山田風太郎記念館
氷ノ山山麓からの帰途、9号線沿いで目に止まったのが「山田風太郎記念館」(養父市関宮町605-1)。意外なところに、意外なものがあるものである。これも一興。出会いは大切にしなければならない。
関宮町で医者の家系に生まれ、長じて昭和19年東京医科大学に入学したものの、在学中の昭和22年、探偵小説雑誌「宝石」の第1回新人賞に応募した作品が入選。昭和25年に作家として執筆活動に専念する。
「甲賀忍法帖」などの忍法帖シリーズや歴史伝奇小説など特異な作風が持ち味。書斎も見たが、司馬遼太郎の書斎とは違って、とても小さな机だった。