内閣不信任決議案否決

 

「一寸先は闇」なのが政治の醍醐味らしいが、こんな茶番劇を見せられると、面白くも何ともない。払った観劇料(テレビ受信料)を返してもらいたいぐらいだ。

前夜まで自民・公明両党の提出した内閣不信任決議案は民主党内の大量造反もあって可決される見通しが高まっていたが、一夜明けて民主党内対立の調停役になった鳩山由紀夫前首相が決戦の場の民主党代議士会の前に菅直人首相と談合、首相はそれに基づいて代議士会で退陣を表明。そのシナリオを受け、大量造反を回避し、不信任決議案は否決された。

しかし、首相が表明した「震災対応など一定のメドがついた段階での退陣時期」に」ついては、調停役の鳩山氏が「今月までの退陣」と主張しているのに対し、首相は「年明けまでの続投意欲」を示し、大きく食い違う。何がどうなっているのか。呆れてものが言えない。

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