小夏

 「小夏」ちゃんというのは飴玉とばかり思っていたら、違った。ゴルフボール大の夏みかん。もっと大きいのもあって、サイズはさまざま。夏みかんほど大きくはないので、「小夏」と呼ぶのだろうか。知人からもらったが、こんなものがあるなんて・・・。世の中、やはり広い。

 繊維質、ビタミン豊富な中身もおいしいが、食べ忘れてはならないのは白い「甘皮」部分。黄色い外皮をりんごの剥き方同様むいた後に残る白い「甘皮」、これを厚めに残すのがコツだ。この「甘皮」がその名の通り、何とも甘いのだ。味もさっぱり。

 かつてご紹介した「文旦」同様、南国土佐の産。以前食べた文旦は「冬文旦」。夏は夏で「夏文旦」があるという。形は不ぞろい、見た目も悪い。しかし、味は他の果実ひけをとらないとか。「ぶさいく、やけんど うまいで~」(おおぐし農園「こなつ通信Stage17」=高知県宿毛市樺412-1)。

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