兵庫陶芸美術館

 「兵庫陶芸美術館」(篠山市今田町上立杭4)を初めて訪れた。2005年10月1日オープンの県立美術館。立杭は日本6大古窯の1つとして名高いが、その地に陶芸専門美術館を建てることで、陶芸文化振興の拠点とすることを目指している。かつては立杭焼と称していたが、今は「丹波焼」で統一されている。

 「古陶磁や現代陶芸の展示、資料収集保存、調査研究といった美術館事業はもとより、次世代の陶芸文化を担う人材の養成、学校等との連携、陶芸ワーク ショップや陶芸文化講座等の創作・学習事業を行うほか、地域の文化資源や豊かな自然環境をいかしたエコミュージアム的環境を創出することを目指している」という。

  「丹波焼」は、今から約800年前の平安時代末に、当時日本で最も優れていた東海地方の焼き物の技術を取り入れて成立したと考えられている。明治時代には酒、醤油の徳利や樽形容器など、より生活に密着した器を生産している。

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