吉野家「牛丼」

 昨日の秋晴れとは打って変わって、今日日曜の神戸は雨。時折、雨足が強くなった。散歩を兼ねて昼過ぎに外出。神戸レガッタアスレティッククラブ(磯上公園内)を見物しようと思ったが、空振り。次の目的地、三宮近くの古本屋「ロードス書店」に向かった。
 
 直前に空腹を感じて視線をぐるり巡らせているうちに飛び込んできたのが「牛丼やってます!」ののれん。ついつい、吸い込まれるように吉野家に入ってしまった。牛丼が店頭から消える前も、ときどき無性に食いたくなる食べ物だった。

 並み380円を注文。紅ショウガをたっぷり乗せていただいた。築地市場内の吉野家ではこれまでも牛丼をときどき食べていたが、あれは国産和牛の牛丼。今日食べたのは真性米国産牛。やはり、米国産の味に慣れていたので、こちらのほうがおいしい。口が味を覚えている。

 狂牛病(BSE)の心配が脳裏を掠めたが、そんなことよりも、懐かしさが勝った。10月1-4日間の限定。店頭は入れ替わり立ち代り客が入り、いかに牛丼を待ちかねていた人が多かったかを証明していた。次に買い物した「そごう」では国産しか買わなかった。自分でも説明がつかない。いい加減なものだ。

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