白ナス
最近、どうも「常識」に反するモノにいろいろお目にかかって、目を白黒させることしきり。先だっては「白いたい焼き」をもらって、「なんだ、こりゃ~」と思ったが、今晩いただいたのもこちとらの常識には入ってない「白ナス」。ナスは「ナス紺」の青紫が当たり前だと思っていたら、簡単に覆された。
野菜や果物は「所変われば、品変わる」とは分かっていたが、同じ品でも「色変わる」のはすぐ納得できないのだ。ナスはインドが原産で、東南アジアではむしろの白ナスや緑ナスのほうが常識らしいし、日本国内でもかなり昔から栽培されているようだから、自分の無知をさらしただけである。
少なくても、よく行く地元のスーパーでも見掛けたことがないことを強調しておきたい。今日、夕食の食卓に上る寸前まで、その存在すら知らなかった。ナス紺の紺はアントシアニン色素(抗酸化物質ポリフェノールの一種)によるものだが、白ナスはこの色素がないらしい。調べが不十分ながら取り急ぎ。