有馬温泉「太閤の湯」

 六甲山(六甲山系最高峰)を極めたものの、最終地点の宝塚まではまだ10キロ以上。思案した挙句、無謀は避け、魚屋道(ととやみち)を下って有馬に出た。山ツツジが綺麗だった。名立たる温泉地。神戸市営の「金の湯」に入ろうとしたが、思い直して、「太閤の湯」に向かった。

 有馬ヘルスセンターをリニューアルしたもので、西日本最大級の温浴施設だとか。金泉と銀泉の両方楽しめるほか、露天風呂も風情がある。ここの売りは岩盤浴。赤外線効果で身体を芯からほぐしてくれる。太閤秀吉とねねが利用した蒸し風呂にも入ったが、30分無料の時間制限に気がいって、ゆったりできなかったのは貧乏性のせいか。

 システムは東京・後楽園の「ラクーア」と同じ。有馬名物の金泉(赤茶けた泥湯)と銀泉(透明な炭酸湯)の両方を一度に楽しめるのは嬉しい。大人2400円。

①魚屋道の山ツツジ

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