2016年7月 のアーカイブ

高松町会盆踊り大会

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ

2016/07/23  23:20


 

どんより曇った空の下で

どんより曇った空の下で

 

この人たちの志のおかげで

この人たちの志のおかげで

 

東京・練馬区高松町会の2016年盆踊り大会が7月23、24日、高松中央公園で開催された。まだ梅雨が明けておらず、空はどんより曇っていた。

前日までは雨が降って開催が危ぶまれたが、どういうわけかこの日は天気も何とかもってくれた。不思議なものだ。高松の夏はこの盆踊りで始まる。子ども達にとっては夏休み入り最初のイベントだ。

『世界を変えた薬の歴史』

カテゴリー: 科学/技術/イノベーション, 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2016/07/20  23:50


 

日比谷図書文化館HPから

日比谷図書文化館HPから

 

「医薬品は、人類の歴史が始まる以前から我々のかたわらにあり、多くの人々を病の苦しみから救ってきた。一方で、医薬は使い方を誤れば害毒となる。医薬は歴史にプラスマイナスの両面で大きな影響を与えてきた」

「イエズス会の宣教師たちが、マラリアを癒やす不思議な木に出会っていなかったら、もしマゼランやコロンブスがビタミンCを知っていたら、もしモルヒネの分子が少しでも違った構造であったなら-、間違いなく、世界地図は今と全く違うものになっていたでしょう」(日比谷図書文化館日比谷カレッジ講座案内」

講師は国内製薬企業で医薬品研究に携わるかたわら、ウェブサイト「有機化学美術館」を立ち上げて化学に関する情報を発信。2007年に退職し、サイエンスライターとして独立した佐藤健太郎氏。

 

 

 

強権化するトルコ・エルドアン政権

カテゴリー: 会見メモ, 政治/外交/国際/軍事

  17:53


 

会見するメリチ・トルコ大使

会見するメリチ・トルコ大使

 

ゲスト:アフメト・ビュレント・メリチ駐日トルコ大使
テーマ:クーデター未遂事件
2016年7月20日@日本記者クラブ

 

どこの国にも国内事情があるのだろうが、15日夜に発生したトルコ軍の一部によるクーデター未遂事件と、その後の政権側の強権発動は日本人の感覚からみれば、とても理解できないことだらけだ。

エルドアン大統領は20日夜、クーデター未遂事件を受けて3カ月間の非常事態を宣言。反政権勢力の大規模な排除に乗り出した。エルドアン大統領の政敵で、米国に住むイスラム教指導者ギュレン氏がクーデター未遂事件に関与したと断定し、「テロ組織に関係する者を全て排除する」構えだ。

クーデターを起こした軍人らを拘束するのはまだしも、国家教育省はギュレン氏を支持する2万2000人の教員らを解任、私立の教育機関で教える2万1000人の免許取り消しも決めたと報じられている。

それにしてもやり方があまりにも強権的だ。独裁者そのものだ。「表向きの理由はギュレン氏支持者の排除だが、政権の意に沿わない世俗派やリベラル派勢力にまで弾圧が及んでいる可能性が高い」(日経21日付夕刊一面)という。

ギュレン氏は1999年から米国で事実上の亡命生活を送っている。しかし、トルコ全土でエリートを養成するための私塾を展開し、国家機関の中枢に支持者を送り込んできた。傘下の有力企業も多く、支持者の数は国内で100万人以上に上ると言われる。

一方、ギュレン氏はエルドアン氏が創設した公正発展党(AKP)が2002年に政権を獲得した当時は、政権運営の人材を提供するなど協力関係にあった。捜査当局内部のギュレン系が13年に政権中枢の汚職疑惑の捜査に乗り出したことで両者の亀裂が決定的になり、エルドアン氏はギュレン氏に近い企業の接収など弾圧を強めていたとされる。

エルドアン氏はギュレン系をテロ組織と断定しているが、要は政敵だ。政敵を排除するために国家権力を利用しており、外から見れば強権発動、権力乱用としか思えない。メディア規制も強化している。

メリチ駐日トルコ大使は会見でトルコ政府の立場を説明するために開かれたが、トルコ政府側の強権姿勢ぶりが突出した印象を強く抱いた。大使はクーデター未遂事件について、「明らかにギュレン氏の企てだ。関わりの深い学校や教会が日本にもあり、日本政府に活動停止を求めている」と述べた。そこまでやるかと思った。

トルコに関しては親近感を抱いていたが、そうした印象ががらりと変わった。首相時代からエルドアン氏の強権ぶりは目立っていたが、今回の事件で決定的になった。

トルコはシリア難民対策やイスラム国(IS)対応で重要な鍵を握る国だ。英国がEU離脱決定で世界にショックを与えたばかり。フランスやドイツ、バングラシュでもテロが頻発し、今度はトルコがおかしくなった。米国では乱暴な独裁者的大統領候補がメキシコとの間に壁を築くと正式に表明した。

世界は不安定と混迷と保護主義の時代に突入しつつある。みんなが勝手に自分の立場を主張し始めた。協調も何もあったものではない。

 

第10回よさこい光が丘

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ

2016/07/17  20:54


 

ステージ

熱気が炸裂するステージ

 

東京練馬・光が丘に夏が来た。夏の訪れを告げるイベントとして定着したのがよさこい光が丘。今年は第10回目を迎えた。転勤で東京にいない間に始まった。梅雨はまだ明けていないが、どういうわけか、前日までの雨が上がり、3連休は蒸し暑い夏になった。

ちょっとのぞくつもりが見ているといつの間にか踊り子たちの熱気がこちらに乗り移り、声援を送っていた。演舞する方はもちろん汗だくだが、見ているほうも熱が入る。

ステージの演舞もさることながら、動きという面ではパレードのほうが迫力があるし、動きも自由だ。年々、出場チームが増え、今年は66チーム。ひいきのチームも出てきた。

とにかく、レベルは年々上がっている。見る方もかなり真剣にならざるを得ない。それにしても疲れました。

 

朝霞施華

朝霞施華

 

白縫(しらぬい)

白縫(しらぬい)

 

芸術性を漂わせる「おどりんちゅ」

芸術性を漂わせる「おどりんちゅ」

 

扇弌門

あでやかな「扇弌門」

 

所沢風炎神伝~雅~

所沢風炎神伝~雅~

 

 

AZUKI

AZUKI

 

dance company REIKA組

dance company REIKA組

 

とにかく数が多い早稲田大学東京花火

とにかく数が多い早稲田大学東京花火

 

TOKYO PHANTOM ORCHESTRA

TOKYO PHANTOM ORCHESTRA

『日本-喪失と再起の物語』(下)

カテゴリー: Books

  09:01


 

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書名:『日本-喪失と再起の物語』(下)黒船、敗戦、そして3.11
著者:ディヴィッド・ピリング(英フィナンシャル・タイムズ紙アジア編集長)
訳者:仲達志(翻訳家)
出版社:早川書房(2014年10月25日初版発行)

 

下巻も上巻同様、あるいはそれ以上に興味深く読んだ。原文は英語だが、日本語訳も見事に翻訳されており、うなった。どの章も含蓄があるものの、第6部「津波のあとで」に収められている第15章「市民たち-新たなる社会の胎動」は共感した。

著者は「もはやあらゆる面で、政府は信用を失っていたと言った方がいいかもしれない。国民はすでに従来の政治システムに不信感を抱くようになって久しかったが、震災後の政治家たちの仕事ぶりを見て、ますます失望感を深めた。それは、日本の国民は、実は彼らの上に立つ指導者層よりも有能で頼りになるのではないかという、かなり前から水面下で取りざたされていた考えを助長した。日本が抱える問題の多くは、政治家たちのいない所で取り組んだ方がいい解決策が導けるのではないかというわけだ」とした上、「かつては決して判断を誤らない、経済的奇跡の後見人と見なされた官僚への信頼も失墜した。あまりにも多くの役人たちが無能さと不誠実さを露呈し、国民はその両方に激しく失望すると同時に、急速に忍耐の限界に近づいていた」と指摘。

2009年に民主党が政権の座に就いたものの、わずか3年で政権を手離した。「国民にとって失望の対象は民主党だけではなかった。政治家全般に対する大きな失望感が全国に広がっていたのである。過去数十年にわたって少しずつ明確な形を取り始めた1つの考えが、政府の津波被害への対応によって確信を持って語られるようになった。朝日新聞の論説委員(当時)を務める三浦俊章は、それを次のよに表現してみせた。『日本人は個人としてはそれぞれ驚異的な力を発揮したと思いますが、1つの集団としては混乱の極みにありました』。日本は弱い個人の集まりだが、集団的には強さを発揮すると考えられることが多いと三浦は言った。しかし、実際にはまさにその正反対のことが起きていたのであると。結局、津波は、日本が強い個人と弱い政府の国であることを際立たせたのだった」。

「日本の国民は『リーダーなしでもやっていく』方法、つまり自らを組織化する方法を複数のやり方を通じて学びつつあった。日本人にはこれまで受動的で社会的序列をあまりにも尊重しすぎるという評判が付きまとっていたし、それは必ずしも不当な評価とは言えなかった。ところが、その日本国民の間で、ゆっくりと、だが着実なペースで、『市民社会』が形成されつつあるようなのである。それはまた、社会的現実の変化を国民が理解し、対応しようとしていることの表れでもあった」と指摘した。

著者は、鳩山が2009年に行った所信表明演説で有権者を「市民」と呼んだことを引き合いに出し、同志社大学の浜矩子は、「国民とは国に属する人々」、「社員は会社に属する人々」だが、「市民は自分以外の誰にも属さない」とし、「国や企業の支配を受ける人々の中から、徐々に市民が姿を現しつつある」と主張していると書いた。

「あらゆる階層や職業の人々の間で、自分の運命は自分で切り開こうとする兆候が現れ始めていた」とし、1995年の阪神・淡路大震災で元年と言われたボランティア活動がまざましい発展を遂げ、2011年にはより「新たなレベルのプロ意識、組織力、社会的正当性、そして制度化に到達した」ことを一例に挙げた。

「本書は英語圏の読者に対して、日本の真の姿を伝えるために書かれた本である。著者は、この国が歴史的に何度も大きな危機に直面しながら、驚くべき強靱さと回復力を発揮してきた事実を検証し、『失われた20年』の意外な実像にも迫っていく。東日本大震災についても、日本が『喪失と再起』を経験してきた一番最近の例としてかなりのページを割いている」(訳者あとがき)。

「本書を手にする読者は、著者の鋭い観察眼と巧みな語り口、それにイギリス流の乾いたユーモアに魅了され、時間を忘れてぐいぐいと引き込まれていく」(同)。とにかく普通に読んで面白い。「しかも、読み進めていくうちに、自然と日本に対する理解が深まるような仕掛けがそこかしこにちりばめられている。それは漫然と日常を送っていれば、この国の人間でさえ容易にたどり着けない到達点かもしれない」(同)。

ジャーナリストならこんな本を一生のうちに1冊でいいから書いてみたいと思うはずだ。自分のジャーナリスト人生のすべてを凝縮させ、発酵させた成果物だ。良くも悪くもジャーナリストとしての仕事の総決算だから、評価が高くても低くてもそれを引き受けなければならない。それはきついことだが、日本および日本人の喪失と再起の物語は著者にあえてそれに挑戦したくなる気持ちを起こさせたということだろう。

著者もそういう気持ちにならなければ、これほどの著作を生み出すことは不可能だ。そういう気持ちになるというのは大変なことだ。ジャーナリストの端くれの1人として、こういう大きなテーマに久しく挑戦していないことを思い出した。問題意識が劣化しているせいにちがいない。頑張らなくちゃ。

 

 

目黒「とんき」再々々々々訪

カテゴリー: 食/食堂/レストラン

2016/07/15  23:50


 

 

コロモがきつね色のヒレカツをいただいた

コロモがきつね色のヒレカツをいただいた

 

店内はこんな風景

店内はこんな風景

 

東急目黒線大岡山でセミナーに参加した帰路、目黒駅で若い友人と待ち合わせ、「とんき」でヒレカツ定食を食べた。6年ぶりだった。

40年ほど前に、現在小樽在住の友人に連れて行ってもらったのが最初だが、これまでに来たのは6回ほどしかない。10年に一度くらいの割だ。都内に住んでいるので来ようと思えばいつでも来れるが、それではあまり有り難みがない。やはり何か特別なハレの日に来ないと面白くない。

たまたま近くでセミナーがあり、その友人も出席予定だった。しかし、仕事で急に来れなくなり、セミナーが終わった時間帯に目黒で打ち合わせをすることになった。そこで私が半ば強引にとんきに引っ張って行った。

広いカウンターはいつものように席が埋まっていた。後ろで待つ客もかなりいた。我々も20分ほど待った。見渡たすと外国人の姿もあった。外国人にもどうやら人気があるらしい。

どうも2005年9月6日に2度目に行っている。当時はデジカメを持っていなかった。スマホもなかった。だから写真なし。

新素材「セルロースナノファイバー」~産業資材は裏山から~

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会, 資源/エネルギー/環境

  23:12


 

東工大の同窓会館だった

蔵前会館は東工大の同窓会館だった

 

一般社団法人「蔵前工業會」(東京工業大学同窓会)主催の「バイオマスセミナー」が東工大蔵前会館(目黒区大岡山2)で行われた。東工大は行ったことがなかったので興味もあった。

東急目黒線大岡山駅を降りると、目の前がキャンパスだった。その近くにスマートな会館もあった。駅周辺とキャンパスが渾然一体になっていた。街とキャンパスが融合しているケースはあるが、駅と溶け合っている大学というのは初めてだった。

 

講演後の質疑に答える京大の矢野浩之教授

講演後の質疑に答える京大の矢野浩之教授

 

この日のテーマは新素材「セルロースナノファイバー」(CNF)。CNFは、樹木や竹などに含まれる植物繊維をナノレベルまで細かく解きほぐした超極細繊維。CNF材料は、炭素繊維のように軽くて強いのみならず、透明材料にもなり、多方面での高機能製品の開発や実用化が進められている。

CNFは、樹木などの植物由来なので環境に優しく、国産資源が利用でき、再生可能でもある。次世代の新世代として各方面から注目されている。

CNF研究の第一人者が京都大学生存圏研究所の矢野浩之教授(生物機能材料分野)。今春、CNFについて取材した際、矢野教授の研究成果も紹介した。

そのお礼を言うつもりもあってセミナーに出席した。CNFの研究は現在、非常に盛り上がっているが、心配なのはその勢いがいつまで続くか。矢野教授に講演後そのことを尋ねると、「あと2年待って欲しい。必ず成果を出す。そうしないとせっかく盛り上がっているのに、CNFが社会から忘れられてしまう。それが怖い」と答えた。スピード感を求められているのは研究の世界も同じだ。

 

講演する日本製紙お河崎雅行CNF事業室長

講演する日本製紙の河崎雅行研究開発本部CNF事業推進室長

 

植物繊維(パルプ)を作るところまでを既に事業化しているのが製紙会社だ。京大などと連携して実用化に取り組んでいる。中でも日本製紙は先行しており、いち早くグループ会社の日本製紙クレシアが大人用紙おむつを製品化した。

南仏ニースでトラックテロ

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事

  22:05


 

今度は南仏ニースだった

今度は南仏ニースだった

 

80人超が死亡した

80人超が死亡した

 

フランス南部ニースで14日夜、海岸沿いの遊歩道にいた群衆にトラックが猛スピードで突っ込んだ。運転席の男と警官隊の間で銃撃戦となり、男は射殺された。犯人はニース在住のチュニジア出身の31歳の男だった。

現場となった「プロムナード・デ・ザングレ」(英国人の遊歩道)は最大の観光地で、花火を見るために多くの市民や観光客らが集まっていた。パリ検事局は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)との関連を含めて捜査しているという。

フランスでは15年1月に仏週刊紙「シャルリエブド」を狙う銃撃テロが発生して17人が死亡。同11月にはパリ同時テロが起き、130人が犠牲になった。イスラムの過激思想に感化された若者による犯行だった。警戒を深めていたさなかに、フランスで最も重要な休日である革命記念日に3度目の凶行が起きた。

世界はテロ事件が頻発している。昨年3月にはチュニジアで博物館襲撃事件(22人死亡)、今年3月にはブリュッセルの空港や地下鉄で連続テロ(32人死亡)、6月には米フロリダ州のナイトクラブで爆発と銃撃戦(44人死亡)、7月にはバングラデシュで飲食店が襲撃され、日本人を含む20人が殺された。イラクのバグダッドでも連続爆弾テロで292以上が亡くなった。

68歳誕生日

カテゴリー: 食/食堂/レストラン

2016/07/10  21:56


 

うな肝と骨

肝焼きと骨せん

 

地うなぎです

地うなぎ重です

 

68歳になった。誕生日だけは誰にでも平等にやってくる。望んでいなくても確実に巡ってくる。前期高齢者になってから4回目のバースデーが訪れた。全く嬉しくないものの、追い返すわけにもいかない。

どうせ来るのなら、それなりに祝福した方が気持ちがいい。いつ死ぬかも分からないのだから、食べられるときに、食べたい物を食べることにした。

久しく食べていないのはうなぎ。あまりに高くなったのでなかなか手が出ない。自宅から歩いていける「うなぎん」(練馬区高野台2)に行った。「地うなぎ重」(4500円)を奮発した。

店内に活鰻原産地保証書が貼ってあった。鹿児島県薩摩川内市平佐町の養鰻場で育成された国産うなぎ、だという。幸せをかみしめる。