2012年5月 のアーカイブ

『まだん』でJINRO

カテゴリー: 酒/酒場/居酒屋

2012/05/30  23:17


とにかくJINRO(眞露)

 

転勤する社僚と韓国家庭料理の店「まだん」(千代田区内幸町・西銀座JRセンター内47号)で懇談した。普段は忘れているのに、有楽町近くに来るとなぜだか思いだす。ちょっとママの顔をのぞいてみたくなるので不思議だ。こういう店があってもいい。

前に来たのは2010年4月8日。パリに転勤する若い同僚のささやかな送別会だった。取り立てて珍しいものがあるわけでもなく、どうしてもあれを食べたいので来るというわけでもない。しかし、ここへ来ると、確実にゆったりとした気分で飲める。そんな暖かさがある。

ルゴ・パラグアイ大統領

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事

  17:00


ルゴ大統領はカトリックの元司教(日本記者クラブ)

 

パラグアイに行ったのは1998年8月だから、もう14年も前だ。ロサンゼルス→サンパウロ→アスンシオンと丸1日かかった。何せ日本からは地球の裏側だ。たった2週間の滞在だったものの、地球の裏側に行った記憶は忘れられない。

そのパラグアイの大統領が来日し、日本記者クラブで記者会見するというので出掛けた。ルゴ大統領は1951年5月30日生まれの60歳。経歴が変わっている。キリスト教カトリック神言修道会の聖職者を長らく務め、アスンシオン大聖堂の司教(教区の司祭)、サンペドロ県教区名誉司教にまで登り詰めたが、2006年3月29日には「市民の抵抗」運動を組織し、ドゥアルテ政権に対する大規模な抗議行動を主導したころから政治色が強くなった。

会見で渡された略歴によると、06年6月には野党連合「全国協調運動」(その後「変革のための愛国同盟」に改名)を結成。同年12月には司教職を辞することを明らかにし、08年大統領選挙への出馬を表明した。4月選挙で当選し、8月に大統領に就任した。ローマ法王庁は当初、司教職辞職を認めなかったが、大統領就任が決まったことで、ようやく聖職離脱の勅令が下され、還俗が実現したという。

「小江戸はつかり温泉」(埼玉県川越市)

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2012/05/27  23:15


田んぼの中に温泉が・・・

 

結局、平林寺は門前でうどんを食べただけでおさらばし、当初予定した川越市のスーパー銭湯「小江戸はつかり温泉」(同市渋井)を目指した。少し手前にある「むさし野温泉彩ゆ記」(所沢市南永井)に行くことが最近は多いのだが、何回も行っていると、つい他の銭湯も味わってみたくなってくるのが悪い癖だ。

ウェブで検索していて引っ掛かったのがこの「小江戸はつかり温泉」。値段をみれば、大体施設内容を想像できるものの、それでも新しい発見はあるものだ。露天は「さらさらの湯」と「ざぶーんの湯」があって、奇数日の男湯は「ざぶーんの湯」。

最初は何のことか分からなかった。一番奥の滝見風呂でくつろいでいたら、ざぶーんという大きな音がした。何事かとのぞくと、屋根の上に乗っかった大樽からお湯が豪快に、それこそ滝のように落ちる音だった。お湯が樽にいっぱい貯まると、樽が傾き、滝のように落ちる。大体10分ごとに落ちる。

単純と言えば、単純な仕掛けだが、これがなかなか見ていてあきないのだ。素っ裸で、簡易ベッドに寝っ転がりながら、大樽が傾くのを待つ。そして絵に描いたように樽がひっくり返る。何度見ていても豪快だ。父親に抱かれた子どもが露天に入ってきて、ちょうどそのタイミングで大樽からお湯がどっと流れ落ちた。

それを見た子どもがびっくりして泣き出した。なかなか泣き止まない。笑ってはいけないと思いながら、つい笑ってしまった。サウナで一緒になった古老によれば、埼玉県入間市の醤油屋が経営している銭湯なので大樽が使われているとか。醤油樽だった。

平林寺門前「うどん」

カテゴリー: 食/食堂/レストラン

  22:52


五目胡麻だれうどん+梅じゃこご飯

 

なかなかの店構え

 

久しぶりにフリーになったので日曜の昼下がり、川越街道(国道254号)を池袋と反対の埼玉県方面に車を走らせた。和光市→朝霞市を過ぎた新座市には禅宗の名刹・平林寺がある。寺域全体がこんもりした森のようだ。ずっと前に一度来たことがあるが、境内というか庭は広大だ。境内を散策する前に周辺を流していると、看板の立派な「手延うどん たけ山」(新座市野火止)を見つけた。

なかなかの構えの店だ。店内も広く、天井も高い。うどんやを名乗るだけに、メニューも豊富だ。これだけの店を構える以上、バックグランドもしっかりしているとみた。ここは武蔵野の一角で、「この地では昔からそうでした。皆様方が集まる特別な日。『うどん』でのおもてなし」が普通だったようだ。

武蔵野台地(西埼玉+多摩川以北)は関東ローム層で、畑作中心地域。米の代わりに栽培されたのが小麦だ。それゆえ、自然と小麦粉を使った料理が発達し、今も「武蔵野うどん」が郷土料理とされる。ただ、たけ山のうどんは水沢うどん(群馬県)の系統を継いでいるようで、武蔵野うどんとは異なるという。私にはその違いが分からない。

そう言えば、かかしのマークで有名な「山田うどん」(本社・埼玉県所沢市)も埼玉県が本拠地。ここも「武蔵野うどん」とは異なるらしい。何がなんだか分からなくなった。うどんの世界も奥が深いことだけは確かだ。

フルーツケーキをいただく

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ, 食/食堂/レストラン

2012/05/25  21:01


自家製かつ特製フルーツケーキ

 

ブランディーに漬け込んでおいたドライフルーツをバウンドケーキに練り込んでオーブンで焼いたのがフルーツケーキ。生ケーキに比べ、日持ちするのが特徴だ。家内の友人からもらった。レーズンやいちじく、オレンジピールなどがふんだんに詰まっている。どれも無農薬で、手間もコストもかかるはずだ。しっかり味わっていただいた。

たまにはパブで

カテゴリー: 酒/酒場/居酒屋

2012/05/24  22:49


リアルエール1パイント

 

日本でも最近びっくりするほど増えているのがブリティッシュ・パブやアイリッシュパブ。英国風パブであり、アイルランド風パブだ。要は酒場だ。ただ、あちらは立ったまま飲むのが普通のスタイルだが、国内パブは着席スタイルと日本化している。

 

ご存じ「フィッシュ&チップス」

 

あちら風なのは料理。乾き物に毛が生えたようなものしかない。そうだから、「フィッシュ&チップス」は立派な料理だ。これにビネガー(酢)をかけて食べる。チップスを包む紙は向こうと同じく新聞紙だった。ただ、こちらは新聞をコピーした用紙だった。枝豆やらごぼうステックがあるのは流石、日本風だ。

 

どういうわけかカウンター内は女性バーマン

 

立ち寄ったのは会社近くのエールハウス「82東銀座店」。きちんと料理も楽しみたい向きにはパブは不向きだ。少し時間があって、軽くのどを潤したいときに、ちょこっと立ち寄って、ビールでもひっかける。支払いもキャッシュ・オン・デリバリーのセルフ。料理を頼まなければ、料金も1000円かせいぜい2000どまり。気のあった連中とちょこっとやるときにはそれなりに使える店だ。

次は300年後の「金環日食」

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2012/05/21  20:34


雲に隠れた(7時33分)

 

ど真ん中にくっきりと(7時34分)

 

見上げる人々(7時34分)

 

あちらでもこちらでも(7時35分)

 

太陽の中心部が月に隠れてリング状になる「金環日食」が日本国内で観測されたのは1987年9月23日の沖縄以来約25年ぶり。日本の広い範囲では平安時代の1080年以来932年ぶり。東京都心で見られたのは173年ぶりらしい。とにかく、話には聞くものの、自分の目で見たのは初めて。そんなに何度も見られるものでない以上、見られるときは見ておくべきものだ。

金環日食のピークは午前7時半前後。東京練馬区の自宅を出たのは7時8分頃。15分ほど歩いて大江戸線光が丘駅から地下鉄に乗るのだが、乗る電車の時刻と日食のピークがぶつかった。せっかくの世紀の天文ショーを見ずに電車に乗るのも無粋だなと思っていたら、300mも歩かないうちに、路上で主婦の”観測チーム”に遭遇。

こちらが何も頼まないのに、観測グラスを貸してくれた。2割方欠けた太陽の姿がくっきり見えた。途中でグラスを手に小学生が「見える、見える」と声を上げていたり、至るところににわか作りの”観測斑”が結成され、かなりの盛り上がりを見せていた。

途中で少し時間を食い、駅周辺まできたら7時30分ごろ。ちょうどピーク。グラスも持っていないし、直接太陽を見れば目をやられるのは必至だが、うまい具合に少し雲が出て、輝きを押さえてくれた。目を細めて見ると、しっかり金環日食を確認できた。家人によると、曇ったおかげでサングラスでもしっかり見ることができたという。

日食観測を優先させた結果、通勤電車への乗車も会社到着もいつもより10分遅れの遅刻。国立天文台によれば、次に今回のような規模で金環日食が起きるのは300年後の2312年。生きているうちには見られない。それを10分ぐらいの遅刻で見ることができたのは幸せでした。

 

 

 

藤原伊織『シリウスの道』再々読

カテゴリー: Books

2012/05/20  07:21


何度も読んでいるうちにカバーがよれよれに

 

書名:『シリウスの道』
著者:藤原伊織
出版社:文芸春秋(2005年6月10日発行、初出「週刊文芸春秋」03年11月6日号~04年12月23日号)

貴重な時間をヤブ用や小事にばかりとられ、人生の持ち時間は短くなるばかり。読まなくてはいけない本は山ほどあるというのに、読まなくても一向に構わない、読んだからといってどうってことのない本に目が行くのはいかがなものか。しかも再々読となれば、もう確信犯だ。どうにもならない。

本書発行1カ月後の05年7月24日にまず1回目読了。それから2年後の07年6月9日に再読。今回で3度目、その間にWOWOWで放映されたドラマも見た。未契約なので、知人に頼んでCDに焼いてもらって見た。それを今、また見直しながら、このブログを書いている。

我ながら、あきれている。ファクトにこだわるのは潔癖な職業意識のなせるわざだが、そこに必要性、優先度、緊急性の判断が入っていないのは問題だ。人間は常に合理的な行動をとるものではないという半面真理を地で行っている。まあ、そういうこともある。

広告業界を舞台に展開する長編ミステリー。内容は再読、初回読了時に記した感想に委ねるが、WOWWOW自主製作ドラマ「シリウスの道」(08年9月14日放映、160分、主演・内野聖陽)を見ながら、本とドラマとではこれほど違うものなのかかなり衝撃を覚えた。幹の部分は同じだが、枝葉が丸で違う。がっくりきた。

とらや「夜の梅」

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ, 食/食堂/レストラン

2012/05/19  07:28


とにかく濃厚・濃密

 

とらやと言えば、羊羹だ。最中や焼き菓子、干菓子もあるが、羊羹だ。63年間の人生で食べたのは数えるほどしかない。よほどめでたいときくらいだ。自分で食べるために買うということはまずなく、買うときは大体が人様に差し上げるためだ。

いつぞや、会社の仕事上で失敗があって、先方に詫びを入れに行く際、これを手土産にしたことがあった。同僚3人が雁首揃えて大阪まで新幹線で日帰りしたことを思い出す。確か、そのときはとらやの羊羹を持参した。先方も羊羹をもらって嬉しいわけではないものの、「伝統と格式」を持ってきたこちら側の気持ちをそれなりに受け入れてくれる。そんな使われ方だ。

この日はいただき物だった。「『夜の梅』は、羊羹の切り口の小豆が、夜の闇にほの白く咲く梅を表すことから付けられました。元禄7年 (1694) に初めて記録の出てくる古い菓銘で、羊羹としては文政2年 (1819) の記録が最初のものです。大正12年 (1923) には商標登録を済ませ、今日ではとらやを代表する商品となっています」(同社HP)。

とにかく保存性が優れている。賞味期限が製造から1年で、賞味期限後さらに1年間もおいしく食べられることを保証している。常温で、長期保存が可能な保存食品はそんなにないような気がする。災害対策用保存食としても使えるような気がする。

株式会社虎屋(本社東京都港区赤坂)は創業が室町時代後期(1520年代)というから気が遠くなるほどの昔だ。京都御所の御用を勤めていた、という。あまりに昔のことだし、ときの権力者の庇護を受けた御用商人だと一蹴するにしても、歴史の重みは消えないし、伝統に裏打ちされた商品の存在は尊重しなければなるまい。

極鮮TOKYO

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ, 食/食堂/レストラン

2012/05/18  23:22


3たば350円也(大石製麺店ブース)

 

新宿駅西口駅前広場イベントコーナーで、毎年この時期に開催される東京発!物産・逸品見本市「極鮮 TOKYO」(5月17日~18日)は今年で6回目。もちろん、毎年、このイベントを指を数えて待っているわけではなく、新宿駅をたまたま通り掛かったら、このイベントをやっていたので知ったというのが正しい。

自分のブログで確認したら、2011年の第5回と10年の第4回も”たまたま”通り掛かり、ぶらっと会場をのぞいている。今年も究極の東京厳選グルメ86店が大集合したが、今年は東北を「食」から応援する「東北地方応援コーナー」が設けられ、11店が出店していた。

昨年は「丹沢あんぱん」(オギノパン=相模原)と「深むし焼きそば」(比留間製麺=武蔵村山)、1昨年は「深むし焼きそば」(同)を買った。焼きそばシリーズなので、今年も「2度蒸し焼きそば」(大石製麺店=中野区弥生町)を買った。ポールスタアの「東村山黒焼きそばソース」は買いそこなった。

大石製麺店は大正8年創業。中華そば、日本そば、玉うどんなども作っている。焼きそば好きとしては買うしかないが、「2度蒸しだから、もちもちしていておいしいよ」とささやかれ、期待が一段と高まった。土曜夕食にメーンとして登場した。太麺。ソースの研究が不足していたと反省している。

東京グルメと銘打ちながら、主催が西武信用金庫(と東京都商工会連合会)であるせいか、出店は東京西エリアからばかり。東京スカイツリーが5月22日に開業するなど、東京の話題は現在、東エリアに集まっている。消費者の希望を言えば、東エリアの逸品も知りたい。これは東京東信用金庫(墨田区東向島、旧東武信用金庫)に期待するしかないか。