2017年11月 のアーカイブ

大塚耕平民進党代表が会見

カテゴリー: 会見メモ, 政治/外交/国際/軍事, 東京日誌Ⅱ

2017/11/29  23:35


 

会見する大塚耕平民進党代表

 

ゲスト大塚耕平(民進党代表)
2017年11月29日@日本記者クラブ9階会見場

 

民進党の大塚耕平代表が29日、日本記者クラブで会見した。元日銀マンで参院歴16年。民進党分裂の責任をとり辞任した前原誠司氏の後任として代表に就任した。10月31日付で就任1カ月。

「火中の栗を拾う」ことになった代表就任について、「ここは私のようなタイプの人間の働きどころ」と胸を張った。2001年に愛知県選挙区から立候補し、当選。17年目に入った現在は3期目。

2009年からの民主党政権では内閣府副大臣(鳩山内閣)、厚労副大臣(菅内閣)を勤めた。趣味は仏教。この日に話題は2つだった。

日本の民主主義は進化の途上にある。発展途上だ。国会ができて128年、男女普通選挙になって71年、小選挙区制になって23年、総選挙で政権交代が起きてたった8年にしかならない。

憲法は国民を「主権者」としているが、果たして主権者とは何か。実感できる機会は総選挙のときに政府を選べること以外にはないのが実情だ。

小選挙区制を導入しないと政権交代は起きないとの認識の下に同制度は1996年から導入された。旧民主党もそのときにできた。2009年に初めて1回の選挙で第一党が入れ替わった。国民が自分の意思で政権を選んだのはこれが初めてだ。

2012年は民主党からすれば下野したことになるが、国民側から言えば、自民党政権を選んだことになる。2017年9月27、28、29の3日間は政権交代が起きるかもしれないし、少なくても安倍退陣の可能性が高いとみんなが思った。国民に主権の権利行使の機会を一瞬果たしかけた。しかし、結果的にはそういうふうにはならなかった。

今回の総選挙では民進党は届出政党にならなかったが、立憲民主党と希望の党を合算すると2076万票となり、自民党の1855万票を221万票も上回った。しかし、志は良かったが、詰めが甘かった。「国民が政府を選択できる」ということでなければ健全な民主主義は維持できない。

総選挙は4年以内にやってくる。そのときに政権を選択していただける構図にもっていけるかどうか。これが私の仕事だ。

保守とリベラルは対立概念ではない。しかし、永田町やマスコミにおいては単純化されて、対立構造として使われており、これを乗り越えないとわれわれの連携にとってもハードルになるのではないか。

これは総理のみならず、関係者すべての考えていただく機会を提供した。保守は伝統や慣習を守るという概念で、改革とは相反する概念だ。さわさりながら、大切なものを守った折には改革にも取り組まなければならない。維持するための改革、保守するための改革を持ち出した。

一方、リベラルは本来は自由主義。個人の自由、自己責任を原則とする概念だ。社会保障や社会的弱者の救済はストレートの出てこなかったが、個人の自由を守るためにはその当事者の責任では無い理由で自己実現が阻まれている状況はまずい。そうした自由を守るためには政府が積極的に手を差し伸べるべきだとの思想に発展し、日本ではこれをリベラルと言っている。

保守とリベラルは対立概念ではなく、保守にとってどのような貧困は保守という考え方を守るために手を差し伸べても改革をするべきものなのか。リベラルにとってもどのような自由を守るために政府が手を差し伸べるべきか。

保守は好戦的でリベラルは平和的であるという概念も重大な間違いだ。何が正しいとか何が正義とかはソクラテス以来いまだに結論が出ていないというよりも定義ができない。だから熟議を尽くせば尽くすほどより良い結論に到達できるかもしれないので、議論を尽くせ。これが民主主義だ。

本当の対立軸は民主主義をより重んじる勢力か、民主主義をかなり軽く考えている勢力か。どっちに政府をお預けになるか。それを問うことが重大な対立軸ではないか。

 

会見場から日比谷公園をのぞくと、外は紅葉していた(前は千代田区立日比谷図書文化館)

とんかつ和幸光が丘IMA地下店

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 食/食堂/レストラン

2017/11/28  23:47


 

火曜は「ロースかつ」のセールの日

 

光が丘IMA(いま)は東京都練馬区光が丘にある区内最大規模の複合ショッピングセンター。そのIMAが1987年(昭和62年)以来開設30周年を迎えた。中央館地下1階の専門店街にはIMA設立前に光が丘に点在していた個人商店が並んでいる。

専門店街はLIVIN(リヴィン)光が丘店 とイオン練馬店の間に挟まれた格好で、開店時間がLIVIN、イオンと1時間差があり、これが結構不便で、朝早く買い物にきた人たちは結構戸惑う客が多い。今朝もそうだった。

そんな中で、専門店街の中になるとんかつ和幸光が丘IMA地下店は朝から客が行列をしている。専門店街の活性化策に手を貸して「ロースカツ限定1000枚」を火曜セールにしているからだ。いくら安いのかは確認しなかった。

 

朝からこんな感じが続きます

 

これが午前10時半くらいの時間帯。結構並んでいる。3階にもレストランがあり、そこで揚げたものを運んでくる。初めての人も驚き、驚いた人が次は並び、相乗効果で客が増えている。

それにしても、会社勤めしていたときに和幸はよく利用した。一緒に食べた友人は故人となった。そんなことを思い出した。

歌う「ボイスエクササイズ」

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 高齢者/福祉/街づくり

2017/11/27  22:46


 

歌うボイスエクササイズ

 

ジェクサー・フィトネス&スパ新宿店に通い始めてそろそろ3年近い。その前はオアシス歌舞伎町店だった。ジェクサーができて、通うのにこちらのほうが便利なので代わった。

最初はプール専門だった。しかし、時間に余裕ができたこともあって、フィジカルを鍛えるマシンが幾つも揃っている3階に通い出した。

トレーニングの目的は筋力アップ。というか、硬すぎる体を柔らかくし、衰えている足腰をもう少し動くように鍛えたい。ストレッチを20分ほど行い、下半身を強化するマシントレーニングを20分ほど実行している。それが終わると、ペダリングを30分開始する。足を蹴るランニングマシンに挑戦したい。いずれも10月から始めた。

トレーニングは3カ月で一応の効果が表れてくる。ストレッチ→マシン→有酸素運動を1時間30分続けている。電車の上りエスカレーターも今は階段に切り換えた。一度、パーソナルトレーニングを体験的に受けた。体の硬さがひどかった。

高齢者になって人ともさほど話さないとなると、口そのものも声が出なくなってきた。そんなときに、3階のスタジオで「歌う ボイスエクササイズ」をやっていた。口のエクササイズ、口の筋トレだという。

 

 

体幹とは体の芯。身体の一番奥にある筋肉(インナーマッスル)で、背骨に直接付着している筋肉(大腰筋、多裂筋、腹横筋)のことを指す。インナーマッスルは外から触れられない部分だが、1つだけ触れられる個所がある。それがEスポット(Exercise Spot)だ。

このEスポットを普段から意識することが大切だと日本初のボイス・エクササイズ・トレーナーのENIWA氏は強調する。2015年2月には経済産業省推奨の健康プログラム「アクティブレジャー」に認定された。「好きなことで健康づくり」を実現する新しい健康運動サービスだ。

このENIWA氏は歌うことでEスポットを鍛える「Eスポット歌唱法」を提唱している。よく分からないが、少しやってみようかなと思っている。

平林寺で紅葉見物

カテゴリー: 動物園/植物園, 桜/さくら/花見, 登山/山歩き/ハイキング, 花/木/樹

2017/11/25  21:34


 

総門を入ってすぐ左に紅葉があり、多くの人がカメラを構えていた

 

これは山門だ

 

本堂右にあった樹齢500年の高野槙(こうやまき)

 

平林寺境内林散策マップ

 

平林寺は5年ぶりだった。お目当ては紅葉で、周囲は大混雑だった。天候も暖かで、こんなにすばらしい紅葉は初めてだった。京都には永観堂、高山寺、東寺などすばらしいスポットが多いが、どこもかしこも人工的だ。

平林寺は1375年にさいたま市岩槻区に創建され、荒廃を繰り返しながら、1663年には川越藩主・松平伊豆守信綱の遺言により、現在の野火止に移された。

 

これは美しい!

 

まだ紅葉しない葉っぱに光が射す

 

さまざまな色が重なり合うこの1本は実にすばらしかった

 

この緑もいずれ紅葉するのだろうか?

 

少し歩く目の先が輝いて見えた

 

どう見ても柿の実がなっている?!

 

とにかく華やかで・・・

 

色の交錯の中に青空が・・・

 

先生が「ここがポイントだよ」

 

とにかく広い平林寺境内林

 

これぞ紅葉

 

こんな道を歩きます

 

こんな環境で眠れたら

 

竹林と紅葉

 

起点に戻ってきたらまだ多くの人が・・

 

古来より水源の乏しかった武蔵野は一面ススキ野原の広がる風景だったが、江戸時代に野火止用水や玉川上水を引いたことで、一帯はめざましい発展を遂げ、人口増加に伴い、暮らしを支える燃料や肥料となる雑木林が形成され、武蔵野は水と林のある風景へと変わって行った。

1968年(昭和43年)には平林寺境内林は武蔵野の風情を広くとどめる文化財として、国の天然記念物に指定された。後年の追加指定も合わせて、現在はおよそ東京ドーム9個分の43ヘクタールとなっている。

平林寺に残された自然と文化の資産である雑木林を再生し、後世へ受け継いでいくために、2014年度(平成26年度)より文化庁、埼玉県、新座市との連携のもと、境内雑木林の整備保全事業が進められている。

 

近くの「たけ山」でうどんをいただく

 

紅葉見物後、お腹が減って、手延べうどん「たけ山」で食事した。昔と同じだったが、来年1~2月にリニューアルするという。

サウジ、ムハンマド皇太子に権力集中

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事, 資源/エネルギー/環境

2017/11/24  22:32


 

WTI原油価格の推移(月次)世界経済のネタ帳から

 

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の佐藤隆一中東事務所長は11月24日都内で開いた会合で、2017年度第7回石油天然ガス最新動向のブリーフィングを行った。湾岸産油国はVAT等痛みを伴う改革を模索している一方、人口の多いサウジアラビアはムハンマド皇太子への権力集中を進める。近く改革の成果が問われるところだ。

原油価格の下落は2014年以降、過去2年間続いている。14年後半はバレル当たり100ドルを超えていたものの、16年2月には同30ドルを割り込んだ。現在は58ドル前後で推移し、今後もさほど高くない水準が続く見通しが高まっている。

石油輸出国機構(OPEC)は高生産姿勢を崩さず、米シェールの高い持久力などを背景に今の状態が今後も続く見通しが高まっている。

国際通貨基金(IMF)によると、サウジアラビアの財政収支が赤字に転落しないために必要な石油価格は70ドル、アラブ首長国連邦(UAE)60ドル、クウェートとカタールは50ドルと推定されている。これ以上下がると、サウジの財政収支は赤字になるというレベルだ。

ぜいたくな財政支出を減らすことも可能だし、赤字国債を発行することもできる。また税金をとることもできる。基準自体が極めて緩い。多くの湾岸協力会議(GCC)諸国では14年から赤字が続いている。

サウジは政府系ファンド(Sovereign Wealth Funds=SWFの運営するファンド)の外貨準備資産を取り崩したほか(7840億ドル→4850億ドル:約30兆円減)、国債等の発行による外部調達を行った。

また、サウジは公務員および軍人の給与削減を表明したものの、国民に配慮し中止した。王族への資金分配問題でも強硬な姿勢を表明した。

サウジではムハンマド皇太子への権力集中の流れが鮮明になっている。15年1月に経済開発問題会議議長、15年4月にサウジアラムコ最高会議議長、17年6月には政治安全保障問題会議議長に就任した。同年11月4日には反汚職委員会を設立し、議長にもなった。同日、唯一対抗し得るムトイブ王子・国家警備隊長ら11人の王族を含む201人を拘束した。

一方で、イエメン紛争介入やカタール断交、武器購入などを続けており、財政圧迫要因は多い。レバノンのハリリ首相が辞任を発表したのもムハンマド皇太子の関与が指摘されている。

 

昨年完成したADNOC本社ビル

 

湾岸諸国ではUAEが先頭を切って付加価値税(VAT)を導入し始めた。ADNOC初の社債を17年11月に30億ドル発行したほか、ガソリンスタンド部門のIPOも行い、資金を調達した。

ADNOCは戦略的な体制でコスト削減と技術導入を実行。石油化学・マーケットも重視し、新社風は「もはやサンタクロースではない」と強調した。

好天のJA農業祭

カテゴリー: 祭り/フェスティバル, 農業/農地/農政

2017/11/19  17:23


 

黄葉した夏雲公園から光が丘駅につづくイチョウ並木

 

1時間並んで2つ買いました

 

JA東京あおば石神井地区女性部による舞踏

 

前日に続いてJA農業祭に行った。やはり雨より晴れたほうがいい。日曜は朝からよく晴れた。それでも日差しが雲に隠れると、気温は急降下した。結局、1時間ほど並んで田舎まんじゅう(1パック3個入り200円)を2パック買った。割りに合わないものの、まんじゅうが食べたかった。子どもみたい。

農園芸畜産物品評会の作品は展示後即売される。野菜もさることながら、花・植木が欲しかった。整理券をもらいたかったが、朝10時に行く気分にはなれなかった。根性が足りない。結局、整理券を持たない列に並んだ。

パンジーと葉ボタンを買った。パンジーはこの時期に植えて、来年5月一杯まで咲く。品評会だから、育ちが違う。

この日はずっと並んでばかりいた。メインステージはほとんど見なかった。帰りしなにちょっとのぞいたら、JA東京あおば石神井地区女性部が舞踏を演舞していた。

雨のJA農業祭

カテゴリー: 祭り/フェスティバル, 農業/農地/農政

2017/11/18  19:42


 

今年の農業祭は雨だった

 

宝船

 

JA東京あおば農業祭も今年で第20回。都立光が丘公園けやき広場で始まった。残念ながら雨で始まり、参加者は少なく、可哀想だった。雨だけはどうにもならない。明日に期待するしかない。

会場には多くのテントが張られている。どういう選択で出展しているのか分からないが、JA関係が中心だ。JAおきなわ、JA栗っ子、JAグループ山梨、JAながのみゆき、JAしおざわ、JAやつしろ、JAところ、JA岩手ふるさとの8団体。

ほかは養蜂、漬け物、わさび、製茶、練馬野菜餃子、味噌、ホテルカデンツァ光が丘、花き、練馬大根などを取りそろえた。消防署と警察署、聴導犬推進協会のテントもあった。

餅つき実演が行われるほか、からみ餅配布や田舎まんじゅう販売も実施される。例年、からみ餅を口にほおばりながら、田舎まんじゅうの列に並ぶ。今日は午後3時すぎに行ったので、終わっていた。農園芸畜産物品評会も行われ、明日午後1時から即売される。また、宝船のお宝分けは同午後3時から。

リンゴやキャベツや大根、漬け物などを買った。明日は晴れてほしい。

輸出振興、6次産業化が重要=斎藤農水相

カテゴリー: 会見メモ, 農業/農地/農政

2017/11/15  21:26


 

スピーチする斎藤健農水相

 

ゲスト:斎藤健(さいとう・けん)農林水産大臣
テーマ:農林行政

 

斎藤健農水相が会見した。通産官僚出身の農水相は異例だが、自民党農林部会長、農水副大臣を2年ずつ経験し、「これから仕上げの時期に入る。4年間の総括のつもりで話したい」と語った。人口減少に直面する日本農業の振興策として、輸出振興と6次産業化を含めた付加価値増大の2点が重要だと指摘した。「生産現場だけを見る農政はもうダメ。消費者への視点も大切だ」と強調した。

・バックグランドとしては通産官僚だった。23年間勤めた。経済産業省時代から人事の希望として「困難な仕事」としか書かなかったものの、自民党が野に下ったときに初当選だった5年生以下の議員に希望調書が回ってきた。そのときも「困難な仕事」と書いた。

・高市早苗政調会長から突然携帯に電話が来た。「斎藤さんには農林部会長をお願いする」。さすがに「農林部会長ですか?」「そうです。だって貴方、『困難な仕事』って書いたでしょう」。「即答をせざるを得なかった」

・いろいろ武断も含めて聞かされていた元通産官僚が農林部会長になるのは空前(過去に例のないこと)のできごと。これからの農政は従来型の発想だけではいけない。新しい発想を農政の分野に取り込んでいかないと、新しい展開はできない。そういう意識が働いたのではないか。

・当時の林芳正農水相も農林族ではなく、政府、党を含めて農林関係議員ではない。自民党が政権取り戻してからの政権の展開はこうなってきた。

・農林部会長として気付いたのは日本の農業のこれからは本当に大変だということだ。「産業としての農業は大きな曲がり角にある」。1にも2にも人口が減る。毎年20数万人だが、80万人と加速度が付く。人が減っていけば、当然マーケットが縮小していく。それが毎年、毎年確実に起こってくる。口が減っていくのは今後の農業にいかに深刻な影響を及ぼしていくか。すぐ理解できた。これをどうしていくか。これが最大の課題になっていく。

・一方で、日本の農業はそうは言っても成長の余力がものすごくある産業だということも同時に気付いた。単純な話だが、日本の周辺や世界は人口は増え、お金持ちもどんどん増えている。しかも日本食がブーム。日本の農産物に対する評価は高い。ここを攻めていく。国内のマーケットが縮小するならば、海外のマーケットを取りに行く。生き残りのための重要な政策だ。

・今までは生産分野で利益を上げていたが、これを生産分野から出ていって流通・加工での付加価値を上げていく。6次産業化。輸出振興と付加価値増大で、これから毎年毎年人口が減っていく状況を対応していくしかない。

・特に日本の農業ほど、これから海外での可能性を強く感じさせる産業はそうはないと感じた。アメリカのイチゴはレモンと言う。一定のシェアはとれる。牛肉の輸出は5割増えた。イチゴも6割、日本茶も3割くらい増えた。ようやく日本のポテンシャルが評価され始めた。まだまだ増える。

・若い人たちの挑戦しているのも事実だ。米の生産調整も来年から国よる配分調整を行わない。自主的にやっている若者がどんどん出てきている。香港で2人で「おにぎり屋」をやっている。2020年には200店舗体制。工場も建設中だ。年間4000~4500トン使用する。日本の食べる米の輸出は年間1万トン。日本全国で1万トンしか輸出ができていない。リスクを取って海外に出て行こうとす人たちを強く応援していきたい。

・日本がこれからも成長を続けようと思えば、これから伸びていくアジア・太平洋地域のエネルギーを吸収をしていく。こういう展開が極めて重要だ。成長率優先主義でやりやすくなるように努力していくのは重要な政策だ。

・一方で、オーストラリアと経済連携協定(EPA)を結んだ。農産物の自由化の急先鋒な国と締結した。欧州連合(EU)とも大枠合意に達し、TPP11も大筋合意した。ただ単に日本農業を守るだけではなく、どう折り合いを付けるかが重要だ。何とか折り合いを付けれたと思っている。確かにフランスのチーズは強いが、日本のチーズをフランスに上陸させる気概でやるのも大事だ。通商交渉と農業基盤の維持・強化を両立させていきたい

公園に「居酒屋」

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ, 桜/さくら/花見, 祭り/フェスティバル

2017/11/12  21:12


 

東京の酒で乾杯

 

あまりにいい天気だったので、光が丘公園に散歩に出た。自転車だ。JA祭かと思ったら、東京の酒&酒器フェアだった。公園の中に居酒屋をどんと持ってきたようなものだ。

雨が降ってもいいように、テントが張ってあった。結構広く、大勢の人で賑わっていた。どぶろくを飲んだ。アデンをつまんだ。こういうイベントではどうもお金を使ってしまう。使わせようという魂胆に乗ったようなものだが、仕方がない。

 

・・フリマの写真はうまく撮れなかったもので・・・・

 

図書館前ではフリーマーケットが開かれていた。リサイクル推進友の会(世田谷区駒沢)が中心になっている。一般手持出店で2000円のテラ銭がいるらしい。ずいぶん繁盛していた。

 

紅葉はいまいち

 

公園には多くの人が出ていた。どうも今年の紅葉は今一つ物足りない。イチョウの黄葉も今一だった。今年の夏は雨が多く、それを反映したものらしい。

おいしさとは何か?

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会, 農業/農地/農政

2017/11/11  23:50


 

農学部一条ホール前の立て看

 

東京大学農学部の第53回公開セミナーが11日午後1時30分から、同学部一条ホールで開催された。応用生命化学専攻の東原和成(とうはら・かずしげ)教授が「いい香り、不快な匂い、何が違う?」、同三坂巧(みさか・たくみ)教授が「おいしさとは何か?」、応用動物科学専攻の竹内ゆかり教授が「暮らしに役立つ!?ほ乳類フェロモン」について話した。

・食品を摂取すると、知らず知らずのうちに色々な感覚が活性化される。食品からは様々な情報が入力される。これに呼応し、五感を始めとする種々の感覚を感知し、総合的に食品の価値を判断している。

・「おいしい」と思う過程を明らかにしたい。なぜ我々が肉がおいしいのか、乳がおいしいのか、ケーキがおしいのか。何でおいしいと感じるのか。これが我々の研究テーマ。

・我々の舌の上には「味蕾」(みらい)という味を感じる器官が存在している。味蕾は味細胞と呼ばれる細胞で構成されており、この細胞が食品の味を感じている。口腔内には甘味、苦味、塩味、酸味、旨味の5種類の味細胞が存在する。

・普段食べている食品には技術が盛りだくさん。瓶詰め、缶詰、レトルト。スーパーの常温コーナーに置かれている。冷凍・冷蔵しなくても日持ちがするのは適切に加熱滅菌処理をして菌が死んでいるからだ。びんやかんはナポレオン時代に発見されたが、レトルトは1968年にボンカレーが最初。軽くて丈夫で長持ちする。

・カット野菜もそう。家庭でキャベツを刻んで袋に入れると、すぐに黒くなって腐る。メーカーのカット野菜は数日間日持ちしておいしさはそのままだ。きれいに塩素で洗って店頭においたが、最近は紫外線と保存水を利用する。水で洗わなくてもいい。洗浄の方法が変わった。いずれにしろ、きれいに洗って数日間長持ちする。しかも数種類混ぜて売るから売れて売れて仕方がない。もうかって仕方がない。

・明治の「おいしい牛乳」。ちゃんと根拠がある。加熱殺菌するが、酸化する。牛乳は乳脂肪があるので酸化をすると嫌な匂い物質が出てくる。匂い物質が出ると、まずいと感じるので、加熱殺菌する前に酸素を減らす。酸素を減らした状態で加熱殺菌すると、酸化が抑えられて、嫌な匂いが少なくなる。だからおいしい。1~2日経つと、匂いが少ないので、しばらくおいしい。プラス50円なので価値があるのでなかなか売れない。技術が入ってきちっとおいしい。

・自分が食べられるかどうかを「味」を使って判断するために、何を食べるかを決めるという意味ですべての生き物は「味」を感じている。脊椎動物は似通った仕組み。虫は別の仕組みを持っている。食べていいものを判断するために味覚を持っていて、必要な感覚だということも言える。

・匂いは数十万種類あると言ったが、味は5種類。砂糖を口に入れると甘い味がする。世界共通だ。レモンや酢を口に入れると酸っぱい。食塩は塩っぱい味。野菜の苦味は苦い。この4つの味は古くから別の味で、独立の味として認識されていた。アミノ酸の味である旨味は欧米では認知されていなかったが、2000年に入ってセンサーが見つかって国際的に認知された。

・甘味。糖類。エネルギーになる。甘い味はエネルギーになるので食べていい味。アミノ酸が示す旨味はたんぱく質が分解したもので、これも食べていい。果物くらいの弱い酸味はエネルギーになるので食べるが、強い酸味は腐っているシグナル。塩に関してはミネラル補給しなければならない。味噌汁くらいの塩味は食べるが、海の水くらい濃いとナトリウム取り過ぎ、ノー。苦味は一般的にノー。甘味、弱い酸味、弱い塩味は積極的に食べる。強い酸味、強い苦味はNG。動物はたべていいかを判断するために5種類の味をフル動員しながら、食べられないものは吐き出す。

・味を感じる入り口の「味覚受容体」が2000年に米国人によって開発された。2000年以降に入り口に位置する受容体の正体が分かった。これに伴い人間の評価システムも進化した。舌の上に味細胞という味を感じる細胞を持っていて、これで味を感じる。舌の上で味を感じる細胞は非常に少ない。先端にぱらぱら、奥のほうにちょっと集まっている。わずかしかない受容体は神経を伝わって脳にいって味として認識している。こうした仕組みが分かったのもつい最近だ。