ホンダ、4たびF1参戦

マクラーレンホンダMP4/5(1989)

マクラーレンホンダMP4/5(1989)

 

マクラーレンホンダRA272(1965)

マクラーレンホンダRA272(1965)

 

Honda RA108(2008)

Honda RA108(2008)

 

ホンダが7年ぶりに自動車レースの最高峰、FIAフォーミュラワン世界選手権(F1)シリーズに参戦する。今月15日(日)に行われるオーストラリアGPが初戦だ。

過去の参戦車が特別展示してあるというので、Hondaウエルカムプラザ青山(東京都港区南青山)に出掛けた。前日にも訪ねたが、ちょうど東日本大震災当日だったので、午後2時で臨時閉館されていて空振りに終わった。周辺で防災訓練が実施されるためという。

モータースポーツにはこれまで、ほとんど関心がなかったが、原稿を書くことになって、調べている。やはり実物を見るのが一番だ。

 

ASIMOもデモ中だった

ASIMOもデモ中だった

 

現場に行ったら、ちょうどヒューマノイドロボット「ASIMO」のデモンストレーションを行っていた。歩く、走る、踊るといった、いろいろなアクションを披露してくれる。人工知能が人間の頭脳を凌駕するのは時間の問題だ。

ASIMOを見ていたら、もう人間の体の動きとほとんど変わらない。ロボットには人間のできない場所や役割を担ってもらうことになるが、問題はやはりロボットが自分で判断力を獲得することだろう。

今読んでいる『ワルの外交』(河東哲郎著、草思社)の中でこんなことが書かれている。「軍事用ロボットよりも怖いのは、ロボットが自分で学習し、そこから論理的に新しい結論を導けるようになることだ。ハリウッドの映画ではすでにあるが、持ち主に『殺される』-廃棄処分される-危険を察したロボットが『持ち主を廃棄処分にする』日が来ないとは言えないからだ」

ASIMOのデモを見ていて、ついそんなことを考えてしまった。

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