京都府美山町「かやぶきの里」

①「かやぶきの里」全景

②美山民俗資料館主屋

③同2階天井裏

④裏山から見た「かやぶきの里」

⑤美山かやぶき美術館の階段箪笥

 お彼岸に京都府南丹市美山町(みやまちょう)を訪ねた。京都北山型のかやぶきの農家住宅が立ち並ぶ重要伝統的建造物群保存地区。主屋34棟のうち、かやぶき29棟、鉄板覆い6棟、他は瓦葺き、鉄板葺きとなっている。

 8月に訪れた白川郷の合掌造りと似ているが、建物の規模は小さい。冬に降る雪の量がこちらのほうが圧倒的に少ない。京阪・京都五条から周山街道(国道162号線)を一路北上。1時間ほどで着いた。

 彼岸だというのにまだ暑く、観光客もそんなに多くなく、のんびりできた。茅葺きの座敷で座っていると、風が通り抜けてゆき、実に心地よい。外は熱暑でも、中はクール。茅葺き家の良さはこれに尽きる。

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