「わくわく」「どきどき」光が丘IMAリニューアルオープン=狙うのは「上質の客」か

 

 

リニューアルオープンした光が丘IMA

 

■これまでは安売りが中心だった

 

光が丘IMAの専門店街が12月8日、リニューアルオープンした。中核店の米ウォールマート(西友)系のLIvinとイオン系の旗艦2店はずっと営業していたが、2つは境があり、両方を行き来するのが半年間実に不便だった。

いまさら33年間基本的に一度も変えなかった運営主体の新都市ライフホールディングス(UR都市機構グループ8社の中核企業)の責任を追求しても始まらない。そんなことはどうでもいい。新しくオープンした店を応援するだけだ。

これまでもそうだったが、要はデパート。おいしさがいつでもそろう食品フロア、おしゃれなスタイルを叶えるファッション&雑貨州ロア、ファミリーで楽しめるレストランで占められている。

正直言ってあまりにもたくさんの店がほぼ一度に開店したので、どこになにがあるのかよく分からない。一番よく行くのが食材を提供しているB1Fフロア。「イマチカ」と呼ぶそうな。どの店もハイカラになった。八百屋も肉屋も魚屋も広くなったが、奥行きは狭い。

オープン初日は地下に行く組みと2階以上に向かう組みとが別々で、入場規制が行われていた。初日はB1を回るので精一杯だった。

 

■「上質な食生活」を提案する紀ノ国屋

Livin光が丘店、AEON光が丘店とも安売り中心の店。安売りは結構だが、味は期待できない。味を追求していくと、少し高くてもやはり「おいしい」ものが食べたくなる。これまではJR東中野駅の成城石井でそれを賄っていたが、これからは紀ノ國屋(東京港区)にそれを求めることになりそうだ。

Livin光が丘店、AEON光が丘店には「上質な食生活の提案」はなかった。平均的だが、おいしくなかった。これからは食べるのが嬉しみだ。リーズナブルではないが、たまには少し敷居の高いものも食べてみたい。それが人情だ。

パンを主食にすることを考えてきた伝統の味わいが自慢の紀ノ国屋。特にイギリスパンは1958年の発売開始以来のロングセラー商品。自家製ホップスならではのほのかな酸味とコクのある味わいでトーストに最適の商品と言われる。

リッチミルクブレッドは水を使わず牛乳と乳製品で仕込んだこだわりの食パンとか。水を使わず生クリームを使っているプレーンスコーンは風味豊かな食感を楽しめるという。楽しみたいものがたくさんある。

 

cookbarn

 

精肉店やまと

 

■エリアで初のフードホール

 

一番びっくりしたのは4階だ。家族でわいわい楽しめる「イマダイニング」だが、最近よく見掛けるフードコートではなく、ワンランク上の「フードホール」を目指すという。IMA開設当初からあったカルチャーセンターのNHK文化センター練馬光が丘教室が閉鎖されたスペースを利用したという。

らーめん・つけ麺『井の庄』、精肉店やまと、ステーキ・ハンバーグ『COOK BARN』,丸亀製麺など8店舗が入る。小上がり席などほか、使い方も多彩なコミュニティー空間が広がっている。席数は約450席。

濃菜麺(こいさいめん)「井の庄」は石神井が本店。立川や荻窪店もあるが、光が丘にも進出してきた。濃厚スープと野菜たっぷりが人気のラーメン店だという。大盛軒がなくなってからは「青葉」で食べていたが、この濃菜麺にもトライしてみたい。

 

 

 

 

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