試写会『ハクソー・リッジ』

 

戦争映画史を塗り替える衝撃の実話

 

作品:ハクソー・リッジ(Hacksaw Ridge” のこぎりの崖”)
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド
6月13日試写会日本記者クラブ@6月24日全国ロードショー

 

ハクソーはのこぎりで、リッジは崖の意味。第2次世界大戦の激戦地・沖縄の前田高地のこと。すさまじいまでの戦争シーンの連続で、胃が痛くなった。日本人の描き方にも同情的ではなかった。同情的であってほしいとは思わないものの、日本的に描かれていた。あれが日本兵なのだろうと思った。

あんなすさまじい戦争が戦われたとは考えてもみなかった。あんなすさまじい戦争を行えるとは思わなかった。人間はやろうと思えば、どんなことでもやり遂げることができるものだとうことを知った。

ただこの映画は視点が異なる。戦争は命を奪うが、衛生兵ドス・デズモンドは、命を救う。難攻不落のハクソー・リッジの150mの断崖を駆け回り、たった1人で75人の兵士を救った男の物語だ。

銃も手榴弾もナイフも、何一つ武器を持たない彼が手にしていたのは、モルヒネと包帯だけだった。

 

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