2011年12月 のアーカイブ

「タツノオトシゴ」パン

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/12/31  13:07


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あっという間に大晦日がやってきた。泣いても笑っても今日で2011年も終わり。年賀状がまだ終わっていない。印刷したものを出すだけでは味気ない。せめて、その人その人に一言だけでもコメントを添えたい。そうでなかったら、たとえ年賀状1枚でしかつながっていない間柄でも申し訳ない。そう思うと、余計に遅くなって、遂に年内投函を断念した。

大晦日に買い足りない物を買いにIMAに行く。パン屋の店先で「タツノオトシゴ」(干支パン)を見つけた。アンパンマンのパンとか最近はパンも多種多彩。作る方もさぞ大変だろう。そうこうしているうちに今年も去っていく。

ミニ門松

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/12/30  15:12


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暮れも押し詰まってきた。29日から年末休暇に入った。今年も年賀状書きにずいぶん時間を費やしてしまった。自宅で作成する場合、文面だけでなく住所録のチェックも必要だ。喪中の家に出すのはタブーだ。30日になっても出来上がっていない以上、元旦配達は絶望的だ。そう居直ってしまうと、逆にのんびりしたくなるのは根が怠惰なせいか。

少し体を休める必要があると言い訳をして、スーパー銭湯に行った。自宅から最も近いのは極楽温泉和光店だが、最近よく行くのは「むさし野温泉彩ゆ記」(埼玉県所沢市南永井、内容は2010年11月13日付ブログで)。車で20分ぐらいで行けるお手軽温泉だ。温泉に浸かる前に付設のカットサロンでヘアカットと顔そり。こちらの迎春準備も必要だ。

体を休めてから、地元でお正月食材を買った。いくら元旦から開店していると言っても、おせちは不可欠。ついでにお正月飾りや花も欲しい。フラワーハウスを除くと、店頭にはお正月用の花飾りがところ狭しと置いてあった。ミニ門松は1735円也。

都会のたき火

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/12/29  23:52


たき火

私の住んでいる練馬区は東京23区の中でも最も新しく、板橋区から分離独立してできた区だ。東京西郊で、すぐ隣りが埼玉県。15年前にここに引っ越してきたときにまだ周りは農地も多く、のんびりした風景が広がっていた。

それがあれよあれよという間に農地が宅地に代わり、見る間に一戸建て住宅やマンションが立ち並んだ。その変化はすさまじい。家の近くにある高松小学校は新住民の増加で、都内でも珍しく生徒数が増えているという。学級数も拡大の一途をたどっているらしい。珍しいこともあるものだ。

それでも農地が皆無になったわけではない。残っている農地もある。年末年始の休みに入った29日午後3時すぎ、最寄駅に歩いていたら、農家の庭で煙が上がっていた。たき火というほどではないものの、何かを燃やしているようだった。田畑から煙が上がる光景を見るのは久しぶりだ。

この前は別の農家が畑の真ん中で木くずか何かを燃やしていて、その煙が風になびいて家の中まで入ってきた。すわ!火事かと思った。こんなのんびりした光景を見られるのはあとどのくらいだろうか。

原発事故調「中間報告」

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/12/27  16:21


原発事故調・中間報告(委員会HP)

「東京戦力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」の中間報告が26日、中間報告を発表した。東日本大震災(3.11)が起こって9カ月以上が経過した。地震が招いた津波の影響で起こったのがこの原発事故。その影響は続いており、廃炉を含め完全に終息するには気の遠くなる時間が掛かる。何がどうなってこうなったかについてはきちんと知っておかなければならない。

『珈穂音』

カテゴリー: 酒/酒場/居酒屋

2011/12/26  23:08


創業1964年

和風レストラン「珈穂音」(カポネ)。新宿紀伊国屋ビル地下1階。創業1964年。東京オリンピックの年だ。紀伊国屋書店が開店した年でもある。ということはこのビルができた年から営業している店ということになる。

この店の存在は数年前から気づいていた。同じビルの地下1階にある飲食店街にある「下町焼きそば銀ちゃん」の焼そばはときどき食べるし、新宿で本を買うなら基本的には「紀伊国屋書店」と決めているからだ。ただ店の位置が飲食店街でも一番裏側にあるのと書店に直行した場合、地下にはいかないため、強く意識することもなかった。

それがあるとき、この「創業1964年」の看板を目にしてから気になるようになっていた。19歳で東京に出てきたときの下宿が早稲田・戸塚町だったので、何かにつけ新宿はホームグラウンドになった。貧乏学生の分際で、優雅な暮らしにはほど遠かったが、お金がなくても、新宿までなら下宿から30分も歩けば行けたし、本を立ち読みする分にはお金は要らない。それでいて文化的な雰囲気にたっぷり浸れた。

大学に入学したのは1968年。その当時、紀伊国屋書店は既にあった。だから「珈穂音」もあったのだろう。しかし、入ったことはなかった。大学を卒業し、社会人になってからも紀伊国屋書店との付き合いは途切れ途切れながら続いたものの、この店は知らないままだった。

久しぶりに知人と新宿で飲むに当たって、この店を思い出した。和風レストランと名乗っているだけあってランチを含めメニューは豊富。日本酒と焼酎の品ぞろえもしっかりしている。今夜の話題は欧州債務危機とODA。12月に入って2度にわたって欧州各国を駆け回り、各国の援助政策をヒアリングしてきた援助関係者の話を、日本酒を飲みながら聞くのも乙なものだった。

Xマスデー2011

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/12/25  21:38


イブにいただいたケーキ

 

去年のクリスマスデーはロング年末年始休みで丹波の実家に向かうため東名高速を車で走っていた。おとどしは23日に東京を出発し、イブの早朝に実家に着いている。だから2年もXケーキは食べていない。

今年は23日が天皇誕生日でイブは土曜、Xマスデ-は日曜。つまり3連休。久しぶりにじっくりXマスを楽しんだ。宗教的儀式としてではなく、家族だんらんで食事し、ケーキを食べた。今年は近くに住む3男夫婦と孫娘がやってきて、一緒に食卓を囲んだ。子供がいないとケーキを食べる気にはなかなかならないものだ。子供がいると、大人も堂々と子供時代に戻れるのがいい。

昔のXマスケーキと言えば、バタークリームのデコレーションケーキが普通だった。少し時間が経つとバターが固まり、本当にバターを食べているような感じがした。それがいつの間にか、口当たりの良い生クリームに取って代わられ、今や”絶滅危惧種”に。バタークリームは状態を維持するのが大変で、数を作ることができないことのほか、冷凍技術の発達も生クリームの普及に拍車を掛けたらしい。

1995年から2000年にかけて、毎年Xマスにはバタークリームのケーキをもらっていた時代があった。業界の年末懇親会がクリスマスデーに開かれ、出席者に銀座の老舗洋菓子舗ウエストのバタークリームケーキが振る舞われた。それを持って帰って、自宅でXマスをした。ウエストやジャスマン洋菓子店(東京都府中市)など、昔ながらの洋菓子店では今もバタークリームケーキを製造・販売している。懐かしい。

 

サンタが運んできた3輪車

 

Xマスはケーキだけではない。プレゼントも付き物だ。それも一度限りではなく、毎年やってくる。時間の流れる限り続く。子供の成長を追体験できる楽しみもあるが、同時にそれに付いていかなければならない苦しみもある。人生というのはうまく帳尻が合っているものだ。

冬至かぼちゃ

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ, 食/食堂/レストラン

2011/12/22  23:58


冬至かぼちゃ

今日は冬至。北半球では太陽の高さが1年中で最も低く、それゆえに昼が一番短く、夜が長い。この日を境に、明日以降、1日1日と昼が長くなっていく。一陽来復(いちようらいふく)と言うらしい。現代的にどれほどの意味があるのか知らないが、冬至になると、反射的に昔食べた「冬至小豆かぼちゃ」を思い出す。

そんなことを朝話したら、夕食に「冬至かぼちゃ」が出た。昔は秋野菜の収穫も終わった冬至のころになると、食べられる野菜はほとんどなくなった。そんな中で保存のきく上、体内でビタミンAに変化するカロチンたっぷりのかぼちゃは貴重な存在。風邪に対する抵抗力も付く。かぼちゃは南京(なんきん)とも呼び、「ん」との連想で金運が付くとして、習慣が普及したらしい。

「冬至かぼちゃ」とはいうものの、かぼちゃだけでなく、小豆も一緒。むしろ、小豆のほうを食べたいのが正直なところかもしれない。この2つは分かちがたく結び付いている。要はかぼちゃのぜんざいだ。冬至かぼちゃを食べる前に、これまた冬至に付きものの、柚子湯に浸かった。これでこの冬も乗り切るぞ!

『野いばら』

カテゴリー: Books

2011/12/21  13:40


野いばら

 

読了したのは銀座5丁目の雑居ビル6階のスナック「凱旋門」。昼のランチカレーが売りの店で、素朴で薄味のこの店のカレーが気に入っている。北朝鮮の金正日労働党総書記が突然、心筋梗塞で死去したニュースが流れ、世界が騒然とした直後だった。

舞台は江戸末期の横浜。江戸幕府の動きを探るべき、攘夷の嵐が渦巻く横浜に乗り込んだ英国海軍情報将校エヴァンズ少佐が日本語教師ユキと出会い、お互いに魅せられていく激動の時代が、エヴァンズの日記を通して静謐に語られていく。英コッツウォルドの女農園主から託されたその日記を、150年後に出張先のアムステルダムで読む種苗会社勤務の日本人・縣和彦。

時代の激しい動きと静謐な2人の関係を媒介するのが「野いばら」だ。烈しく、そしてせつない。見事な作品と言わざるを得ない。

金正日北朝鮮総書記死去

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事

2011/12/19  12:07


201112191203.jpg                       (NHKニュース)
正午のNHKニュースが突然、「朝鮮労働党のキム・ジョンイル北朝鮮総書記が死去」を流したのでびっくりした。69歳だった。死亡したのは12月17日午前8時30分。現地視察に向かう途中、過労のため列車の中で亡くなった、と朝鮮中央テレビは伝えた。死因は心筋梗塞とされる。

朝鮮中央放送は午前10時、10時30分、11時と繰り返し、正午に特別放送があると予告していた。しかし、金総書記の体調急変を予想した向きは韓国を含めなく、訃報は突然だった。いつ日本に向けてもミサイルを発射してもおかしくない国の最高指導者が倒れただけに、これからの北朝鮮の動向が気になる。

世界中が不安で一杯、リスクも一杯だ。どれもこれもにあまりストレートに反応していたら、体がもたない。なるようにしかならないと開き直るしかないように思うが、国民を守る責任を有する政府指導者や当局はそれでは困る。頑張ってもらうしかない。

富士山遠望

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/12/18  16:02


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光が丘団地(東京都練馬区)の11階のベランダから西の方角に富士山を眺めることができるなんて考えてもみなかった。そう言えば、都立光が丘公園の向こう側の板橋区側にある同団地の高層階からは遠望できるという話を住民から聞いたことを思い出した。要は遮るものさえなければ、かなり離れていても拝むことはできるということだ。それだけ、富士山が突出して高いということでもある。

同じ団地の高層階からは逆に東の方角には東京スカイツリーが聳えていた。富士山の雄姿は昔から不動の地位を確立しているが、スカイツリーはここ1-2年で台頭してきた新興勢力。あっという間に人気ナンバーになってしまった。誰でもナンバーワンの高さを誇るスカイツリーは気になる存在だ。

部屋を決める上で、どちらの景色を取るか。富士山にするか、スカイツリーにするか。人によって違うだろうが、自分の好みで、住む部屋を決める。そういう決め方があってもおかしくないのかもしれない。

夕陽に染まる富士山