淀橋市場まつり2015

 

いつもは広いセリ場がまつりの場に

いつもは広いセリ場がまつりの場に(淀橋市場)

 

すっかり秋になった。快晴が続く。行楽の秋、紅葉の秋だ。全国各地でさまざまなイベントが開催されている。いつの間にか、日本はイベント大国になった。イベント開催の良さは普段は関係者以外入れない場所・施設が関係者以外にも開放されることだ。

淀橋市場(新宿区北新宿4)。東京都内に6カ所ある卸売市場の1つで、青果物の供給拠点。青果市場としては大田、築地に次ぐ取扱量。1日当たりの取り扱い量は915トン(2012年)。

 

 

せり落とされる野菜・果実

せり落とされる野菜・果実

 

この日、年に1度の市場開放イベント「淀橋市場まつり2015」が行われた。来場者のお目当ては格安野菜・果実の販売や、宝船の野菜・果実の破格値セリ。 野菜が高いこともあって広い構内は主婦などでごったがえした。

2ヵ月ごとに百人町の病院に通院している。東中野から山手線沿いに歩けば20分ほどかかるが、急がなければならないこともないので、ぶらぶら歩く。その津中に淀橋市場もあって、いつも市場の裏門の前を通っていた。まつりの開催も張り紙で知った。

 

これは何だ!!

スイカやメロンを彫ってみる

青果市場で野菜や果物は当たり前。何か面白いもの、変わったものはないかとうろうろした。見つけたのがこれだ。カービング(Carving)。英語で彫刻のこと。彫刻は木や石に限ると思っていたら、果物や野菜にも彫る。どこかで見たような記憶がかすかにあるが、忘れた。

タイのカービングはタイ族による最初の統一国家「スコータイ王朝」(1238-1438)時代、ノッパマット妃が野菜や果物に花や鳥などをカービングして、料理に飾り、王に差し上げたのが始まりだという。宮廷料理に添えて、鮮やかさが楽しまれてきた。伝統文化の1つになっているようだ。

 

フルーツカービング(リンゴ)

ナイフでりんごを彫ったフルーツカービング

 

石けんに彫るソープカービング

タイ製のカービング専用石けんに彫られたるソープカービングで香を楽しむのだという

 

ブースの女性とともに

ブースの女性とともに

 

出展していたのはhttp://www.ruanthai-carving.com/(練馬区豊玉北)。初心者向けにソープ&フルーツカービング教室を開いている。

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