神戸のつどい

 神戸から東京に異動して1ヵ月。8月7日夜、東京・パレスホテルで「神戸のつどい」が開催された。神戸にゆかりのある人や企業が集まって、盛り上がる会だとか。初めて出席したが、あまりに人が多いのにびっくりした。

 神戸市からは矢田立郎市長ら幹部が出席。経済界を代表するのは神戸商工会議所の水越浩士会頭(神戸製鋼会長)ら。あいさつしたのは野村ホールディングス社長の渡部賢一氏、外務省地球環境問題担当全権特命大使兼タイ大使の小町恭士氏、それに楽天会長の三木谷浩史氏。みんな神戸にぞっこん惚れ込んでいる人たちばかり。神戸の応援団なのだろう。

 神戸市はかつて「株式会社神戸市」と言われた。六甲山を削って人工島「ポートアイランド」を造成したり、二階建ての高速道路を建設したり、直近では一度建設を断っておきながら、結局「神戸空港」の建設を認めさせた”実力”も持っている。

 これらはいずれも政令指定都市と言えども、1地方都市単独で行えるようなプロジェクトではあるまい。国家プロジェクトだ。それを実現させる政治力の一端がこういう形での中央との連携なのだろうか。そんなことを感じさせたパーティーだった。

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