2018年8月 のアーカイブ

『影法師』

カテゴリー: Books

2018/08/19  21:23


 

 

書名:「影法師」(Shadow)
著者:百田尚樹(ひゃくた・なおき)
出版社:講談社(2010年5月20日第1刷発行)

1956年大阪生まれ。同志社大学法学部在学中から「ラブアタック」(ABC)に出演し、常連だったが、5年目で中退。その後、放送作家となり、「探偵!ナイトスクープ」のチーフライターを25年にわたって務めたほか、「大発見!恐怖の法則」などの番組の多数を手掛けた。

2006年、特攻隊のゼロ戦乗りを描いた『永遠の0』で作家デビュー。高校ボクシングの世界を舞台にした青春小説『ボックス』が圧倒的な支持を集め、2010年に映画公開。13年には『海賊とよばれた男』で本屋大賞を受賞。同年9月から『フォルツゥナの瞳』の週刊誌連載を開始した。

『影法師』は小説現代2009年8月号~10年4月号に連載されたものを加筆した。『海賊とよばれた男』を読んだが、それまでは周辺的なニュースで知るくらいだった。

百田氏が時代物を書くのは珍しいと思いながら何気なく読んだが、放送作家としての長いキャリアを思えば、物語の引き出しはたくさんあったのだろう。

 

「待つ女」

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2018/08/18  22:25


 

ウェートレス物語-待つ女-

 

演出:永野拓也
待つ女代表:香月彩里(こうずき・さおり)
客演:大竹浩一
宮河愛一郎
ピアノ演奏:中野裕子(なかの・ひろこ)
パーカッション演奏:BUN Imai

誰でも自分の好きなことに一所懸命になっている姿は美しい。香月彩里もそうだ。小さいときから踊りを習い、歌を学んだ。そして今は演劇を身体を張ってぶつかっている。

「待つ女」の脚本を書いたのが彼女だ。「これまで私が観察し、研究を重ね、辿り着いた」待つ女のオンパレード。

決して香月彩里の恋愛発表会ではない。すべてフィクション。立ち止まったときにしか見えない風景がある。足を止めてみるのも悪くないかもしれない。

あらゆる待つ女をかき集めた。結構みんなさみしい。そんな待つ女に幸いあれ!

香月彩里が脚本に挑戦した「ウェイトレス物語ー待つ女ー」が8月18日(土)にStudio K(東京都杉並区高円寺南4)で開かれた。18時開演の千秋楽を見た。

人はいろんなことを考える。誰もが考える。こちらの思っていることを、いつの間にか考える。コミュニケーション能力の欠如も含めて・・・

香月彩里の作品はいつの間にか結構見ている。終わってから「君はいろんな顔を持っているね」と話したら、「そう見えるよう努力しています」との返事が返ってきた。

宮城県出身。関東国際高等学校演劇科卒業。ミュージカル「キャバレー」(演出 松尾スズキ)、同「HEADS UP!」(同ラサール石井)など舞台に幅広く活動している。昨年10月には「I Love you、you’re Perfect、Now change」をみた。

 

鉄道博物館

カテゴリー: 歴史的建造物/産業遺産

2018/08/17  21:58


 

風の強いこの日は富士山がよく見えた

 

新幹線の通過予定時間

 

 

目の前をE5系新幹線が飛んでいく

 

孫の来訪も最後の1人を残すのみとなった。その彼が来たのは16日(木)午前だった。

どこが行きたいところはあるかと尋ねたが、これと言って行きたいところはなかった。それでこちらが提案したのが鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区)だった。

あたかも7月に新館がオープンしたばかりで、ものすごい賑わいだった。JR東日本の創立20周年事業のメインプロジェクトとして2007年10月14日の鉄道の日に開館した。

それまでの交通博物館は万世橋にあった。JR東日本が大宮への移転を発表し、開館以来の入場者数は今年5月に1000万人を突破。7月に新館の落成と本館の改修が完成した。運営は公益財団法人東日本鉄道文化財団が行っている。

 

ロゴデザインの3つの輪は「鉄道」「歴史」「教育」を表す

 

調査研究を行う「鉄道博物館」であり、産業史として鉄道を物語る「歴史博物館」と位置づけ、子どもたちが模型やシミュレーションなどを活用しながら体験的に学習する「教育博物館」としての性格も持たせている。

人、物を運び、文化を飛躍的に向上させてきた鉄道。そのすべての車両に共通する「車輪」をシンボル化した。駅と駅をつなぐ路線をシンボル化し、「鉄道」、「歴史」、「教育」の3つを表している。

鉄道博物館が常に進化し、走り続ける運動体であることを表現している。

毎日10時15分と13時にボランティアガイドツアー(無料)を行っている。ポイント解説を加えながら巡る2~3時間コース。あまりに広く、「何を見たのか分からない」ことが多いようだ。これを回避するために利用した。

ポイントは①新幹線ラウンジ(3階)から実際に営業線を通過する「やまびこ」(E5系)などを見る②幅23m×奥行き10mの日本最大級の鉄道ジオラマ(2階)を運転プログラムにしたがって見る③車両ステーション(本館1階)で実際に新橋-横浜を走った第1号車などに乗ってみる④南館(新館)でE5系新幹線「はやぶさ」を見る-の4点だ。

 

36両の実物車両を展示している車両ステーション

 

新橋-横浜間を走った英国製の1号機関車(トーマス号)

 

第2号の米国製弁慶号

 

ステンドグラス

 

鉄道ジオラマ

 

E5系「はやぶさ」の鼻は15mと長い

 

2階からみるとこんな感じ

 

やはり触りたくなった

 

新幹線の形状はだいたいが流線型。空気抵抗を小さくするとともに、高速でトンネルに入った場合、ポンと鳴らないよう空気を後ろにスムーズに流す「ところてん現象」を利用するためだ。

現在最も速く走るのは東北新幹線の最高速度320km/時速の「はやぶさ」と「こまち」。先頭部が15mもある。

「来て嬉し帰って嬉し孫の顔」

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ

2018/08/15  23:50


 

花火の夜(14日夜自宅の前で)

 

 

夏休み。近くに住む3男の子供たちが1人ずつ夏休みで我が家にやってきた。最初が長女の小学校3年生、次は幼稚園年長組の男児の弟。それぞれ我が家で1人2泊3日の課外合宿を行った。

もう1人双子の兄が残っているが、彼が来る前に、大阪に住む2男の双子(女児)が父親とともに上京してきた。1戸建てを買って引っ越し荷物の整理に奥さんは大忙し。

しかし、どうも子供と一緒ではなかなか働きにくい。父親も実はあまり戦力にならない。よって旦那を東京の実家に”派遣”することにしたらしい。彼らは3泊4日だった。

孫のババジジ訪問も遂に最後の1人になった。幼稚園年長組の兄だ。双子とは言っても、個性は異なる。どちらも独自性を主張する。2人一緒で来るのではなく、1人ずつのほうが良いという。

長女は原宿の竹下通りを所望した。お供はババ。2人目はボウリングに行ったが、お供はババ。ジジは運転手。さて3人目は何を望むのか。

双子が2組。しかし、好みも趣味もお互いに異なる。ややこしいことこのうえない。

第一生命主催のサラリーマン川柳コンクールが毎年開催されている。昨年は第31回目だった。第10回の91位に「来て嬉し 帰って嬉し孫の顔」がランクインされている。

孫を迎える側の祖父母も、実は孫たちが遊びに来る帰省は嬉しいものの、子どもの相手はやはり疲れる。去って行くと少しほっとするという内容だ。これが結構共感を呼んでいる。

子どもの世話で一番疲れているのはお嫁さんだが、彼らはまだ若い。体力もある。それに比べ、ジジババは孫とは言え、自分の子どもではないから責任はないものの、相手をするとなると体力でまず負ける。

子どもというのは複数集まるとパワーが全開で、2倍にも3倍にもなる。とても太刀打ちできない。

ジジババの家に行って喜んでいるのは小学校も低学年だけ。高学年になると、よほどのことでないとまず来ない。それが分かっているならば、まだ来るうちは良い顔をするのがジジババの務めなのかもしれない。しかし、これがまた何と難しいことか。

小型ビジネスジェット「HondaJet」を日本で発売開始

カテゴリー: イノベーション/, 会見メモ, 科学/技術/イノベーション

2018/08/10  23:56


 

登壇した藤野道格社長

 

インスピレーションの湧いたコンセプトスケッチ

 

じっくりと話す藤野氏

 

Hondaの航空企業子会社ホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は小型ビジネスジェット機「HondaJet」の日本での受注を開始した。それに当たって同社の藤野道格社長は日本記者クラブで会見した。

ウナギの未来と日本

カテゴリー: 動物園/植物園

  20:48


 

「ウナギの未来と日本」について話する塚本勝巳氏

 

ウナギの回遊路

 

質疑に答える塚本勝巳氏

東大から日本大学に転じたうなぎ博士の塚本勝巳日本大学教授が10日、日本記者クラブに登場。「ウナギの未来と日本」について語った。

サルスベリのせん定

カテゴリー: 花/木/樹

2018/08/05  13:44


 

すっぽり切ったサルスベリ(2018年2月4日)

 

2月4日にせん定したサルスベリはこんな感じだった。高さ2.5mほどで切った。サルスベリは、その年の春から初夏にかけて伸びた枝の先に花を付ける性質を持っており、何とか間に合った。

うちの花は他よりも遅く、例年8月になって花開く。今年はこんな花だった。

 

こんな感じで咲いた

 

サルスベリの剪定」によると、サルスベリのせん定は年に2度行うのがベストだという。1度目は花が終わった10月下旬ごろ。花殻を放置して実を付けさせると、木の勢いが弱って翌年の開花に影響が出る。花後にせん定することで、ついでに花殻を取り除くことができる。

2度目は落葉期(11~3月ごろ)。花後のせん定で整理し切れなかった枝を整えるのが中心だが、のこぎりを使って樹形を大きく変えたい時や、何年も放置している枝を大胆にせん定するような場合も落葉期に行うようだ。

いずれにしてもせん定に最も不適切なのは早春から初夏。この時期にせん定すると花を楽しめなくなる。風通しが悪いとウドン粉病やカイガラムシの被害に遭いやすい。

 

 

「空き家解決セミナー」受講

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会, 高齢者/福祉/街づくり

2018/08/04  21:58


 

「空き家解決セミナー」のパンフレット

 

「地元の空き家解決セミナー」(事務局:ハイアス・アンド・カンパニー)が4日、ベルサール新宿グランドコンファレンスセンターで開催された。同事業は2018年度国土交通省の地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業に採択された中の1つ。

国交省のモデル事業だが、関連する事業がたくさんあって、どういう内容なのか素人目にはすぐに分からない。2017年度も同じ内容のものが行われているものの、少しずつ内容が変わっていて理解できない。

しかし、こうした公共事業に精通したプロからみれば、「おいしい」話ばかりのようだ。不動産業界など公共事業である。官が仕事を投げれば、パクっと食いつく人ばかりだ。それはさておき本題は以下の通り。

ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(HyAS&Co、本社・東京都品川区上大崎、濵村聖一社長、東証マザーズ)は2005年3月設立、資本金3憶5800万円。役職員数133名。経営コンサルティング事業が中心だ。

ハイアスの目玉は「不動産相続の相談窓口」。地域の情報に強い全国約170エリア(2018年2月現在)の住宅・不動産会社が加盟し、全国ネットを形成して、相談業務に応じている。不動産の相続に関する知識と、顧客の相談に応じることのできるコンサルティングネットワークが強みだ。

この日話をしたのは株式会社k-コンサルティング(千葉県柏市)の大澤健司社長。不動産コンサルティングを中心におおよそ以下のような話を行った。

・日本人の資産の大半は不動産。不動産をどうするかが「相続対策」の中でかなりのキーポイントになっている。

・不動産は分けにくい、価値がよく分からない、評価額も分かりにくい。こういった諸点のサポートを行っている。

・空き家に対する相談が非常に多くなっている。コンサルティングの観点から対応している。

・「特定空き家」に認定されると、その段階で固定資産税が6倍に上がる。

・5年を超えて不動産を保有している人が売却すると譲渡所得税(26%から今は戦後最低の20%)がかかる。不動産を保有していると毎年固定資産税がかかる。使おうが使わまいが、収益を上げようが上げまいが保有税としての固定資産税がかかる。持っているだけでかかる。資産は目減りする。2%以上値上がりでないと固定資産税分ペイしない。

・不動産は結構うまくできている。不動産の価値が値上がりをしてくると、逆に税金が上がる。

・不動産を持っていない資産家もいる。住宅も賃貸。「なぜ不動産を持っているのか。持っているだけで固定資産税を払い続けなければならない。資産としては目減りする。値下がりをする株式は絶対持たない。不動産持っている方って不思議ですよね。目減りすることが分かっているのに」。不動産持っている人は単純に固定資産税払うのは当たり前だと思っているだけ。しかし、資産という考え方からすれば、毎年目減りするだけだ。だったら売却して現金で預金していたほうが減らない。わずかでも増える。不動産は劣化もし、どんどん値下がりする。

・不動産を資産としてみると、空き家で放置しておくのは資産を目減りさせるだけのことだ。

・空き家にしておく理由は「物置として必要だから」「解体費用をかけたくないから」「特に困っていないから」がビック3(国交省平成26年空家実態調査)。大半は「積極的な理由ないんですよ」。何となく、お金をかけたくないし、売っても安いかもしれないし、税金もかかるし・・・。

・総務省調査によると、2013年は空き家は820万戸、空家率13.5%。野村総合研究所によると、18年は1083万戸(17.0%)、23年は1405万戸(21.1%)、28年は1772万戸(25.7%)、33年は2166万戸(30.4%)。3軒に1軒は空き家。団塊世代が亡くなり、相続が発生。子供たちは少ない。若い人が少なくなり、不動産は要らなくなる。空き家が増えてくる。

・空き家は増えるべくして増えている。需要≪供給の傾向は今後ますます強くなる。供給過剰の状況になる。

・不動産資産の観点から空き家の期間が長ければ長いほど資産価値が落ちる。建物の劣化だけの問題ではない。風評被害も。人が寄り付かなくなり、街全体の資産価値も落ちる。人が入ってくるから不動産の価値がある。人が入ってこないと価値は落ちるばかり。

同じような築年数、同じような世代。空き家は増え始めると爆発的に一気に増える。処分できない。不動産もお金を払って買ってもらう時代になる。欲しい人がいなくなる。売れないと言いながら今だと売れたりする。近いうちに売れなくなる。

・空き家(地元の実家)はどうしたい?とにかく手放したい。圧倒的に相談としては多い。持っておきたくない、とにかく手放したい。なぜ放置されているか。

・空き家も含めて相続は時間が経てば経つほど解決がどんどん難しくなる。とにかく早い段階で進めておくこと。「そのうち、そのうち、何とかしないとね」まではいくが、ではどうするかまで具体化しない。

・空き家にしない対策は2つ。遺産分割対策と認知症対策。空き家の対策は相続対策だ。相続が発生してからどうするかと考えていっても決まらない。誰が相続をし、誰がこの不動産を管理するのか。決めておかないとあとでは決まらない。場合によっては誰が相続するか決めておく。親の資産だから権利は平等だから子供たちでは決められない。だから親が遺言状を書いておく。諸外国に比べると日本で遺言状を書く比率は1割程度。欧米は6割~8割。習慣がない。家督相続が残っている。分割のトラブルを回避する一番は遺言状だ。書いた通りでなくてもOKだ。遺言状があったとしても相続人の全員が別の形で合意をすればその形で相続してもOK。まとまらなかったら最後、これでやりなさいというものが残っていないと困る。相続も親からもらった資産だ。相続は子が親からもらうものなので、親が決めておく。

・認知症になると、不動産資産は基本的に凍結になる。売ることもできないし、貸すこともできなくなる。

・遺産分割は現物分割(相続資産の現物をそのまま分けて相続する)、換価分割(相続資産を売却し、金銭に変えて分割相続する)、代償分割(特定の人が本来の相続分以上を相続する代わりに他の相続人に代償として自己の財産を交付し相続する)の3つの方法がある。

・不動産をやっている人間から言えば、不動産は共有名義で相続しないことが鉄則。全員合意が必要だから。不動産の現状と価値を把握する。「売れない」と思い込んでいるのではないか。まったく売れないのか、100万円なら売れるのか、50万円なら売れるのか。

・価値が分からない場合は、第三者の専門家に確認していく。自分たちは何をしたらいいのか、どんな手続きが必要なのか、どんな価値なら売れるのか。何が問題なのか。

・空き家になってしまった時の解決策。大きく分けて①維持管理②賃貸③売却④用途変更して活用ーの4つ。利用目的が明確ならば維持管理をするか、建て替えをするかの選択。

・維持管理の目安は近隣に迷惑をかけない。月に1回の建物・敷地の確認と月に1回の草刈り、清掃。夏なんか草はすぐにはえる。将来、自分たちあるいは子供たちが使えなくなるかもしれない。不動産が使えるようにする、自分たち、子供たちに対する投資だ。それができない場合、シルバー人材センターや空家・空地管理センターにお金を払ってお願いする。

・賃貸。普通の賃貸借かサブリース。賃貸は貸し出せる状況までのリフォームなど投資が必要。賃貸収益が期待できる。空室のリスクがある。一方、サブリースは業者に一括して借り上げてもらうこと。業者がまた貸しする。リフォームは業者が行う。賃料は固定資産税分くらいしかもらえない。

・売却。査定が必要だ。とにかく、売るんだったらいくらで売るのかを知らないといけない。「何となく」の感覚では話はまとまらない。明確にいくらなら売れるのかという金額が分かれば、ではどうするかということになりやすい。売却と下取りがあるが、圧倒的に売却が多い。

・仲介での売却のメリットは高く売れること。一般消費者との直接契約により市場価格で売却できる。間に不動産会社が仲介に入って買い手を見つけてくれる。その代わりデメリットとしていつ売れるかが分からない。書い手が付いてから。瑕疵担保の保証とかも。条件面で付くこともある。怖いからある程度保証を付けることになる。仲介手数料が必要。

・業者の下取りは現金化スピード。残置物は残ったまま。その代わりそれは価格に反映する。安くなる。

・需要がない!空き家の状態が悪い。さらに時間が経つことで事態は悪化する。

・ネットワークを使う。どういうふうにすればこの不動産の価値が見いだせるか。どういう方に買ってくれれば、ある程度価格が見いだせるのか。ネットワークを駆使してやっていく。

・空き家を相続で取得した場合、3000万円の特別控除がある。利益が3000万円までならば税金かからない。要件としてはなくなった方が1人暮らしであったこと、昭和56年5月31日以前に建てられた建物であること(旧耐震)、相続から譲渡まで引き続き空き家であること、平成31年末までに譲渡すること、耐震補強工事にするか、更地にするかどちらかにしなければならない。

・空き家問題は時間が解決してくれることはない。時間がかかればかかるほど問題は拡散するだけ!大きくなるだけ!不動産自体が劣化し、年齢を重ねて認知症になる、売れなくなる。

・不動産を資産とするのか、あるいは負動産とするかは所有者次第!問題になっている方と問題になっていない方がいる。この違いはどこにあるのか。判断→決断→行動と当たり前のことを行う。

・これをやるためにどうしたらいいのか。決断、行動は結構できる。一番難しいのは判断。判断をするのに一番重要なことは情報だ。情報を持っていない。不動産に関してどういう手続きが必要で、いくらくらいの価値で、どんなふうにすれば解決ができるのかといった情報がないから判断ができない。ちゃんと解決を図られた方はちゃんと情報を持っている。きちんと正しい情報を得ておいて判断をし、決断とし、行動を起こしていただきたい。

・空き家は大きな社会問題になってきており、人口減少が続いて今後は不動産需要がどんどん少なくなってくる。伴って不動産の価値はどんどん下がってくる。昔みたいに持っていればいいというものではなくなっている。不動産はどうやって活用するのかが重要になってくる。活かしていくことが必要だ。自分たちが活かせないのなら、活かしてくれる人に譲っていく。自家がぼろぼろになり、迷惑がられて、これは親が望んでいたのか。行動を起こすきっかけになれば幸いだ。