東京ミッドタウン
②近くにできた国立新美術館
③ザ・リッツ・カールトン東京側から眺めた外観
④ガーデンの芝生
⑤芦屋タカトラ
⑥お犬様お手入れ中
⑦これ何でしょう?
週末、知人の結婚式・結婚披露宴出席のため東京行。一泊後、前回見逃した六本木の東京ミッドタウンを見物した。2時間足らずの駆け足だったので、サントリー美術館や国立新美術館は次回回し。
東京ミッドタウンは広大なグリーンと6つの建物から成る新しいスタイルの複合都市だという。街にはさまざまなショップやレストラン、オフィス、ホテル、緑地、美術館などの施設が集まっており、それらが共鳴しあうことで、都市生活に必要な日常を提供する、という。
六本木ヒルズや丸の内オアゾ、新丸の内ビルも見物したが、この東京ミッドタウンはどうもコンセプト自体がこれらと違うし、奥が深そう。全体が街を構想している。都市生活、中でも最先端の消費生活を実現させたとの印象が強い。
高品質だから、当然価格も高い。サービスもグッドだ。しかし、これが時代の求める最先端の消費生活なのか。人々はこんな生活を望んでいるのか。確かに望んでいる面もあるだろうが、現実離れしているのも確か。東京ミッドタウンという街で暮らすことの意味は分からない。
たまにこのような都市にきて、芸術を鑑賞したり食事を楽しむのは悪くないが、どっぱり浸るのは人間をダメにするのではないか。都市生活者が志向する現段階では究極の消費生活かもしれないが、こんな生活とは無縁な人のほうが圧倒的に多いはずだ。
日本だけでなく世界中からよりすぐりのショップやレストランが出店している中、芦屋タカトラが堂々とシュークリームを売っていた。シュークリームを大人のためのスイーツ「シューケーキ」として提案しているとか。
ハイクオリティー、ハイサービスがテーマの高級スーパーマーケット「Precce Premium」(プレッセプレミアム)が24時間営業しているほか、世界中からおいしいものばかりを集めた食のセレクトショップ「DEAN&DELUCA」(ディーン&デルーカ)には希少な生ハムやチーズ、ワイン、ベーカリーやスイーツなども並べられ、しかも店内のカフェですぐ食べることも可能。神戸そごうの大井肉店のイートインコーナーを思い浮かべてしまった。でもグレードが違うな。
びっくりしたのはペットステーション「dogdays」。ペットショップではない。犬の健康と美容に関する商品やサービスを揃えた日本最大級の「犬の健康メガストア」。獣医師も常駐し、愛犬のサポートをするのです。笑ってはいけません。
帰りの飛行機から見た富士山。山頂部分が雲海の上に突き出ていた。さすが、日本1高い山である。雪はなかった。