2007年4月 のアーカイブ

賀川豊彦献身100年神戸プロジェクト

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/30  23:47


 賀川豊彦(かがわ・とよひこ)という名前はかすかに知っていたものの、その業績は全く知らなかった。阪神電車・春日野道駅から三宮方向に向かって歩いていたとき、兵庫県警葺合署の隣に「賀川記念館」と書かれたみすぼらしい建物があるのは知っていた。

 この賀川豊彦(1888-1960)は福祉、労働、消費者運動の先駆者だった。「神戸に生まれ、徳島中時代にキリスト教に入信。1909年(明治42年)から神戸の貧民街での無料巡回診療や伝道に献身、米国留学後は川崎・三菱造船所争議など大規模な労働運動を指導。生活協同組合運動にも取り組み、全国に広がる「コープ」の基礎を築いた」(神戸ゆかりの50人)。

 この賀川豊彦が神戸で活動を開始し、2009年12月24日に100周年を迎えることを記念し、「賀川豊彦献身100年神戸プロジェクト」が4月28日、立ち上げられた。神戸プロジェクト委員会の委員長に就任した今井鎮雄神戸YMCA顧問をはじめ、委員は兵庫県生活共同組合連合会の浅田克己会長理事、連合兵庫の北条勝利会長、神戸YMCAの水野雄二総主事、イエス団の村山盛嗣常務理事。井戸敏三知事や矢田立郎神戸市長は顧問。

 プロジェクト実現に向けた関西実行委員会に集まった面々はなかなか普段はお会いしないような人たち。社会運動や労働運動、協同組合運動に長く従事してきた、いわば精神的指導者ともいうべき人たち。

海洋環境船「Dr.海洋」就航記念式

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/27  23:54


 海面の清掃や油の回収を任務とする海洋環境船「Dr.海洋」(ドクターかいよう)の竣工・就航記念式が27日午後、行われた。船名は一般公募により決定されたもので、海の環境を守るドクターという意味から名づけられた。色んな記念式があるものだ。

 所属は国土交通省近畿地方整備局神戸港湾事務所。同事務所には2隻の海洋環境船が配備され、大阪湾と播磨灘の一般海域でゴムや油などを回収する海洋環境整備事業を行っているが、今回、同事業に28年間従事してきた「紀淡丸」が老朽化し、現役引退するため、新造された。全国6地方整備局に11隻配備されているうちの1隻。

 「紀淡丸」(406トン)に比べ、「Dr.海洋」は196トンと随分小ぶりだが、性能は大幅にアップ。最大速力は15.4ノットと強力。迅速な油回収が可能で、低・中粘土浮遊油用の浮遊堰式油回収機や高粘度浮遊油用のネットコンベア式油回収機を装備している。

 また、海面に浮かんでいるゴミを回収する「塵芥コンテナ」や流木等の大型ゴミの回収などに使用される「多関節クレーン」を搭載している。船が3~5ノットで航行すると、海水とともに双胴間に流入したゴミがコンテナの網によって回収される。

丹波竜

カテゴリー: 神戸日誌

  09:02


SPring-8

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/25  23:52


  神戸に来てからずっと気になっていた「SPring-8(スプリング・エイト)」を見学した。昭和63年10月、理化学研究所と日本原子力研究所が共同で兵庫県播磨科学公園都市(兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1番1号)に建設した大型放射光施設の愛称。Super Photon ring-8GeVの略。放射光発射装置としては世界最高の性能を持つ。平成17年から理研の単独運営。

 真ん中に三原栗山(341m)があり、その周りを円形にリングを配置。この大きな蓄積リングの中に80億電子ボルトの高エネルギーにまで加速された電子を回しながら蓄え、強力な磁石でその進路を曲げたり、あるいは波打たせて放射光をつくりだしている。敷地は東京ディズニーランドのテーマパークの約3.6倍の広さ。

 わが国最大の共同利用施設で、国内外の研究者に開放され、生命科学、物質科学、地球科学、環境科学、産業利用など広範な研究分野で、多くの優れた研究成果が得られているという。

 22日(日)は15回目の施設公開。年に1回、加速器を止めて、一般に公開している。供用開始10周年でもある。蓄積リングの設置されている実験ホールをウロウロしたが、悲しいかな文系人間には敷居が高過ぎた。少年少女が多数見学に来ていたので、彼らに期待しよう。

城崎温泉素泊まり行

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/23  23:50


城崎は 温泉だけとちがうで
山も 川もあるし 海も近くにある
きれいな空気と 水がある
おいしいもんが よおけあるでぇ
温泉つかって ゆっくりしなったら
おいしいもん食べて 楽しいお酒飲んで
ええおもいで よおけつくてぇな
ゆっくりしたあなったら また来でぇなあ

 郷里で用を済ませた後、さてどうしたもんかと考えたら、急にほんまもんの温泉に浸かりたくなって、城崎温泉に向かった。車で150キロほど。着いたら夜も7時を回っていた。お湯に浸かって、そのまま神戸に戻ろうと思ったものの、それも面倒くさくなって、目についた旅館に飛び込んだ。

 素泊まり6300円なり。他にプラス入湯税。外湯の切符はもらえるし、駐車場もただだから、ちょいの素泊まりなら、十分。廊下を歩くとみしみし音のする老朽旅館だし、トイレや内風呂も共有だが、8畳の和室を1人で占有。ぜいたくな気分だ。

 7つある外湯の中でも1番人気の「一の湯」と2番人気の「御所湯」に入った。前者は洞穴風呂、後者は最も新しく、露天のある風情豊かなお風呂だった。御所湯近くの「とみや」で赤イカとアジの造りを食べながら、赤霧島のロックを飲む。1人ではもったいない。

 旅館の外は温泉街の狭い道。ゆかた姿で下駄の音をカランコロンさせながらそぞろ歩きを楽しむ泊り客が絶えない。温泉場は夜の風情に勝るものはないが、朝はまた別の顔を見せていた。

「あそび」の”体験ミュージアム”

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/20  09:37


 こども・親・祖父母の3つの世代が「あそび」を楽しめる「あそび」の”体験ミュージアム”が神戸市内にオープンした。「ボーネルンドあそびのせかい神戸BAL店」(神戸市中央区三宮町3-6-1神戸BAL地下1階・地下2階)。

清盛フェスタ

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/16  00:26


 神戸市の中心は今やJRや阪神、阪急などが乗り入れるターミナル駅「三宮」に移ったが、その前はJR神戸駅が中心だった。さらに時代を遡れば、JR神戸駅から1つ西のJR兵庫駅近くが時代の表舞台だった。兵庫は平安時代から良好な港のある町として知られていた。

 全国的に有名になったのは平清盛が「大輪田の泊(おおわだのとまり)」を築いてから。中国・宋との貿易の拠点だった。福原には一時都が置かれた。港は改修を経て、鎌倉時代には国内第一の港として「兵庫津(ひょうごつ)」と呼ばれた。

 室町時代には明との貿易で栄え、江戸時代は瀬戸内海有数の港町として賑わった。兵庫津には南北に2つの舟入場があったが、いずれも狭く、しばしば風難に遭うためにそれを解消する目的と都心機能の東への移転に伴う退勢を盛り返すため明治7年(1874年)新川運河の開削に着手。同31年5月にほぼ完成。

 その「新川運河」沿いにキャナルプロムナードが平成5年3月設置された。木製の遊歩道だ。そこで15日、町興しの一環で「清盛フェスタ」が催された。近くの神戸住吉神社の一角には清盛塚があった。

万病はストレスが原因

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/15  23:48


 「ガンは自分で治せる」(マキノ出版)で有名な安保徹新潟大学大学院医学部教授の話を1時間ほど聞いた。住宅メーカーの株式会社イシン(本社岡山県津山市)が神戸ポートピアホテルで4月11日開いた講演会の講師の1人。世界的な免疫学者だという。

 全く背景を知らないまま聞いた話だったので、きちんと理解できたとは思わないが、内容は「ガンは日常生活中で交感神経の緊張が過剰になった結果、免疫力が低下しリンパ球が増えるために発症する病気。ガンにならないためにはストレスの多い生活のパタンを見直すことだ。 ムリせず、ラクせず。「目標の7割を達成すればよし」とすれば、精神的なストレスはたまらないし、肉体的にも負担がかからない」

 糖尿病しかり。糖尿病になる背景には無理な生き方がある。生き方が偏っている。無理な生き方を止めれば、発症しない。とにかく、病気の成り立ちを理解する必要がある、という。「そうかな」と思うけど、本当にそうなのかは分からない。

 万病はストレスが原因なのだろう。ストレス食べながら生きざるを得ない現代人は万人が何らかの病気に罹っているような気がする。時代も病んでいる。大変な時代である。

夙川オアシスロード

カテゴリー: 神戸日誌

2007/04/10  07:53


 新西宮ヨットハーバーは人工島。島の周りは遊歩道になっていて、「海の道公園」や「西宮浜総合公園」はボランティアの育てる花壇がびっしり。チューリップや菜の花などさまざまな花が咲き乱れていた。トランペットの練習をする外人の姿も。

 西宮大橋の手前に御前ノ浜に渡る跳ね橋。渡ったところが西宮マリーナ。御前ノ浜には西宮砲台がどっしりと腰を下ろし、内海では水上スキーを練習する姿や水上モービルに興じる人たち。のどかな光景だ。

 夙川沿いに北上する道が「夙川オアシスロード」と呼ぶ。阪神・香露園まで約1キロ。川堤は見事な桜並木になっていた。西宮市の市花は桜だという。夙川の西側は芦屋市だ。

神戸国際ボートショー

カテゴリー: 神戸日誌

  07:37


 西日本最大のマリンの祭典と銘打った「神戸国際ボートショー」(4月6-8日)をのぞいた。例年、新西宮ヨットハーバー(西宮市西宮浜4-16-1)だけで開催されるが、今年は神戸開港140年に当たるため神戸国際展示場にも会場が設けられ、シャトルバスが運行された。

 やはり見るべきは新西宮ヨットハーバー。豪華なヨットやクルーザーがズラリ。退職金でも買えないような豪艇が雄姿を輝かせていた。一生に一度くらい、こんな船で外洋を飛ばせたらどんなに気持ちよいことか。

 クラブハウスの中に小さなヨットが展示されていた。「ミニマーメイド」号。1989年(平成元年)8月30日、米サンフランシスコ港からここに着いた堀江謙一氏の乗艇だ。4月15日に出発後、3度も台風に遭遇しながら、無事到着。全長2.8m、最大幅1.85m。

 そんな楽しみを自分のものにしている人種がいることを目の当たりして、自分の人生をはたと思い返してみる羽目に。いろんな遊びがあるものだ。マリンレジャーと言えば、海水浴ぐらいしか思い浮かばなかったわが身が情けない。