須磨海岸クリーンアップ作戦

 須磨海岸クリーン作戦に参加した。残念ながら、今日は生憎の雨模様。参加したのは午前10時からわずか1時間足らずだったが、見る見るうちに海辺のゴミがなくなっていくのは気持ち良かった。”大物”はほとんどなく(既に拾われてしまって)、花火の燃えカスや小さな木片、それにポイ捨てタバコなどが主な収穫物。

 海開き(7月6日)を前に、お掃除をしようというものだが、10時の作業開始に向けて、ボランティアが続々集まってくるのには感心した。目立ったのは高校生らの一団や職場のグループ。部活の一環になったいるのかもしれない。老人クラブや播州信用金庫などの幟が立っていた。

 昔、公団住宅に住んでいた時、近所のゴミ拾いをしたことがあった。週一度、日曜日。2時間くらい。2カ月くらいしか続かなかったが、こちらは拾っても拾っても際限なかった。空き缶のポイ捨てとタバコの吸殻の多さにはうんざりした。

 不思議なものである。ゴミ拾いは意外とあきないのだ。拾い続けると、すぐ”成果”が目に見えて出るからだ。なかなか、成果が見えない時代の中で、結果がまたたくうちに出てくるのは嬉しいものだ。

 黙々と作業する。それも下を向いてする。地面に落ちているものを拾うのだから、上を向くわけにはいかない。当然のことながら、作業は黙々と行う。これが結構、楽しい。どうやら、自分の性格に合っているような気がしてきた。

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