2017年6月 のアーカイブ

京うどん「きつね庵」

カテゴリー: 食/食堂/レストラン

2017/06/30  23:48


 

細かく刻んでうどんに乗せるきつねうどん

 

自家製ちりめん山椒ご飯

 

待ち合わせは歌舞伎座前、お上りさんよろしくぴしゃり

 

WEB週刊農業専門誌の編集長と待ち合わせ、京うどんの店「きつね庵」(中央区銀座3)に連れて行ってもらった。連載も3年。7~8人でコラムを回しており、これまでに16回書いた。3年前の創刊時から続けているのは農水省OBでスピンアウトした山形県人と私の2人。

オープンして2年と3カ月。たくさん店のある中で京都のうどん屋は初めて。大体、高くとまった京うどんのどこがおいしいか、と思った。しかし、丁寧な作り方で、揚げが甘く、まろやかにおいしかった。

関東では油揚げを四角いまま提供する店がほとんどだが、京都では細く細かく刻む。それをうどんに乗っける。なぜこんなことをするかというと、舞妓さんのおちょぼ口でも食べやすいようにとか。まさか、そんなことはないと思うけど、とかく一説ではある。

しかも、京都の老舗豆腐店「とようけ屋山本」さんから仕入れているという。こだわりというか、差別化を図っている。

あごや鰹節、ウルメイワシなどからとった澄んだスープ。直前に九条ネギを投入し、さっと煮立ててある。このヒト手間で、一層まろやかさが増すと店主は自負しているという。

お店はカウンター席6席とテーブル2席の合計8席。午後6時45分に行き、テーブル席を確保した。しかし、後から来た女性客は夜のお食事セット(単品うどん+日替わりおかず2品+自家製ちりめん山椒ご飯)か、ちょっとおつまみが10点ほどあった。

夜のちょっとおつまみは、「京のお揚げさんの甘煮とお葱」「九条ネギと牛肉の玉子とじ」「とようけ屋山本の冷奴」「山芋とろろの磯辺揚げ」など。

ビールは小瓶、酒、焼酎、ウィスキーなども用意されているものの、「うちは飲み屋じゃないですっから」(店主)と、ぴしゃり。腕には相当自信があるとお見受けした。

権丈善一氏

カテゴリー: 会見メモ, 高齢者/福祉/街づくり

  18:26


 

権丈善一氏

 

ゲスト:権丈善一慶応大学教授
テーマ:2025年ショック どうする医療・介護①
2017年6月30日@日本記者クラブ

 

 

東京フライタワー

カテゴリー: 食/食堂/レストラン

2017/06/29  22:44


 

これが東京都庁フライタワーだ

 

東京都は都議会選挙の真っ最中。その割には熱心なのは関係者だけで、都民は完全に置き去りになった格好だ。選挙が始まったら、2週間で終わる。こんなものかと思っているうちに終了しだ。

日曜日にテレビを見ていたら、議事堂レストランのフライタワーをやっていた。イカリングとオニオンリングを2層のタワーに見立て、高層タワーを形成していた。これは面白い。

議員でなくてもOKということで、早速東京都八王子市民と一緒に行った。フライタワーがやってきたのは2時間くらい経ってから。忘れられていた。

 

午後9時すぎの本庁舎はまだ結構電気が点いていた

 

上のほうに「TOKYO都庁議事堂レストラン」と書かれている

 

入り口には大きな水槽がある

「保険医療2035」

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 高齢者/福祉/街づくり

2017/06/28  20:21


 

会見する塩崎厚労相

 

ゲスト:塩崎泰久厚労相
テーマ:2025年問題
2017年6月28日@日本記者クラブ

 

日本の抱える「2025年問題」(団塊の世代がすべて75歳以上となり、全人口の5人に1人を占める)は世界で広く知られるようになっている。世界各国にとって人類が経験したことのない「超々高齢社会」を日本がどのように克服するか。非常に興味があるところだ。

「今の仕組みのままではうまくいかない。新しい成功モデルを示したい」として提示したのがこの日の対策だった。アジア諸国は日本よりもはるかに早いペースで高齢化している。

安倍政権の成長戦略は当初3本だったが、2015年にそれを1本とし、2本目は子育て支援と介護を中心とした社会保障全般の改革を全面に打ち出した。①人口が減る②労働人口が減る③高齢化が進む④少子化も同時進行-している国は先進国では日本だけ。米国は増え、ドイツは人口そのものは若干減り始めているものの、労働人口は増えている。日本は新しいモデルが必要だ。

結論から言えば、社会保障が安心できるものかどうかが大きい。これをどうするか。持続可能性を持たせながら、一定の納得感の得られるような社会保障にしていくことに取り組まなければならない。

成長と分配の問題だ。成長しない限りは社会保障も賄えないし、社会保障が賄えないと、社会は安定しない。そうなると成長もしずらい。社会保障の財源は保険料と税と運用収入の3つ。給付を増やすには負担を増やさなければならない。

社会保障を守るためには成長を確保しなければならない。そのためには労働を何とかしなければならない。労働を何とかしなければならないが、今日は医療・介護がテーマ。

これまでは医療は医療、介護はどういう問題があり、改革を行わないとどういう問題が起きてくるか。介護も一体的に考えて行かなければ乗り切れないと認識している。

 

 

 

アラスカ再々々々訪

カテゴリー: 食/食堂/レストラン

2017/06/27  22:10


 

アラスカからの眺め(午後6時ごろ)

 

日本記者クラブの会報に書いた文章の御礼にいただいた食事券の有効期限が6月30日だった。27日夕刻にレストランアラスカのプレスセンター店に行った。久しぶりだった。

「左のビル群は霞が関の官庁街。右手の高層ビルは大手町のビジネス街。政府と経済の2つのビッグパワーの間に位置し、両方をチェックするのがわれわれ独立したジャーナリズムです」(日本記者クラブ会報2017年6月10日第568号)と中井良則さんが書いている。

ちなみに右手の市政会館は旧時事通信社の本社だった。本社を東銀座に移してからは縁遠くなったが、それまではそこで働いた。目前は千代田区立日比谷図書文化館(旧都立日比谷図書館)。こちらもよく利用させてもらった。

 

2日続きのステーキ

 

お勧めのコースをいただいた。その中のステーキ料理。前夜もステーキだったが、今度はひと味違った。スープはジャガイモの冷製クリームスープ「ヴィシソワーズ」。冷たくて口当たりが良く、上品なスープだ。

レストランアラスカは1928年創業の老舗フレンチ。本店は大阪市北区曽根崎新地。朝日新聞社にも店舗がある。ちなみにクラブのオリジナルワインは赤(キャンティ)と白(クラシコ)。両方を楽しんだ。

 

呼んでくれたサクランボ

 

アラスカはプレスセンタービルの10階。いったん1階に降りたが、妻が頭が痛いと言い出して9階のラウンジに戻った。カウンターの上にさくらんぼが置かれていた。山形新聞が差し入れてくれた特選サクランボだった。口に入れたら、ものすごく甘かった。頭の痛みも消え、とても幸せな気分になった。

内幸町から日比谷公園沿いを外堀通りを大手町まで歩いた。食後の腹ごなしにはちょうど良かった。

てまりてまり

カテゴリー: 花/木/樹

2017/06/25  15:30


 

ガク咲きの「てまりてまり」

 

てまりてまり

 

てまりてまりの子ども

 

自宅の隣家との境目に紫陽花が見事に咲いている。とりわけ今年は青がきつく、真っ青だ。調べたらガク咲きのガクあじさいだという。

あじさいもたくさんあるが、一番華やかな雰囲気を見せている。鎌倉明月院のあじさい参道は明月院ブル-と言われている。同じ青だが、わが家のブルーもすばらしい。

「栄養失調」の研究から「白肝」を作出する

カテゴリー: 科学/技術/イノベーション, 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2017/06/24  21:26


 

家庭の中の農学

 

第52回東京大学農学部公開セミナーが6月24日(土)、農学部の一条ホール(文京区弥生)で開かれた。テーマは「家庭のなかの農学」。プログラムは3本で、「アミノ酸シグナルを利用して高品質食資源を開発する」(応用動物科学専攻・高橋信一郎准教授)は面白かった。

アミノ酸は生体の構成物質として利用されている一方、代謝などを制御するシグナル分子としても機能している。例えば、動物が全アミノ酸量(窒素量)が不足した食餌(量の不足した食餌)や、特定の必須アミノ酸が要求量に達していない栄養価の低い食餌(質が低下した食餌)を摂取していると、これが情報となり、タンパク質同化が抑制されたり、タンパク質異化が促進される。このような情報を「アミノ酸シグナル」と呼んでいる。

つまり、量が不足した食餌や質が低下した食餌を摂取した動物では、アミノ酸シグナルの変動により、タンパク質代謝が制御される。さらに、この代謝活性の抑制により、エネルギー必要量が減少し、平常通り摂取されているために過剰となるエネルギー源は肝臓や筋肉、脂肪組織に取り込まれ、脂肪として蓄積され、その結果、正常な血糖値を維持しているわけだ。

一方、筋萎縮が刺激となって、筋衛星細胞や脂肪細胞へ分化、これが成熟して脂質を蓄積するなどの結果も明らかになっている。このような一連の機構を介して、アミノ酸シグナルの変動に応答しえ、臓器特異的に脂肪蓄積が起こっていると推定されている。

高橋准教授のチームは、食餌タンパク質の量(窒素量)や質(栄養価)、給餌のタイミングを調節することによって、脂肪を蓄積する技術を確立することを目指している。

具体的にはこれらを利用して、①脂肪交雑したジューシーな豚肉を安定供給する技術②ブロイラー^を用いてフォアグラのようなレバーを安定供給する技術③天然魚肉のような味の用祝魚肉を生産する技術-の開発など高品質食資源の開発技術の確立を目指している。

農水省農林水産技術会議の食品産業科学技術研究推進事業委託事業(平成22~26年度)として実施された。知の集積と活用の場の研究開発モデル事業などの助成も受けている。

「クワシオルコル」(英・仏語Kwashiorukor)はタンパク質の欠乏による重症の栄養失調。これは線虫からほ乳類に至る動物では必ず起こる。この発生機能を利用することによって、高橋伸一郎准教授のチームは魚、鳥、豚などのいろんな臓器への脂肪蓄積量を調節し、これらが高品質食資源になることを見つけた。

肝臓または筋肉への脂肪蓄積を起こすモデル動物の作成(イメージ図)

 

    (「イノベーション創出基礎的研究推進事業」(農業・食品産業技術総合研究機構)資料から)

医療機器開発を主導する「バイオデザイン」プログラム

カテゴリー: 科学/技術/イノベーション, 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2017/06/23  21:57


 

シリコンバレーは、アイデアを商業化していくのが非常に上手(専門セミナーから)

 

第8回医療機器開発・製造展(MEDIX)専門セミナー「米国に学ぶ!医療機器イノベーションをおこす仕組みとは?」~日本発の医療機器開発の実現に向けて~を受講した。

講師は池野文昭米スタンフォード大学医学部主任研究員。注射器、体温計、人工臓器、カテーテル、MRI、生体情報モニターなどあらゆる医療機器の開発・製造に携わっているメーカーが参加した。

バイオデザインと聞いてもピンと来なかったが、要はスタンフォード大学のポール・ヨック博士らが2001年に開発した医療機器イノベーションをけん引する人材育成プログラム。

開発の初期段階から事業化の視点も検証しながら、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーションを実現するアプローチを特徴とするプログラム。医学・工学・ビジネスの3分野を連携させた医療機器開発のための教育プログラムだ。

フェローシップと呼ばれる約1年間のコースでは、医療機器開発のリーダーを育成するために、臨床現場のニーズを出発点として、課題解決型のイノベーションを欠かせないデザイン思考やスキルを実践的習得する。

世界各国から応募があり、18倍を超える高い競争率の中、年間で8名が選抜される。14年間で40社の起業を実現し、400件以上の特許出願がなされ、50万人を超える患者が本プログラムで創出されたデバイスによる恩恵を受けている。

大阪大学、東京大学、東北大学は2015年6月29日、米スタンフォード大学とバイオデザインプログラムに関する提携契約に調印した。医療機器産業とも連携しながら日本の医療機器イノベーションをけん引する人材育成プログラムに「ジャパン・バイオデザインプログラム」を15年10月より開始する。

発表によると、世界の医療機器市場は現在の3300億ドルから2018年には4500億ドルにまで大きく成長する見込み(Espicom社データ)。一方、日本発の医療機器のシェアは米国に大きく引き離されており、貿易赤字も8000億円に上る。

「日本は、診断機器は輸出優位だが、治療機器(高額)は多くが輸入であり、植え込み型治療機器の多くは米国からの輸入に頼っている。つまり、病気治療の根幹は、米国に牛耳られていると言っても過言ではない」と池野主任研究員は指摘する。

これまでも医工連携や産学連携によるさまざまなアプローチが行われてきたが、現状では市場のニーズをうまく捉えられず、事業化に至らない、すなわち死の谷を越えることのできないケースが依然多く存在するのが実態だ。

このような背景から、わが国でも医療現場におけるニーズを基にした医療機器の開発、さらにはニーズの事業化までは一気通貫でけん引できる人材の育成が必要であるという結論にいたり、さまざまなプログラムを検討した結果、「スタンフォードバイオデザインプログラム」にたどり着いた。

カシオ、表面に凹凸を再現できる2.5Dプリンターを開発

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2017/06/22  21:59


 

これが噂の2.5Dプリンター

 

ブースはかなりの人だかり

 

東ホールに行く通路に「世界初」の文字

 

第28回設計・製造ソリューション展(2017年6月21日~23日)が東京ビッグサイトで開催され、カシオ計算機(東京都渋谷区)が独自の印刷技術によって紙の表面に微妙な凹凸を再現できる「デジタルシート」を展示した。世界初の技術で、同年7月から販売を開始する予定だ。

シート表面の凸部の高さは最小で0.1ミリから最大1.7ミリまで制御できる。昨年も同じ技術を発表したが、出力物である凹凸を持ったシートを「デジタルシート」として主役にした点が異なっている。

「モノを形成していく過程で最も重視されているのは、そのモノの表面の表現。デジタルシートを使えば、大きな差異化のポイントになっている表面形状や手触り、触感の試作プロセスを、より早く、短時間かつ低価格で行える」という。

7月に発売するデジタルシートのプリンターは、印刷機や赤外線照射を行うフォーマー、制御用のPC、表示板ディスプレイなどが一体になったオールインワン機で、価格は500万円。出力サイズはA3とA4の2種類。

「世界のプリンターは2.0Dプリンター全盛時代。これを2.5Dプリンターに変え、世界の2.0Dプリンターを駆逐したい」(寺田秀昭カシオ計算機執行役員)としている。

 

 

 

試写会『ハクソー・リッジ』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2017/06/13  22:42


 

戦争映画史を塗り替える衝撃の実話

 

作品:ハクソー・リッジ(Hacksaw Ridge” のこぎりの崖”)
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド
6月13日試写会日本記者クラブ@6月24日全国ロードショー

 

ハクソーはのこぎりで、リッジは崖の意味。第2次世界大戦の激戦地・沖縄の前田高地のこと。すさまじいまでの戦争シーンの連続で、胃が痛くなった。日本人の描き方にも同情的ではなかった。同情的であってほしいとは思わないものの、日本的に描かれていた。あれが日本兵なのだろうと思った。

あんなすさまじい戦争が戦われたとは考えてもみなかった。あんなすさまじい戦争を行えるとは思わなかった。人間はやろうと思えば、どんなことでもやり遂げることができるものだとうことを知った。

ただこの映画は視点が異なる。戦争は命を奪うが、衛生兵ドス・デズモンドは、命を救う。難攻不落のハクソー・リッジの150mの断崖を駆け回り、たった1人で75人の兵士を救った男の物語だ。

銃も手榴弾もナイフも、何一つ武器を持たない彼が手にしていたのは、モルヒネと包帯だけだった。