撤収もひと苦労

ふとんの花が咲く

ふとんの花が咲く

 

故人を偲んだ1周忌法要も終わった。前日から来ていた親族も5日には正午前に3男が鉄道で東京に、昼過ぎには長男夫婦が車で名古屋に、すぐ後には2男ファミリー4人が大阪に鉄道で引き揚げていった。

夕刻に車で大阪府吹田市に戻る長姉夫婦を見送ると、われわれ夫婦2人だけが残された。今では隣町に定住する次姉夫婦を含め大人11人、こども2人の13人が集まって賑やかだったが、彼らがいなくなると、寂しいものだ。

たくさん人が集まってくれるのは嬉しい。しかし、残された者は「祭りの後」の寂しさを味わわなければならない。後片付けも楽ではない。とりわけ一仕事なのは寝具の後始末だ。太陽の光に当てるのが一番だが、こちらの都合に合わせて晴れてくれるとは限らない。

嬉しいことに6日は晴れてくれた。晴れてくれなければ、湿気が抜けない。次に使うときに支障が出てくる。予定通り帰れなくなるからだ。

 

ゴミを燃やすのにも役立つ薪ストーブ

ゴミを燃やすのにも役立つ薪ストーブ

 

ゴミの処分も大きな問題だ。連休中のゴミ収集は休みになるからだ。ずっと住んでいるのならともかく、たまに来て、どっとゴミを出すとなると困る。本当によくゴミが出る。生ゴミは畑に埋め、プラスチック製の燃えないゴミは車に積んで東京に持ち帰った。紙くずはストーブで燃やした。

5月になっても、朝夕はひんやりと寒かった。夏でもそうだから、春なら家の中は火が恋しい。燃やした後に残る灰は花壇にまけば肥料になる。

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