2011年2月 のアーカイブ

「トレジャーファクトリー」

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き

2011/02/27  12:23


 関東地方は天気予報が外れて青空が広がった。気温も上昇したので戸田公園(埼玉県戸田市総合運動公園)までドライブした。学生諸君の練習風景を眺めるつもりで来たものの、ボートコースにはほとんど姿なし。春休みなのか、予報が外れて出足が遅れたのだろうか。

 途中で総合リサイクルショップ「トレジャーファクトリー」南浦和店に寄った。正直リサイクル=中古品のイメージで、ガラクタが並んだ店という程度の認識しか持っていなかった。実際これまで覗いた店もそのイメージを変えるどころかそれを補強するばかりだった。

 しかし、この店に入って驚いた。これまでのリサイクルショップのイメージが全くないのだ。店内は綺麗で整然とし、見た目では新品に近いものがずらり並んでいる。しかも新品に比べ大幅に安いのは魅力だ。埼玉、千葉、神奈川および東京も周辺部を中心に首都圏全体で53店舗。南浦和店は今年1月19日にオープンしたばかりだ。

 ブックオフが古本屋さんのイメージを変えたように、このトレジャーファクトリー(本社東京都足立区、野坂英吾社長)も中古品屋さんのイメージを変えたように思った。会社設立は1995年5月。できて16年しか経っていない。

 「モノは持ち主に必要がなくなった時点で価値が失われてしまいます。そのモノに、もう一度価値を与え、世の中に送り出していく工場の役割を果たしたい。創業時のこのような想いを込めて、社名はつけられました」という。宝物の工場=価値の再生工場という考えだ。消費者の支持を得られる企業は強い。

誕生餅

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/02/26  23:57


 東京は今日もよく晴れて、きのうとは違って風もなく暖か。庭の紅枝垂れ梅が気持ち良さそうだ。寒ボケの蕾もかなり大きくなった。名前は思い出せないが、黄色い花も咲いている。クリスマスローズもおっつけ開花するだろう。

 初孫誕生からちょうど丸1年。出産を清酒「初孫」で祝福し、3月にはこの枝垂れ梅を植樹。4月にはお宮参り、5月にはお食い初めとイベントが目白押し。夏の猛暑を乗り切り、冬には650キロのロングドライブをこなして田舎で迎春。そしてめでたく1歳の誕生日を迎えた。育てている親は大変だ。

 1歳の誕生日には一升餅を風呂敷に包み、背中に背負う。丸い良き人生がしっかり大地を踏んで歩めますようにとの願いが込められている。背負わさせられる本人にとっては迷惑かもしれないが、1年目の重要なイベントだ。人間の一生はイベントの連続である。

 人生は変化の連続だが、とりわけ生後直後から満1歳までの変化はすさまじい。目も見えず、ただ泣くだけで身動きさえできなかった生命体が自立歩行し、自分の意思さえ主張するようになるのだ。その成長ぶりには目を見張るものがある。

 そして果たして自分はいささかでも成長したのかと自問する。肉体的に衰えるのはどうしようもない。問題は精神的にどうかだ。自信を持って成長したと胸を張れるのか、考え込まざるを得ない。身近で孫の成長ぶりを見ていると、実にいろんなことを考えさせられ、なかなか複雑だ。しかし、これほど人生を考えさせてくれる最良の教材もない。

ミモザ

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/02/25  17:34


 昼休みに外に出たら、気温こそ上昇しぽかぽか陽気だったものの、南風が強く、日向ぼっこを楽しむというわけにはいかなかった。ミニ公園でしばし読書。職場に戻ると、気象庁が午前、関東地方に春一番が吹いたと発表していた。サハリン付近にある低気圧が発達しながら北東に進んでいる影響だという。気象庁の予報によると、今年の春の訪れは平年並みらしい。

 夕刻、新宿を歩きながらビルの谷間の西空を見ると、赤く夕日に染まっていた。せっかくだからブログに投稿しかけた際に目に飛び込んできたのがこのミモザ。小田急フローリストだった。3月8日は男性から女性へ花を贈る「ミモザの日」だとか。イタリアの男性はそうしているらしい。

 ミモザの花はヨーロッパでは古くから愛され、「愛と幸福を呼ぶ花」「春を告げる花」と言われ、親しまれているという。そこで日本でもミモザの花を贈ろうということらしい。あんまり美しかったので写真を撮った上、近くで国際ボランティア学生協会が呼び掛けていた新燃岳噴火被害義捐金に募金した。

 ミモザ:マメ科アカシア属
 原産地:オーストラリア

大幸@練馬

カテゴリー: 酒/酒場/居酒屋

2011/02/24  19:33


 久しぶりに練馬で飲んだ。いつもここから西武バスに乗って帰宅していたので、待ち時間の関係や一服的な使い方をしてきたものの、決定的な目玉に乏しく、自分の気に入ったところだけをスポット的につまみ食いするのがせいぜいだった。

 小さな書店、古民家風そば屋、コーヒー豆を買うチェーン系コーヒー店、時々ホットドックが食べたくなるフレッシュネスバーガー、3か月に1度くらいの割合で座りたくなるとんかつ屋・とん陣の低目のカウンター、いつの間にか改造され店が1階から2階に引っ越したヘアサロン・コセキなど自分なりに愛着のある店もなくはない。

 「大幸」(だいこう)もそんな店の1つ。おとり様商店街の真ん中辺りに、夜になると大きな提灯に火が灯る。京風のおつゆの薄いおでんがメーンメニューだ。カウンターの上に所狭しと家庭料理が並んでいる。客は自分で3点を選ぶ。高野豆腐、にしん。

石灰性腱炎

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 東京日誌Ⅱ

2011/02/21  23:58


 近頃、財布の中で増えるのはポイントカードと診察券ばかり。お金は少しも増えない。これは一体どうしたことか。どうしたことでもない。収入が増えない中で高齢化が進行するからだ。

 ポイントカードは特定のお店で買い物すれば、購入額に応じてポイントが貯まるし、チリも積もれば山となる。山は期待できないにしても、積もっていくチリは馬鹿にならない。少し貯まり出すと、その店への執着が強まる。お店もそれが狙いで、客を囲い込む。

 診察券が増えるのは嬉しくない。若いときは医者に掛かることなんか思いも寄らなかった。それが齢を重ねるに従って、身体にガタがきて、何かと故障が起こる上、定期的なメンテナンスも必要になってくるからだ。嬉しくないものの、医者通いから逃げられない。

 通う医者も1つにとどまらない。これが増えるのだ。若いときには信じられないが、加齢に伴ってそれが増えてくる。仕事絡みのアポよりも医者のアポのほうが多くなるのは悲しみの極みだ。しかし、これは厳然とした事実として受け止めなければならない。

 受診する診療科がまた1つ増えた。先週末土曜日から突然肩が痛くなり、日曜の夜はじっくり眠れないほど痛みが増した。五十肩を疑った。40代に掛かったことがある。病気のランクとしては大したことないが、痛みは痛み。それも厄介な痛みだ。

 週明けに整形外科を受診し、撮影したレントゲン写真には肩に石灰が貯まっているのがくっきり写っていた。医師によると、肩の痛みと運動障害をきたす点では五十肩(あるいは四十肩)だが、近年では原因が明らかな場合、五十肩とは呼ばないという。五十肩も正式名称は「肩関節周囲炎」という。

 ウィキペディアによると、五十肩の定義は①肩に疼痛(痛み)と運動障害がある②患者の年齢が40歳以降③明らかな原因がない―の3つ。私の場合、肩腱板内に沈殿したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じることで起こる「石灰沈着性腱板炎」(石灰性腱炎)との病名が付いた。

 身体のほんの一部がちょっと調子がおかしくなっただけで、どうにもならない憂欝な気分に陥る。それに痛みが伴えば、もう世界の終わりの気分だ。大きな病気は恐ろしいが、小さな病気や痛みも辛い。そんなことを考えていくと、痛みもケガも病気もしていない状態というのは意外と至福のときに違いない。快癒すると、つい痛かったときのことを忘れる。一端痛みが出てくれば、途端にこの世の終わり気分に陥るのである。

 そう言えば、昨年秋、足の裏にいぼができ、痛くて歩行困難に陥ったことを思い出した。液体窒素で元を焼き切り、何とか原状回復したが、それでも痛みを抱えた1カ月間はこの世の終わり気分だった。病気とも言えない、ささいな苦痛だったが、もう二度と御免だ。とかくこの世に痛みの種は絶えない。

 エジプトやイエメン、リビアでは死に至る激しい痛みが続いている。こうした痛みを味わうことがないのがベストだが、痛みに襲われた以上、それと付き合っていくしかない。人が生きていくというのは大変な営みだということを改めて噛み締めている。

PENTlK

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/02/19  23:47


 ヘルシンキ(フィンランド)に住んでいる知人からトナカイをモチーフにしたデザインの可愛いスプーンをいただいた。夕食後のコーヒーを飲んだ際、使った。味は変わらないものの、おしゃれな小物で面白い。

 PENTIK(ペンティック)はフィンランドでは国内に80店舗以上展開し、スウェーデンやノルウェーにもお店を広げているデザイン雑貨と陶器のインテリアショップらしい。暖かみのあるデザインと可愛らしさが人気だという。

 本社はラップランド県ポシオPosio。ラップランドはサンタクロース誕生の地ともいわれる。PENTIKはアヌ・ペンティックが陶器や革の衣類を自宅の地下にある子ども部屋で作り始め、1971年に会社が設立された。会社の周りにはトナカイが歩いているという。

『兄貴として伝えたいこと』

カテゴリー: Books

2011/02/18  23:50


書名:『兄貴として伝えたいこと』国際報道写真家岡村昭彦証言集
著者:岡村昭彦
出版社:PHP研究所(1975年5月25日初版発行)

松岡正剛講演会@紀伊国屋ホール

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2011/02/16  20:58


 言葉のプロフェッショナル、松岡正剛氏は本当に変な人だった。良く分からないけど、「自分の専門は好奇心です」と言ったりする。差別的言辞も辞さず、しかもさらりと口にする危ない人でもある。博覧強記の知識を次ぎから次へと紡ぎ出す不思議な人物だ。

 1944年京都の呉服屋に生まれる。早稲田大学文学部中退。1971年工作舎設立。アート・思想・メディア界に多大な影響を与えた雑誌『遊』を創刊。1987年編集工学研究所を設立。2006年、世界の知を集大成した『松岡正剛千夜千冊』(求龍堂)を刊行。作家・井上ひさし氏は「松岡正剛は平成のダ・ヴィンチである」と呼んだ。

 この日の講演は新シリーズ「セイゴウ語録」創刊を記念したもので、『危ない言葉(セイゴウ語録1)』『切ない言葉(セイゴウ語録2)』の2巻が同時に求龍堂から刊行された。同氏がこれまでいろんな媒体で書いた言葉200を集めてきて、それをプロジェクターに写しながら、本人がコメントしていく形で進められた。

スグレジ@西友

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2011/02/14  20:00


 すぐの清算!自分でピッ!

 もう随分いろんなスーパーで導入されているようだが、自分の目で見たのは初めて。西友練馬店。セルフチェックアウトは時代の流れだろう。買い物が多い場合は大変だが、少しの場合でスグレジが空いていれば、確かに早く済みそうだ。

 イオン傘下のマックスバリューは2003年から「セルフレジ」を試験導入しているという。スグレジに仕事を奪われる人も出てくるはずだ。神業的な早打ちのレジ打ち名人もいる。あの人たちのスキルはどうなっていくのだろうか。

人身事故@光が丘駅

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

  07:29


 3連休明けの14日朝、いつものように自宅から歩いて都営大江戸線光が丘駅に着くと、改札の辺りが黒山の人だかり。同駅で午前6時48分頃、人身事故が発生し、光が丘―練馬間が不通だという。

 産経ニュースによると、30歳代の男性がホームから転落し、入ってきた電車にはねられ、病院に運ばれたが、約3時間後に死亡したという。男性は酒に酔っていて、事故発生の20-30分前に終始発駅の同駅で降ろされ、ベンチで寝込んでいたものの、再び電車に乗ろうとして線路に転落したらしい。

 光が丘駅はまだホーム転落防止用のさくは設置されていない。朝のラッシュ時には線路際を平然と歩く乗客も多く、電車に接触したり、ホームに転落する危険は個人的に感じていたが、それが現実になった格好だ。おまけに酒に酔っていたとなれば、なおさら危ない。

 状況が今一分からないが、本当に酒に酔っていたとあれば、自殺行為だ。それにしても死亡にまで至らないまでも、ほぼ毎日のようにどこかの路線で人身事故のニュースを聞く。ほとんどが他人事だが、今朝ばかりはとばっちりをしっかり受けた。