自然エネルギー財団設立5周年記念シンポジウム
ソフトバンク会長の孫正義氏が東日本大震災を受けて設立した自然エネルギー財団の設立5周年記念シンポジウムが9月9日、東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)で開催された。
自然エネルギー(再生可能エネルギー)の拡大が始まったアジアに焦点を当て、国際的な電力ネットワークの構築の意義と実現への道筋を議論する骨太な内容だった。
昨年のCOP21で世界は脱炭素社会の実現に向けて自然エネルギーの役割を認識し、パリ協定に合意した。世界は明確に「脱炭素の時代」に転換した。自然エネルギーを世界中の電力網につなぐビジネスを制する者こそ、世界の勝者になれる。パリでその闘いの幕が切って下ろされた。