2014年12月 のアーカイブ

大晦日2014

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ

2014/12/31  23:59


年越しそば

年越しそば

 

年末の東京は寒さこそ厳しいが、雪が降ることもなく、雨も降らず、晴天が続く。日本列島各地を豪雪、荒天が襲っているというニュースを見ても、比較的穏やかな東京に住んでいると、なかなか実感できない。

しかし、東京の気候が穏やかで、非常に住みやすい土地であるのは昔からそうだったわけでもなさそうだ。そう言えば、江戸時代は空気が乾燥する土地柄で、「江戸の華は火事」といわれるほど火事が多かった。雪もよく降ったし、水害も多かったらしい。

東京の寒暖の差がさほど大きくはなく、災害も少ない(地震を除いて)のはどうやら最近のことで、温暖化の影響があるようだ。現代の東京を昔の東京と同じ条件の中で考えると、大きな勘違いをするのかもしれない。

ウィキペディアによると、江戸を開発したのは11世紀に秩父氏から出た江戸重継氏。その後、1457年に、関東管領上杉氏一族の有力武将、太田資長(のちの太田道灌)が江戸氏の居館跡に江戸城を築いた。

その江戸に幕府を開いたのは徳川家康だが、家康は豊臣秀吉にむりやり駿府から国替えを命じられたのがきっかけ。当時の江戸の水は質が悪く、湿地も多く、とても住みにくい土地柄だったという。

玉川上水を引っ張る大土木工事を行うとか、土壌・土地改良に取り組むなどの大規模な都市整備を行った結果、今日のような世界に冠たる大都市に発展させる礎を築いたという点では家康の貢献は多大なものがあったと言えそうだ。

「東京は何と住み心地の良い土地だ」などとのんきにうそぶいておられるのも、東京の開発に尽力した人たちがあったならばこそ。せめて、東京の歴史くらいは知っておかなければ罰が当たるというものだ。

 

 

「福袋」も年末販売型にシフト

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ

2014/12/30  18:29


年の瀬

リヴィン光が丘店の食品売り場

 

2014年もあと1日。例年ながら、年末年始はどうも慌ただしい。普通通りの時間が流れているが、流れている時間が普段と違う。気分の問題だが、お正月を迎えるとなると、気分も改まる。

近所のショッピングセンターで迎春用品を買った。何と言っても、食料品の買い出しが最大の仕事だ。今年も東京の自宅で正月を迎える。大腸摘出手術を受けた後で、田舎に帰る体力に自信がない。年明け早々に再手術を控えていることもある。

昨年は5月に母が亡くなったため、公式には正月はしなかった。2年連続で東京で正月を迎えるのは久しぶりだ。

 

え?もう福袋なの?!

え?もう福袋なの?!

 

 

ダイエーの衣料品売り場を歩いていたら、「福袋」が陳列されていた。福袋と言えば、年明けに販売されるものだと思っていたが、まだ年は明けていない。どうやら消費需要を喚起するために年明けを待たないで販売を始めたということか。

 

「福箱」も・・・

「福箱」も・・・

 

福袋はおなじみだが、「福箱」にお目にかかったのは初めて。「袋」があるのだから、「箱」があってもおかしくないのかもしれない。グンゼの靴下が5足1000円だったので、福箱を買った。

最近は「モノ」ではなく、普段味わえない「コト」を売りにした体験型福袋も登場しているらしい。福袋もいろいろ進化しているということか。

ファミリー送別会

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ, 酒/酒場/居酒屋, 食/食堂/レストラン

2014/12/27  22:04


中華料理にはやはり紹興酒

中華料理にはやはり紹興酒

 

長男がシンガポールに転勤になった。既に11月に赴任したが、夫人がいよいよ年明けに合流することになった。2男も年明け早々アメリカに短期出張する。ささやかな壮行会を中華料理「茶平」(チャーペイ、練馬区桜台)で行った。

当初、4家族が集まる予定だったが、1家族は風邪にやられ欠席。5人が来れなかった。集まったのは3家族7人だったが、風邪には勝てない。前回、来たのは2年半前

中華料理にはやはり紹興酒。もち米、麦麹を原材料に、中国・浙江省紹興市付近で造られた醸造酒(日本酒で言う清酒)。黄酒ともいい、白酒(蒸留酒)と分けている。それ以外で造られたものは老酒と呼ぶ。シャンペンとスパークリングワインの違いと同じだ。

しかし、この紹興酒の素性は今ひとつ分からない。この日飲んだのは古越龍山「銀龍」(3年熟成物)。古越龍山は紹興市にある6大メーカーの1つ。ブランド名にもなっており、輸入業者の「永昌源」はキリングループの一員。

ほかに越王台、関帝、女児紅、王玉和などがある。古越龍山銀龍(600ml)の希望小売価格は632円。メニュー価格は2200円と4倍近かった。キリンビールによると、2015年1月5日から約6%値上げされる。

裏メニューとして頼んだソース焼きそば

裏メニューとして頼んだソース焼きそば

 

ダメ元でソース焼きそばも注文した。出てきたのがこれ。ウスターソースを使った縁日の焼きそばを期待したが、醤油味だったので、がっかりした。頼む方が無理だったかもしれない。

『ノンフィクションは死なない』

カテゴリー: Books

2014/12/25  22:09


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書名:『ノンフィクションは死なない』
著者:佐野眞一(ノンフィクション作家)
出版社:イースト・プレス(イースト新書2014年12月15日初版第1刷発行)

 

著者の本は結構たくさん読んでいる。自分がジャーナリストで、事実の核心に迫る取材手法や1冊の本にまとめ上げるアプローチなどが仕事にも参考になるからだ。

彼の本を読んだからと言って、その通りの取材や本を書けるわけではないが、一応彼の思考過程、取材経緯をトレースすることができるのが興味深い。

この本はたまたま八重洲ブックセンターで他の本を探していたときに、目に止まった。最近の新書の内容の無さにがっくりきている者としては見過ごすこともできたが、いずれノンフィクションを書きたいと思っていたこともあって、取りあえず買った。本を買って、著者の仕事を支援する意味もある。

予感通り、内容はそんなになかった。「日本維新の会」代表(当時)で、大阪市長の橋下徹の人物論を「週刊朝日」で連載開始(2012年)したものの、橋下氏による差別抗議を受け、連載は1回で中止となった事件への言及が主要テーマだ。

本はこの「週刊朝日問題」の顛末と、それに対する自分の言い分を展開している。彼なりの言い分が書かれているが、ほとんど言い訳ばかり。自分の正当性を主張することに終始している。ノンフィクションライターとして新たな1歩を踏み出すための決意表明だろうが、こういう文章はあまり読みたくない。

佐野氏にはそういう発表の場が必要だったのは分かるが、本にする必要はなかったのではないか。雑誌で見解を表明する程度で良かったのではないか。佐野氏はこれまで良い仕事をたくさんしてきているだけに、彼の業績を汚すように思えてならない。

それはそれとして、佐野氏のノンフィクション作家としての考え方、仕事の仕方には学ぶべきものが多い。以下引用してみたい。

■「私が人物評を書く場合には鉄則がある。テーマとする人物の思考や言動はもちろん、生まれ育った環境が文化的、歴史的背景を取材し、ルーツを探り、その成果を書き込むということである。歴史的背景まで吹き込むことで該当の人物を等身大に描き、そのことを読者に伝えることが書き手としての使命だと考えているからである」

■「これまでアームチェア・ノンフィクションをバカにしながら、自分が座学の書き手となっていた。そのツケが回ってきた。過ちは過ちとして反省したい。…戦後、メディアの危機がこれほど叫ばれる時代はない。多くの雑誌が廃刊となり、長いものには巻かれろ式の大政翼賛会的な風潮が日増しに蔓延っている。その象徴が当時の橋下徹だったように思える。インターネット社会もそれを加速させた。真偽の入り交じった匿名情報がインターネットに氾濫し、それに比例して言論機関はますます存在意義を失っていく。こうした物言えば唇寒しの現状に対して、私には大いなる危機感があった。…こうした言論状況にあって、現場を丹念に歩くことでしか書きえない、インターネットでは絶対に書き込むことができないオリジナルなノンフィクションがますます必要とされる時代と言える。そういう作品こそが、いまという時代を鮮明に伝えるからである。私は針の筵に座るのを承知で調査報道の原点に立ち戻りたい」

■「ものを書く人間にとっていちばん大切なことは、内部に抱えたモチーフの切実さである。…私にとって中内ダイエーは個人史にもつながる骨がらみのテーマだった」

■「現場に行って、その目で見て、歩いて考える。これはノンフィクションの原則だが、そのための基礎訓練は必要であり、きわめて大事なプロセスだと思う。…『見る、聞く、歩く』、これがノンフィクション・ライターにとって大切だと体で知ることができた仕事だった」

■「ノンフィクションの場合、重要なことのひとつに『自分のなかから自然に発露するテーマを見つける』ことがある。テーマは自分のなかに眠っている」

■「自分がどんな問題意識を持ち、何を問題と思うか、もう一度、突きつめて考える。そこからどういう取材ができるか。そのうえでターゲットさえ決まれば、あとはどこまでできるか。ノンフィクションのテーマはいくらでもある」

■「さらに問題なのが、大メディアの論理にフリーランスも追随してしまうことである。いまのノンフィクションがつまらない最大の理由がここにあるのだが、同じようにやろうとしても組織メディアの物量作戦にはかなわないのに、なぜか同じ土俵に上がろうとする。組織記者たちとはまったく別の、自分たちだけの視点を持ち、問題意識をぶつけていくことこそ大切だと思うのに、それをしようとしない」

■「いま出版関係者が真剣に考えなければならないのは、技術論でも著作権の問題でもなく、『本』の最大の生命線であるコンテンツの質を高めていくことである。これは紙や電子を問わない」

■「ノンフィクションは目と耳と足で書く文芸」

■「山崎(豊子)作品はあくまで事実をもとにした小説である。本人も生前、『ノンフィクションを書いているわけではない』と断言していて、ノンフィクション原理主義ではない。…ノンフィクションは彼ら(編集者)の言う『制約』があってこそ成り立つものである。だからこそノンフィクション・ノベルの氾濫はノンフィクションの危機でもある。…私の経験則としてノンフィクション・ノベルは創作であり、想像であり、後生の資料としてもまったく使えない代物である。別に作家たちが悪いわけではないが、結局はノベルである。もっと簡単に言えばイージーな方法だと思っている。手を使ったサッカーが反則なように、ノンフィクションも”手”を使ってはいけない。要するに制約が多いからこそのノンフィクションであり、イージーではいけない、ということである」

Xmas Eve

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ, 酒/酒場/居酒屋, 食/食堂/レストラン

2014/12/24  22:16


Xmasと言えばケーキ

Xmasと言えばケーキ

 

こういうふうに食べるようです

こういうふうに食べるようです

 

「シュトーレン(stollen)」という乾果やナッツ類が入った細長く、堅めのドイツの菓子パンを食べた。家人の友人からいただいたという。ドイツでは「アドベント(クリスマス前の4週間)の期間に少しずつ食べながらクリスマスを待つ」(デジタル大辞泉)だという。

いろんな国のいろんな習慣や食べ物を次から次へと取り入れる日本人の貪欲な姿勢は評価すべきだが、そのうち自分がどこの国の人間なのか分からなくなってしまうのではないか。

もちろん、商魂たくましい商人が裏で仕掛けているのだろうが、節操がないと言えばない。キリスト教の精神を受け入れるのではなく、付随した周辺的な文化だけを都合良くいただく、文字通りの「良いとこ取り」。それが日本人かもしれない。

 

牛肉のたたき

牛肉のたたき

 

こちらは一応、純日本風。オーブンで焼くのはローストビーフだが、こちらは火にあぶる。焼けた肉の匂いが何とも言えない。

 

生ハムのパブリカ巻き

生ハムのパブリカ巻き

 

どういうわけか生ハムも登場した。パブリカに巻いてあるのが面白い。これはどこの料理でしょうか。

 

始めた食べた「ロマネスク」

初めて食べた「ロマネスコ」

 

八百屋の店先で見つけた群馬産「ロマネスコ」。イタリア原産で、カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせて作られたと言われるが、どうもこちらのほうが古いらしい。諸説あってはっきりしない

食べてみると、食感もカリフラワーとブロッコリーの中間みたい。それなりにおいしいのです。これを取り入れて、さっそく国内で栽培している野菜農家はやはりすごい。

 

いつの間にか高級ワインの仲間入り!?

いつの間にか高級ワインの仲間入り?

 

かなり前に買っておいたチリ産ワインを飲んだ。悪魔の蔵といわれるディアボロ。昔はワインの商品棚の中でも1300円くらいで安いほうだったが、円安の影響か、他の格安ワインが増えたせいか、割高感が強い。

ガスの出るビールは控えているが、ワインはそれほどでもない。日本酒も問題なさそう。手術前より酒量が増えそうな雲行きだ。

新宿忘年会

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事, 酒/酒場/居酒屋

2014/12/22  23:33


新宿忘年会

久しぶりに日本酒にありついた(三是寿司)

 

ベルギー・ブリュッセルから一時帰国中の友人から突然連絡があって、新宿で1年ぶりに再会した。最近、気に入っている三是寿司(渋谷区代々木2)に行った。代々木とはいうものの、南新宿の一角だ。

デフレから脱却した日本とは正反対に欧州経済はどうもデフレに突入しそうな雲行きである。ドイツ一国の強さばかりが目立って、それ以外の国は低迷している。とりわけ、ひどいのはフランス。

国際通貨基金(IMF)が10月に発表した世界経済見通しによると、2014年の同国の経済成長率は0.37%で、ユーロ圏(0.8%)の半分。ドイツの1.4%、英国の3.2%を大きく下回る。15年は1%成長が予想されているが、力強さに欠ける。

欧州連合(EU)は11月にユンケル元ルクセンブルグ首相が欧州委員長に就任、新しい欧州委員会(内閣)が発足した。しかし、友人によると、域内では経済対策、雇用問題、域外ではロシア、シリア対応など課題山積。

11月末で退任したファン・ロンパイ欧州理事会議長(大統領)は最近出版した自叙伝の中で、「欧州は嵐の中にいる」(Europe in the storm)と書いているという。

新年は国連がミレニアム開発目標(MDGs)に代わる新たな持続的開発目標(SDGs)を導入する国際会議が7月、エチオピアのアディスアベバで開催されるほか、パリではCOP21が開かれ、CO2排出削減の新たな法的枠組みが設定される予定だ。

EUは英国の離脱を前提に動き始めているという。経済力ではドイツを除き、競争力を失った欧州だが、彼らの持つ政治力、アジェンダ設定能力、世界の潮流形成力は健在だ。油断は禁物だ。

「アベノミクスを問う」

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2014/12/19  22:52


ピザランチ(スワンカフェ&ベーカリー赤坂店)

ピザランチ(スワンカフェ&ベーカリー赤坂店)

 

笹川平和財団主催の「アベノミクスを問う:日米経済専門家の視点」と題した公開パネル・ディスカッションに出席した。午後2時からだったが、少し早めに行って日本財団ビル1F(港区赤坂1)にある「スワンカフェ&ベーカリー」でランチを食べた。

スワンは「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現」を目指して、宅急便を世に送り出したヤマト運輸の元会長、故・小倉昌男氏がヤマト福祉財団とヤマトホールディングスと共に設立したグループ傘下の株式会社だ。

(以下、2015年1月5日追記)

第3次安倍内閣が昨年12月24日スタートした。首相は記者会見で、「強い経済があってはじめて社会保障、教育の財源を手に入れ、強い外交・安保を展開できる」と経済再生を最優先課題と位置づけ、成長戦略の実行を一層力強く加速する考えを強調した。

 

3 本の矢(首相官邸HP)

3 本の矢(首相官邸HP)

 

アベノミクスの第1の矢「大胆な金融政策」、第2の矢「機動的な財政政策」は既に放たれ、現在緊急の政策発動を求められているのは、本丸の第3の矢「民間投資を喚起する成長戦略」だ。

過日会ったブリュッセル駐在エコノミスト氏によると、欧州ではアベノミクスの第1、第2は「Arrow」と認めているものの、第3については「Needle」(針)と呼んでいるそうだ。いかに市場の注目を集められるキーワードを作ることができるかに血道を上げている連中だが、、鋭く刺さってくる。さすがだ。

ただ、第3の矢はまだ実際には放たれていないのだから、「針」と言われても仕方がないかもしれない。放つべき矢の設計図はできても、その発動にモタモタしているからだ。与党および政権内部のコンセンサス作りに時間が掛かっている。

 

成長の鍵を握る重要テーマ(首相官邸HP)

成長の鍵を握る重要テーマ(首相官邸HP)

 

成長戦略が狙うのは、「規制緩和等により、民間企業や個人が真の実力を発揮できる社会」の実現だが、「岩盤規制」という言葉があるように、規制緩和は既存権益を享受してきた既得権層にとって死活問題。とりわけ農協と医師会の抵抗は根強い。

「日米経済フォーラム」は日米経済問題について日米両国の経済専門家が議論する場。2014年6月に米ワシントンで第1回会合を開き、今回東京で2回目を行った。非公開の討議を行った後、公開パネルディスカッションを開催した。

パート1「アベノミクスを問う」のモデレーターを務めたのは米ピーターソン国際経済研究所のアダム・ポーゼン所長。日本の経済成長にとっては「労働力の供給が拡大し続けることが最も重要だ」との考えを示した。

同所長は、「女性の労働参加など国内で拡大する余地がまだあるが、将来的には移民や労働政策が必要になるかもしれない。労働の供給を拡大しなければならない」と強調した。

もう1人の米側登壇者は国際金融協会のチーフエコノミスト、チャールズ・コリンズ氏。同氏も、「移民に米国を開放したことが米国経済のダイナミズムの源泉だった。移民はダイナミックな成功を求めているので、日本が移民にもっと開放的な政策を行えば、日本経済に活力を与えることになる。移民というのは安い労働力ということではなく、日本経済にとっての活力の源泉と受け止めて欲しい」と述べた。

考えてみれば、かなり昔のことにはなるものの、日本民族も大陸から日本列島に渡ってきた移民。米国民も欧州大陸から来た移民が国を作り、今もなお移民の流入を続けることで経済発展を続けているのは事実。短期的に見れば、移民受け入れは難しいが、選択肢から外すのは、成長を放棄するのと同然かもしれない。

丸の内散歩

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き, 東京日誌Ⅲ

2014/12/18  22:46


何と言っても今年の一番人気はこの2人でしょう

何と言っても今年の一番人気はこの2人でしょう(東京・丸ビル1F)

 

 

「アナと雪の女王」に登場する「氷の城」が丸ビルにお目見え

背後にそびえるのは「アナと雪の女王」に登場する「氷の城」

 

久しぶりのオフ。友人と三菱クラブで昼飯を食べる約束があったので、少し早めに外出した。丸の内はすっかり再開発されていた。

時間つぶしのつもりで何気なく丸ビルに入ると、1階の奥まったホールに人だかりができていた。何だろうと思って近づいていくと、例の「アナと雪の女王」様がすっくと立っていた。今年はこれである。

いつもはここに普通のクリスマスツリーが飾ってあるのだが、今年は「Disney TIMELESS STORY~ここから始まる、終わらない物語。~」をテーマに、映画で登場する「氷の城」がお目見えした。

映画を見ていないので「氷の城」と言われてもピンとこないが、このお城はスワロフスキー(1895年創業のオーストリアのクリスタルガラス製造会社)製ガラスやミラーボールで飾られ、高さは10mあるという。

「『アナと雪の女王』にインスパイアされた、雪と氷の美しい世界観を再現」しているのだという。お城の前に特設されたフォトスポットで「ありのままで」自分を再現している子どもや、昔の子どもがたくさんいた。

新丸ビルでは「橋の上のラプンツェル」、丸の内オアゾでは「ミッキーマウス」が飾られているという。この季節の日本はいろんなイベントで大騒ぎ。やはり、素直に平和のありがたみを喜ぶべきだろう。

 

屋内最大級のクリスマスツリー(KITTE館1Fアトリウム)

屋内最大級のクリスマスツリー(KITTE館1Fアトリウム)

 

昼食後、東京駅のほうに歩いてくると、旧東京中央郵便局が生まれ変わっていた。昔、大晦日の夜、ここで年賀状を必死に書いたことを思い出した。年内に出せば、年内に出したことが証明されると考えたからだが、年賀状は消印が省略されることを新年になってから思い出した。

旧局舎の敷地に建ったのはJPタワー(2012年7月開業)。こちらは38階建ての超高層ビル(高さ200m)だが、その前に局舎の一部を保存した低層棟(1~6階)が建っていた。日本郵便初の商業施設のKITTE(キッテ)館(2013年3月オープン)。

そこで見たのがこのKITTEホワイトツリー。屋内日本最大級の高さ約14.5m。こちらでも記念撮影する人たちがひっきりなし。クリスマスはとにかく忙しい。

 

屋上庭園「KITTEガーデン」から見た東京駅

屋上庭園「KITTEガーデン」から見た東京駅

 

KITTE館にもB1から6Fまでショップやカフェ、レストランがたくさん入っている。それだけお客さんがいるのかなと人ごとながら心配してしまう。ショップはともかく、6Fの屋上庭園だけのぞいた。

風が強くて生憎だったが、もったいないくらい広い庭園。目の前に修復を終えた東京駅をしっかり見渡せる、意外に素敵なスポットだった。

『CARTE BLANCHE』

カテゴリー: Books

2014/12/17  22:51


ジェフリー・ディーヴァーの 「007」

ジェフリー・ディーヴァーの
「007」

 

書名:CARTE BLANCHE(白紙委任状、自由裁量)
著者:JEFFERY DEAVER(ジェフリー・ディーヴァー)

A night Action alert calls James Bond away from dinner with a beautiful woman. Headquarters

has decrypted an electronic whisper-plans for a devastating attack:Casualties estimated in the

thousands,British interests adversely affected.

Jamaes Bond,in his early thirties and already a veteran of the Afghan War,has been recruited to a new organization.

Conceived in the post-9/11 world,it operates independent of M15,M16,and the Ministry of Defense,its

very existence denaiable.Its aim:to protect the Realm,by any means necessary.

And Agent 007 has been given carte blanche to do whatever it takes to fulfill his mission…..

(from backpage)

衆院選2014開票速報

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事

2014/12/14  21:33


「自民、圧勝へ」を速報するNHK

「自民、圧勝へ」を速報するNHK

 

最近の選挙報道は開票終了の午後8時に、結果が出る変なものになってしまった。午後8時に投票所に駆け込む人がどれだけいるのか知らないが、もしいたら、「何なんだ、この選挙は」と怒るにちがいない。

国内に幾つも時差がある米国では東部で開票速報が始まる時間帯に、西海岸ではまだ投票が行われている。出口調査で、大勢が判明しているから、西海岸の有権者の投票行動に微妙に影響するのは避けられない。

昔の開票報道は文字通り、時々刻々の開票状況を報道することだったが、今は開票と同時に出た結果(推定)を基に、今後の政局、政策、政治課題を議論する内容に様変わりしてしまった。時代の変化は押しとどめられない。

12月14日に投開票が行われた第47回衆議院総選挙の結果は、自民党が公示前議席(295)と同程度の290議席を獲得。当選した無所属議員1人を追加公認した結果、最終的に291議席となった。連立与党の公明党は4議席増の35議席。自公両党で326議席となり、引き続き衆院の3分の2(317)以上を確保した。

野党勢力は失速した。民主党が73議席と公示前の62議席から議席を伸ばしたものの、目標の100議席には届かなかった。海江田万里党首が落選したのが象徴的だ。維新の党も1減の41議席と頭打ちだった。躍進したのは共産党で、公示前の2倍を超える21議席を獲得した。

選挙前と選挙後で、大状況はほとんど変わっていない。全閣僚・全党幹部は留任・続投見通しで、「熱狂なき自民大勝」という言葉がぴったり当てはまりそうだ。

報道各社は延々と放送を続けていたが、現役でもないので、1時間後の午後9時ごろにはテレビの前を離れ、自室の入って、選挙と無関係な仕事をした。選挙のことはもう頭から抜けていた。夜通しでテレビ画面の開票状況を見守った昔が懐かしい。