2010年5月 のアーカイブ

お食い初め

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2010/05/30  23:51


 「小児が生まれて100日か120日目に初めて飯を食べさせる祝い事。実際には食べさせるまねだけをする」(広辞苑)。何でも初めが肝心である。やるべきことはしっかりやっておかなければならない。そのうちやろうとしても、大体がもうそういう気分にならないものだ。

 本日は初孫のお食い初め。自分のこどもの場合は親として実際に関与したはずだが、どこでどういうふうにやったのか覚えていない。人生は出生→就学(幼稚園・小学校・中学校・高校・大学)→就職→結婚→出産→などとイベントの繰り返し。実に忙しい。

 その人生でもお食い初めは生きる上で最も根源的な「食べる」最初の儀式。しっかり「食べられるか」どうかがその後の人生を左右する。嘘だか本当だか知らないが、「お食い初め」は食べることに困らないことを願ってやるのだという。これをやれば、一生食べることに困らないのなら、こんな結構なことはないのだが・・・。

・赤飯
・鯛
・煮物(筍、ニンジン、サトイモ、レンコン、ごぼう)
・歯固めの石
・りんごジュース
・お豆腐の白和え
・黒豆
・お吸い物

世界を知る力

カテゴリー: Books

2010/05/27  08:52


スギハラ・ダラー

カテゴリー: Books

2010/05/25  22:46


書名:『スギハラ・ダラー』
著者:手嶋龍一
出版社:新潮社(2010年2月25日発行)

歌舞伎そば開店

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2010/05/24  13:11


  歌舞伎座の建て替えに殉じて引っ越した名物そば屋「歌舞伎そば」が本日、すぐ裏手の路地に新装開店した。5月中旬開店と予告されていたので、1週間前に行ったが、まだ工事中。今日あたりは・・・と思って言ったら、ドンピシャリだった。

 前の店もそんなに広くはなかったが、キッチンがそれでもまだ広く、そばを茹でたり、かき揚げを揚げたり、盛り込んだりするおやじさんの身体運動を眺めているだけで楽しかった。今度の店は確かに旧店から近いが、居抜きで買ったようで、居酒屋を改造した店。キッチンが狭いという構造上の問題はいかんともしがたい。

 「ざるかき揚げ」が490円から470円に20円安くなっていたのに驚いた。隣のおじさんによれば、かき揚げは50円値上がったという。新価格は考えられているようだ。出てきたざるそばは柔らかかった。「今日からなんで、まだ慣れません。少しすれば慣れますから」とおやじさん。

 立ち食いそばの競争も激しい。「ゆでたろう」なら、かけそば一杯260円。しかも、昔ながらのそば切りでうまい。不況で小遣いを減らされたお父さんたちの昼飯は立ち食いそばで済ませる人が急増中だ。ランチタイムの小諸なぞ、ラッシュアワー並みの押し合いへし合いである。

 歌舞伎そばは確かにうまいが、値段設定はかなり高め。歌舞伎座の敷地内で雰囲気も嗅ぎながら食べられていたので付加価値が付いていた。すぐ裏手と言っても、それがなくなった。ひいき筋が初日から押しかけていたから、大丈夫だとは思うが、少し気になった。

日府展

カテゴリー: 絵画/彫刻/音楽

2010/05/22  17:32


 知人が会員の日府展の案内が届いたので出掛けた。毎年、上野の都立美術館で開催されていたが、大規模改修のため、今年の会場は京橋のギャラリー・クボタ。社団法人・日本画府主催で今年は第57回。1階から6階までの各階に展示され、洋画、彫塑、工芸、日本画など展示内容は多岐にわたった。

理想体重

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2010/05/21  23:53


 毎日のノルマ「ゆったりクロール1km」をこなした後、体重計に静かに乗ったら、「62.7kg」。このところ63kg台で低迷していたが、ほぼ1カ月半ぶりに63kgを割り込み、エクササイズ実行開始後最低体重を記録した。GWで10日も運動を休止したが、何とか記録更新した。

 昨年1月にスポーツクラブに入会。その時点では67kg台で、GW後には68kg台に悪化していた。最低血圧が下がらないこともあって、同年8月からは泳ぐ距離をそれまでの「750m」から「1000m」に延長。脂(中性脂肪)落としに精出した。

 今年4月実施の健康診断の結果がこのほど出た。それによると、標準体重(理想体重)は62.7。その理想を達成したことになる。何とも喜ばしい。2003年まで確認されていた脂肪肝が今年の検診結果から消えた。8年ぶりである。

 これまで窮屈で着れなくなった服が着れるようになるとか、体が軽くなるなど、減量効果を既に実感しているが、まさか理想体重にまで減量できるとは思っていなかった。現役を退き、時間的余裕ができたならばこそだとしても、やればできるものだという感慨を味わっている。

 逆にあんまり減量しすぎて、体力が落ちるのではないかと心配しなければならない。ある程度、歳を取ってくると、減量の結果、顔に皺ができて貧相になるという欠陥が浮かび上がってくることも初めて知った。スマートさを取り戻した半面、貫禄は失う。難しいものである。いずれにせよ、継続は力である。

上野~浅草ぶらぶら歩き

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き

2010/05/18  22:44


 15日(土)の午後、上野公園からかっぱ橋本通りを浅草まで歩いた。東京スカイツリーを眺めながら歩いた。キョロキョロしながら歩いていると、珍しいものにぶつかったりする。これが街歩きの楽しみである。ラーメン屋の看板が出ていたので店に入ろうとしたら、看板屋さんだった。

①上野公園の出店・長岡市栃尾の油揚げ


②合羽橋道具街

③曹源寺の河童大明神

④ワンちゃんも祭りに参加!

草取り

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2010/05/17  06:32


 外出するのは楽しいが、問題は家事(ハウスワーク)がおざなりになること。どうしても、楽なこと・楽しいことに引っ張られがちになるとしても、バランスを取らなければならない。週末の2日間のうち、せめて1日は家事に費やしたい。

 季節は陽春。緑が溢れている。小さな庭の花々は留守をしていたGW中に咲き誇り、丹波から戻ってみると、あらかた咲き終わっていた。中でも特大の花を咲かせるクレマチスを見れなかったのは残念だ。咲き始めと咲き終わりをちょこっと見ただけだった。

 ハナミズキも堂山ツツジも終わって、今はほぼグリーン一色だ。よく降った雨のせいで、草がよく伸びた。日曜日は午後から草取りに精出した。隣家に大幅にはみ出した裏庭のサザンカを剪定し、おごった南天の枝も切り落とした。

 途中、過日、新宿の土産市で買った「深蒸しやきそば」を作って、庭のテーブルで食べた。風が心地よく、ビールがうまかった。丹波に帰っても草取りは必須作業。花壇や前栽、前庭は手で草を引いた。家の周辺は義兄が草刈り機で刈ってくれた。東京でも手で草を引いた。

 どこへ行っても草取りしている。しかし、草取りの良い点は成果がはっきりと目に見えることである。結果が一目瞭然である。このささやかな達成感が意外と心地よいのだ。それにしても疲れた。

東京スカイツリー

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き

2010/05/15  16:10


①松が谷2丁目交差点から眺める(台東区)

 朝倉文夫コレクション展を鑑賞したあと、浅草に回ろうと、JR上野駅公園口から台東区の循環バス「めぐりん」に飛び乗った。三社祭り見物かたがた、いま話題沸騰中の東京スカイツリーを眺めて帰ろうと思ったからだ。ところが、ツリーはバスに乗ってすぐに目に飛び込んできた。2つ目の松が谷でバスを降り、かっぱ橋本通りを歩きながら、じっくり迫っていくことにした。

②合羽橋交差点から眺める(台東区)

③浅草六区の交差点から眺める(台東区)

④浅草寺前交差点から眺める(台東区)

⑤うんこビルの裏手から眺める(台東区)

⑥なりひらはしから眺める(墨田区)

⑦京成・業平橋駅そばのとうぶばしから眺める(墨田区)


⑧周囲から眺める(墨田区)



⑨けいせいばしから眺める(墨田区)

⑩京成・押上駅から眺める(墨田区)

 自立式電波塔としては世界1の634mの天空を目指す東京スカイツリー。見物したこの日の高さは368m。既に東京タワーを抜いて日本1にのし上った。まだ266mも伸びる。気が遠くなるようだ。人間は高いところに上るのが本当に好きだ。私も好きだ。

朝倉文夫コレクション展

カテゴリー: 絵画/彫刻/音楽

  15:36


 彫刻が好きで、機会を見つけて彫刻巡りをしている。なぜ彫刻が好きかというと、彫刻は自分の手で触ることができるからだ。絵は目で見るが、彫刻は触りながら鑑賞できるからだ。五感を総動員して、創作の秘密に接近できる。審美眼や芸術心の乏しい私にも少しは芸術を味わえる点が嬉しい。

 実際に作品に手を触れることのできる美術館は多くないが、それでも佐川美術館(滋賀県)は触ることができた。手で触ることができれば、作品との距離も縮まると信じるが、まだまだそれが許される美術館は少ない。絵画の写真を自由に撮れる美術館もある。ワシントンのナショナルギャラリーやニューヨークのメトロポリタン美術館などはそうだ。撮影禁止は作品保護の面もあるだろうが、この違いは何なのだろう。

 朝倉文夫コレクション展を東京芸術大学大学美術館(東京都台東区上野公園)で学芸員によるギャラリートークを聞きながら鑑賞した。彼の作品は住居兼アトリエの朝倉彫塑館(台東区谷中)で展示されているが、保存修復工事のため長期休館中の同館に代わって、作品の一部が公開された。これだけまとまった朝倉作品を見られる機会はこれまでほとんどなかったという。パート1は朝倉彫塑館所蔵作品、同2は動物を中心とした芸大コレクション。

 朝倉文夫(1883-1964)は明治16年に大分県大野郡池田村(現豊後大野市朝地町)で生まれた。渡辺要蔵・きみの3男で、8歳で朝倉家の養子となり、朝倉姓を名乗った。幼少時から囲碁、俳句をたしなみ、正岡子規に傾倒。弟子入りせんと明治35年上京したが、2日後に子規の訃報に接した。身を寄せていた実兄の彫塑家・渡辺長男宅で彫塑と出会い、翌年、東京美術学校へ入学。若くして文部省美術展覧会(文展)に入選、受賞を重ねて作家としての地盤を固めていく。その後、東京美術学校教授として教えた。

 朝倉作品は①裸婦などの芸術作品②大隈重信像、本因坊秀哉像、九代目團十郎像などの肖像彫刻③愛玩した猫などの動物―の3分野に大別される。

 朝倉文夫の仕事は「彫塑」(ちょうそ)で、彫刻とは違う。だからこそ、彼は自分のアトリエを「彫塑館」と名づけた。これまで彫刻も彫塑も同じものだと漠然と考えていたが、どうやら違うらしい。「彫刻」は木や石を外から掘っていくが、彫塑は粘土(土くれ)をこねて作り上げる。製法が全く異なるのだという。

 彫刻も彫塑も明治以降に作られた造語(翻訳語)で、彫刻という言葉は彫塑を含んだ言葉ともいわれる。立体芸術と呼べば、両方を包含するのかもしれない。朝倉文夫は自らを「彫塑家」と呼んだという。作家としては大きな違いだろうが、鑑賞する側からすれば、あまり変わらない。