薬箱は語る

薬箱

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最初は血圧降下剤1錠だったが、歳を重ねるにつれて服用する薬は増えるばかり。今ではその血圧降下剤も朝夕2錠になった。プレミネント配合錠がディオバン錠とアムロジピンに変わった。

潰瘍性大腸炎の薬はサラゾピリン錠500mgを1回3錠、朝・昼・夕の3回。腸の炎症を抑える効能を持っている。最近では日本ではペンタサのほうが広範に飲まれているが、医師の評価はこちらのほうが高いらしい。欠点は錠剤が大きく、飲みにくいこと。整腸剤ビオフェルミン2錠も一緒に飲むよう指導されている。

1年ほど前に腰痛を発症し、神経痛を抑制する薬がこれらに加わった。メチコバールやオパルモンのほか、寝前のリリカカプセルも飲んでいた。痛みが軽減した結果、リリカカプセルは服用中止となった。

最近気になっているのがジェネリック(後発薬)医薬品。先発薬と成分が同じながら、半値以下はざら。医療費急増に悩む厚生労働省でなくても、当座の出費に苦しむ一般患者にとってもジェネリックはありがたい。

しかし、問題はそのジェネリックがどの薬局でも簡単に手に入らないことだ。まだ特許が切れていなく、後発薬そのものがないのならともかく、薬局に在庫がないために、泣く泣く高い先発薬を処方されるとなれば、嬉しくない。

これまでジェネリックにほとんど無関心だったが、あまりにも値段が違うので目をむいた。薬局はどこも同じだと思っていたら、それは認識不足も甚だしいことを思い知らされた。

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