『語られざる中国の結末』

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書名:『語られざる中国の結末』
著者:宮家邦彦
出版社:PHP新書(2013年11月1日第1版)

 

著者は外務省出身。在イラク大使館公使、在中国大使館公使、中東アフリカ局参事官などを歴任。2005年外務省を退職し、外交政策研究所代表に就任。09年4月よりキャノングローバル戦略研究所研究主幹。

これだけ激しく動く世界情勢の中で、とりわけ世界の大国として著しい変貌を見せる中国の、しかも「結末」を予測しようという大胆な試みである。

こんな大言壮語を吐く人間に信用できる人物がいるとは全く思わない。しかし、だからといって本書の価値を減じるものではない。何せ、中国情報はたとえ玉石であろうと、少しでも多いほうがいいからだ。

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