「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣
書名:「英語を話せる人」と「挫折人」の習慣
著者:西真理子(英語コーチ/ビジネススキル講師)
出版社:明日香出版社(2015年7月21日初版発行)
「英会話学校には通わない&留学・海外経験ゼロ」なのに外資系バイリンガル秘書になれた英語コーチ/ビジネススキル講師の西真理子氏が書いた英語の勉強法についての本だ。
もう50年も勉強してきて、何度も何度も「挫折する人」となって、そろそろ歳だからもうやめようと思っている人間にとっては結構、励まされる内容ではある。このブログに一度書いた「”開き直り”英語塾(上)」(2012年1月19日)を読み返しながら、もう一度悔しい思いをしてみようかなと思っている。少なくてもそういう思いを持たせてくれる内容である。
英語を話せるようになるためには、英語の勉強を正しく「習慣化」する必要があると書かれていること。正しい勉強法を「習慣化」し、やり続けると効果は必ず出る。習慣を1年続ければ、効果を保証する。普遍的な勉強法だ。英語では無くても、何事もそうかもしれない。
・自分のスタイルを見つけること
・原理原則を守ること
・結果が出なくても続けること
・挫折を力にしていくこと
・あわてずに時が熟すのを待つこと
・待つということは「続ける」こと
「勉強法はあくまでも方法論にしか過ぎないが、そこに血が通い、肉となったときに、学習者の「チカラ」となって働いてくれるものだと信じています」と書かれている。信じるか、信じないか、そのどちらかだ。
実践編。どういう風に「習慣化」するか。
▪I think で話す癖をつける ⇒ 英検準2級の面接問題で練習する。
▪音読を習慣にする ⇒「名演説やスピーチ、映画の長めのセリフ、または好きな物語の一節でこの音読をやって暗誦する」