諏訪湖の夜
昼はうどんを食べた。夜はそばをいただいた。食べたのは中央道諏訪湖SA上り線。信州そば処「そじ坊」。そじ坊と言えば、そばの老舗と思っていた。全国どこに行っても出店しているチェーン店だ。
確かにそばはそばらしいそばだった。おいしく頂けた。ただ、このそじ坊が総合外食産業企業であることを知って驚いた。経営主体は「株式会社グルメ杵屋」(本社大阪市)。元々はうどん屋だった。昭和46年(1971)に奈良市の奈良ダイエー店に実演手打ちうどん「杵屋」1号店をオープンしたのが最初。
元気寿司グループも吸収し拡大。うどん、そばのみならず、洋食や丼/和食なども手掛けている。韓国家庭料理やタイ料理店も経営しており、まるでデパートだ。こういう店は嫌いである。経営方針が嫌いだ。
おいしく食べた後の祭りだった。
そじ坊でお腹を満たした後、諏訪湖を眺めながら納涼気分を味わった。諏訪湖花火大会は終わったと思ったが、午後8時ぐらいから右岸でどんどん小規模な花火が上がり始めた。30分間ほど。
スターバックスで買ったカフェモカを飲みながら、花火をしばし楽しんだ。標高が高いせいか、涼しかった。これからまだ200kmほど走らなければならない。