平和だった2006年当時の雰囲気にややそぐわなく、掲げた『美しい国』も時代とミスマッチしている印象を持っていた。07年9月、臨時国会で代表質問が始まる直前に辞任表明したときには腹が立った。

後で持病の潰瘍性大腸炎が悪化したのが辞任の理由だと知ったが、理由を知らせるのが遅すぎた。何という政治家だと思った。「政権を投げ出した人物」との批判は今も付いて回る。当然だろう。

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