「第26回日本ものづくりワールド」

 

1年ぶりに東京ビッグサイトに行った

1年ぶりに東京ビッグサイトに行った

 

「日本ものづくりワールド」は4展示会の総称だ

「日本ものづくりワールド」は4展示会の総称だ

 

世界最大級のものづくり専門展「日本ものづくりワールド2015」(2015年6月24日~26日、東京ビッグサイト)に行った。4つの専門展の同時開催だ。主催はリード・エグジビション・ジャパン。

第26回設計・製造ソリューション展
第19回機械要素技術展
第6回医療機器開発・製造展
第23回3D&バーチャルリアリティ展

ここでしか見られない、世界初、世界一などの先端技術や新製品が集まる場。出展社数は20カ国2230社。うち海外出展社は300社。自治体や公共団体なども91団体参加し、海外からの来場者も多い。

とにかく会場が広くて、大混雑で、活気があった。「ものづくり」に関係したほぼすべての業界が網羅されているのではないか。あんまり会場が広すぎて、焦点を定めないと、どこに行ったらいいのか迷う。

プレス登録し、「世界初」「世界一」のブースを中心に回った。それが以下の企業だ。

 

 

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世界一の防振サスを開発した松田技術研究所

 

松田技術研究所(東京都板橋区)は98.5%の振動を吸収するサスペンションを開発した企業。輸出および海外現地での輸送トラブルやコンテナ積み降ろし時の衝撃などの悩みを解決する「防振サス」はメンテナンスフリー。金属球状サスペンションは全方向の新道を吸収する凄レ物だ。

最初にブースをのぞいたら、松田真次社長は商談中だった。昨年11月に「第18回いたばし産業見本市」で知った。これだけたくさんの企業が出展している中でも注目企業の1つだった。出展スペースがとても狭くもったいない。

 

世界初のピント合わせ不要のデジタルマイクロスコープ(キーエンス)

世界初のピント合わせ不要のデジタルマイクロスコープ(キーエンス)

 

キーエンス(本社大阪市東淀川区)は国産高精細3Dプリンター「アジリスタ」で有名な3Dプリンターメーカーだと思っていたら、各種センサー、測定機器メーカーだった。たまたま側を通ったら、デモストレーションで「世界初のデジタルマイクロスコープを開発しました」とコンパニオン嬢が声を張り上げていた。

「世界初」と聞いたら素通りできなくなった。デジタルマイクロスコープは光学顕微鏡のこと。デモ機は新しく「ライブ深度合成機能」を持ち、これまで当たり前だった「ピント調整」が要らなくなったという。

 

板厚より小孔径のパンチングプレス加工を実現した奥谷金網製作所

板厚より小孔径のパンチングプレス加工を実現した奥谷金網製作所

 

奥谷金網製作所(神戸市中央区)は総合金網・パンチングメタルメーカー。

 

世界初!3D対応タブレットを開発したスカイジェット・メディカル

世界初!3D対応タブレットを開発したスカイジェット・メディカル

 

スカイジェット・メディカルも神戸市を拠点とするベンチャーだった。円偏光方式では世界初となる3D対応タブレットを開発した。さまざまな3D映像を手軽に再生でき、映し出される3D映像は自由に拡大、縮小、移動ができる。

神戸大学からの依頼で開発したもので、リアルタイムで遠隔地でも視聴可能な「医療映像配信システム」も近く公開の予定だという。

 

 

松浦機械製作所は今年も金属3Dプリンターを出展していた

松浦機械製作所は今年も金属3Dプリンターを出展していた

 

松浦機械製作所(福井市)は金属3Dプリンター「LUMEX Avance-25」を展示していた。去年、取材した企業だ。

 

一杯やれるのかと思ったら、商談カウンターだった

一杯やれるのかと思ったら、商談カウンターだった

 

とにかく人、人、人

とにかく人、人、人

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