神戸ブランド

 「神戸ブランド」をキーワードに、地域の産業や企業の活動に新たな展開を生み出そうと運動している関係者が集まって「神戸ブランドフォーラム」が7日、神戸商工会議所で開かれた。

 「六甲山」「洋菓子」「灘の酒」「有馬温泉」「北野坂」「ジャズ」「神戸ルミナリエ」「真珠」-などなど神戸ブランドは予想以上に多い。あまりに多くて、地域の活性化につながっていない、という声も強い。いわば「宝の持ち腐れ」状態に陥っている。

 この神戸ブランドの持つ魅力をもっともっと生かし、神戸経済をさらに活性化していく。その方策を考えるのがフォーラムの狙い。

 フォーラムの中心になっているのは「神戸ブランド交流会」。兵庫県立大学経営学部教授の佐竹隆幸氏がコーディネーター。この日のパネルディスカッションには上田均阪神総合レジャー経営企画部長(六甲山ガーデンテラス)、金井啓修御所坊代表取締役(有馬温泉)、佐野靖夫レーブドゥシェフ代表取締役、中村哲也パールシティ神戸協議会議長、それに高田恵太郎アイグリッツ代表取締役エグゼクティブプロデューサーがパネリストとして参加。

 フォーラムを聞いていると、どうやら「情報発信(情報開示)」「ターゲティング(対象の絞込み)」「コラボレーション(連携)」が核のようである。

 ターゲットを絞り、統一のコンセプトの下、「神戸スタイル」を提案・紹介し、神戸ファンを獲得する取り組みをモデル事業として展開することを提案する。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.