車中忘れ物

 3月19日(土)-22日(火)まで4連休。兵庫の実家に帰った。今回の旅はトラブル続きだった。最初のトラブルは都営大江戸線で起こった。光が丘駅で乗車、練馬で下車し、西武池袋線に乗り換えようと、練馬で降りたところまでは良かったものの、階段を登り始めて、座席の下に置いた大きなバッグを車内に忘れたことに気づく。

 慌てて改札を出て駆け込んだのが練馬駅構内の忘れ物届出所。事情を話して駅員にSOS。そこは駅員さんも慣れたもの。練馬駅から6つ目先の都庁前駅に連絡し、そこでバッグを”捕捉”する態勢を整えてくれた。届出所で待つこと10分。都庁前駅からバッグを無事、”救出”した旨連絡があり、同駅で受け取ることができた。

 「バッグは一人旅していましたか」と尋ねたら、「ええ、気持ちよさそうでしたよ」。地下鉄の車内で荷物を置き忘れた場合、荷物を探す駅は「駅務区」と呼ばれる比較的大きな駅だけ。人手の余裕のない駅ではとても、捜索する余力などなく、「都庁前の次に探すのはずっと先の大門駅」とか。

 これら「駅務区」より前の駅で気づいた誰かに降ろされ、駅員に届けられた場合、発見は逆に遅くなるという。各駅に確認の電話を入れる必要があるからだ。「いずれにせよ、これら駅務区でも捜索のために運転司令に連絡して、電車をその駅でしばらく止めなければならない。電車が遅れる。忘れ物はしないように」と駅員さんから頭を下げられました。申し訳なし。

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