2011年11月 のアーカイブ

勉強会

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2011/11/30  19:26


鳥肉ステーキ

見納めの紅葉

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

  07:24


11月も今日が最終日。明日からは12月、師走だ。今年の紅葉・黄葉もそろそろ見納めだろう。最寄駅に行く途中にあるこのミニ公園はいつも朝夕通っており、春の緑や桜を楽しんでいるが、このところ目を引くのがこの紅葉。とびっきり、というわけではないものの、それでもちょっと目を引くのだ。

今朝も忙しい通勤時間なのに、足を止めてカメラを構えた。そうしたら、隣りに同じサラリーマン氏が同じく足を止め、カメラを構え出した。「綺麗なもので、毎日撮ってるんですよ」。私は今秋、これで2度目だが、私の上を行く人がいた。ささやかながら、同じ審美眼を持った私より若そうなサラリーマン氏に敬意を表した。

『天の方舟』

カテゴリー: Books

2011/11/28  22:02


Heaven's Ark

 

書名:『天の方舟』
著者:服部真澄
出版社:講談社(2011年7月7日第1刷発行)

平牧・金華豚

カテゴリー: 食/食堂/レストラン

2011/11/27  20:29


食堂はショップの右手

芸術観賞はとにかく疲れるし、腹が減る。六本木から自宅に帰るにはどうしても1時間ほどかかるので、ミッドタウンで夕食を取ることにした。レストランだらけで、ここにいる限り、日本が不景気だとは思えない。どの店も行列ができている。並んでまで食べたくはなかったが、外に出て別の店を探し回るのも億劫だった。

入ったのは平田牧場(山形県酒田市)のミッドタウン店。要はとんかつ屋だが、そんじょそこいらのとんかつ屋ではなく、自分の牧場で生産した豚を使った直営店。とっかつだけではなく、豚を使用した豚料理や焼肉・しゃぶしゃぶ、生肉を加工したソーセージや生ハムも提供。要は豚の生産・加工・販売会社だ。肉料理=牛肉だったのを、豚を独立させた点が新しい。豚料理自体はもちろん、これまでもあったが、豚に牛肉並みのステータスを与えることに成功したとでも言えばよいのだろうか。

牛肉も神戸ビーフを筆頭に松坂牛、近江牛など各種ブランドが乱立しているが、豚肉の世界でも鹿児島黒豚などブランド化が進んでいる。平田牧場の育てたブランドが「平牧三元豚」(ひらぼくさんげんとん)と「平牧金華豚」(ひらぼくきんかとん)。平牧三元豚はランドレース、デュロック、バークシャーなど、3つの純粋種を交配して作り出した豚に、独自の指定配合飼料を与えて飼育した肉。

平牧金華豚は、中国で名高い浙江省金華地区原産の金華豚を交配した豚で、平田牧場独自の資料と育成法で作り出した最高級らしい。日本国内で生産される約1600万頭のうち、平牧純粋金華豚は1000頭に満たないとか。幻の豚と呼ばれるらしい。どうやら、最高級が「平牧純粋金華豚」で次が「平牧金華豚」、その次が「平牧三元豚」の順番らしい。頼んだ「平牧金華豚御膳」のヒレかつの量が4切れしかなかったのは解せなかったが、どうも生産量そのものが少ないのかもしれない。

「南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎」

カテゴリー: 絵画/彫刻/音楽

2011/11/26  16:21


201111261619.jpg

展覧会:「南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎」
主催:サントリー美術館、日本経済新聞社
会場:サントリー美術館(六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階)

ポルトガルやスペインから南蛮船、南蛮人が日本に来航し、南蛮文化が花開いたのは16世紀半ばから17世紀初頭にかけて。織田信長から豊臣秀吉の時代だ。徳川家康は弾圧したので、期間にしたら非常に短い。短いものの、戦国から江戸にかけては日本の歴史ドラマの上で、幕末とともに何度も描かれる時代でもあるため、「南蛮」という言葉は日本人にはなじみ深い。しかし、その割に「南蛮」についてはほとんど何も知らないのが本当のところだ。

「未来を創る農学、未来を支える農学」

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

  14:35


201111261433.jpg
第41回東京大学農学部公開セミナー:「未来を創る農学、未来を支える農学」
主催:東大大学院農学生命科学研究科・農学部
場所:東大弥生講堂・一条ホール
①未来を支える植物の栄養研究
 応用生命科学専攻    教授 藤原徹
②風景という絆-地域づくりと風景計画
 森林科学専攻      教授 下村彰男
③ヒトと動物のインフルエンザ
 獣医学専攻       准教授 堀本泰介
世界の人口が今年10月31日に70億人を突破。このままいけば2050年には93億人、今世紀末には100億人に達すると予測されている。胃袋がこれだけ急増すると、心配なのは食料と水の確保だ。
日本は緑豊かな美しい国で、植物はどこにでも生えているが、藤原教授によると、「ほとんどの植物は食べられない」。そこで食べられる植物を需要に応じて生産するためには肥料が重要で、肥料が食料生産を支えてきた。施肥で収量を増加させてきたが、与え過ぎると問題が生じるので、未来の農業に求められるのは①低施肥②高収量③環境耐性-の3つをバランスさせることだ。
藤原教授によれば、人口が増えたのは農業生産が増えたため。人口を支える農業生産がなければ、人口は増えようがなかった。人口が増加するかどうかは農業生産の伸び次第だった。食べる物がなければ、人口は増えようがない。
ウェブサイト『世界の人口』によると、「世界人口の推移」は以下の通り。
137億年前 宇宙誕生
46億年前  地球誕生
40億円前  海が出現
39億年前  生命誕生
400万年前 猿人誕生
10万年前  新人誕生
BC8000年  100万人
BC2500年  1億人  (農耕と牧畜が広がり、貧富ができ、アメリカ大陸にも人が渡り)
AD1年    2億人  1億人増えるのに2500年
1000年    3億人  1億人増えるのに1000年
1650年    5億人  2億人増えるのに650年
1800年   10億人  5億人増えるのに150年
1900年   20億人  10億人増えるのに100年(産業革命と植民地があって)
1960年   30億人  10億人増えるのに60年(石油が使われ始めて)
1974年   40億人  10億人増えるのに14年
1987年   50億人  10億人増えるのに13年
1999年   60億人  10億人増えるのに12年
2011年   70億人  10億人増えるのに12年

「東大のイチョウ」2011

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

  13:15


東大正門を一歩入ったら・・・

どういうわけか、秋になると、毎年のように東大構内のイチョウを眺めている。ちょうどこの季節に東大農学部の公開セミナーが開催され、大学から案内が来ると、ついでにイチョウを眺めようという気分になるからだ。セミナーが面白くて行くのか、イチョウを眺めるついでにセミナーに行くのか、自分でも分からなくなってしまった。多分、両方だろう。

イチョウ並木を歩いた先には安田講堂

 

講堂裏の三四郎池もついでに

 

「今年のイチョウは遅いですな。ほらご覧なさいよ。樹の下のほうがまだ緑でしょう。去年に比べると1週間ほど遅い」と正門横の警備員氏。去年は今年より1日早い11月25日に来たが、それでも黄葉のピークで、地面が見えないくらいに真っ黄色の落ち葉が折り重なっていた。それが今年はほとんどない。あのムンムンする銀杏の匂いもしなかった。三四郎池の紅葉も今一だ。

「日比谷図書館」が戻ってきた

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/11/25  19:24


日比谷図書館が戻ってきた。虎ノ門でブリーフィングを受けたのち、霞ヶ関から内幸町方面に歩いてきたら、懐かしい建物に灯りが点いていた。建物は2009年3月31日で閉館し、その後、改築工事が延々と行われていた旧東京都立日比谷図書館だ。ひょっとしたらと思って急いで信号を渡ると、やはり開館していた。

リニューアルオープンは11月4日(金)。ちょうど3週間前だ。とにかく懐かしかった。建物の外観は昔のままだし、1階から2階、3階に続く螺旋階段も改築前の階段がそのまま使われている。しかし、内部のレイアウトがガラッと変わったほか、名前も「千代田区立日比谷図書文化館」に改められた。運営主体が東京都から千代田区に変わったからだ。理由は分からない。

名称以外は昔のままの正面玄関

 

昔を思い出させるレトロな螺旋階段

とにかく、日比谷図書館にはお世話になった。勤めた会社の本社が同じ日比谷公園内にあって、本当にお隣同士だった。必死に調べごとをしたり、考えごとをしつつ書架を眺めながらぐるぐる館内を歩き回ったり、閲覧室で学生諸君と一緒に勉強したり、ときには腕を枕に居眠りしたり、地下1階の学食みたいな食堂で好物のカレーライスで胃袋を満たしたり、時には会社のデスクではできない人事評価作業に精出したり、これまた社業とは別のアルバイト原稿を書いたりもした。

記者ならば誰でも夢見る自分の本を書く決意を固めたのも日比谷図書館の閲覧室だった。実際に書き始めるには気持ちを大いに高めなければならない。そこへ持っていくのが大変なのだ。原稿そのものは自宅のパソコンで書いたが、構想を練ったり、著作への取り組みを考えたのは日比谷図書館の閲覧室だった。

大体が3階の第3閲覧室を使った。外の景色が見えるので、集中が切れると、窓の外を眺めた。1階の第1閲覧室も使った。閲覧室としてはここが一番広くて、荘重な気分に浸れる。時間帯が遅いと、人も少なくなり、結構落ちつける。ただ、外を眺めるには低すぎてよろしくなかった。

当時のメモを読み返していたら、自分が初めて書いた『先物ビッグバン』(1999年6月、東洋経済新報社)の著者校正もここでしていた。出版後は書架に並んだ自分の作品を眺めるのが日比谷図書館に来るひそかな楽しみでもあった。

仕事先が本社から記者クラブに変わったり、違う部に異同したり、会社自体が本社を日比谷公園から銀座に移してからも、折に触れ、機会を見つけては日比谷図書館には通った。農水省地下の「藪伊豆」の野菜そばが無性に食べたくなったときにも、その後ここに立ち寄って、しばし知的雰囲気に浸った。

都立中央図書館や国会図書館、経団連会館の図書館、早大中央図書館、地元の光が丘図書館なども好きだが、利便性、大衆性、自分との関係性において、日比谷図書館に優る図書館はない。節目、節目で自分を反省・批判・見つめ直し、対応・対策を絞り・捻り・練り、自分を鼓舞・叱咤激励し、生き続けるための活力・自信を取り戻す。そんな生活が30年以上続いた。

人は独りで何かをしっかり考えようと思った場合、特定の場所が必要だ。自宅の書斎、行きつけの喫茶店、好きな書店以外に、日比谷図書館がそれだった。閉館のときは自分の大切なものが消えてなくなる「喪失感」を覚えた。その日比谷図書館が「日比谷図書文化館」として戻ってきた。昔のままではないものの、昔の面影の一端は残っている。人は思い出なしでは生きられない動物だ。

2階パープルゾーンをのぞく

 

 

地下1階Library Dining Hibiya

 

東京ブリーフィング

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

  14:29


東京ブリーフィング

『ユーロ危機』

カテゴリー: 経済/デリバティブ

2011/11/23  23:59


債務危機の震源地(NHKテレビ)

 

NHKスペシャル『ユーロ危機 そのとき日本は』(午後10時)を見た。ユーロ危機が及ぼす影響について、欧州資産で運用している日本の厚生年金基金(大阪府病院)、売り上げ減少に見舞われる日本企業(キャノン)、危機を最大の稼ぎ場として勝負を掛ける英国のヘッジファンド、欧州現地(ギリシャ、イタリア)の4つの視点から追ったものだ。

自らが招いた財政危機に対応できない国家とそれを攻撃するマーケットとの対立を同時進行的に捉えたもので、ユーロ危機の実態を映像と図解の力を借りながら整理・理解するのに役立った。国家と市場の対決はこれまでに何度も繰り返され、常に市場が勝利を収めてきた。今回も同様の展開になっている。真の敗北者は国家というよりも、当事国の国民だ。

リーマン・ショック時はそれでもまだ、米国1国が震源地だった。しかし、今回のユーロ危機は加盟17カ国。まず、ギリシャが血祭りにあげられ、次はイタリア。番組に登場した英ヘッジファンド代表、ルイ・ギャルゴラ氏が3番目に標的として狙っているのはドイツと並ぶユーロ圏の盟主フランス。戦いはもう始まっている。