ご相伴
息子の友人夫婦の結婚式のブーケを配偶者が作った返礼に、ランチのご招待を受けた。息子夫婦ともども、私もご相伴に預かった。料理のもてなしもさることながら、若い人と混じって歓談するのは大いなる喜びである。無限の将来がある人間と、もう限定的な将来しかない人間の違いは絶望的に大きい。
K君は大学時代にイタリアンレストランの厨房に入ってアルバイトをした経験の持ち主。一方の夫人も栄養学を学んだキャリアを持つ。かくして、週末のK君の厨房は2人の料理人が腕を競い合うバトルの現場になるのだという。お米はお釜で、食べる分だけ炊くという懲りようである。
以下は当日のメニュー。
とにかく手の込んだ料理が並んでいた。料理は時間の関数である。要した時間は半端ではあるまい。料理人に気合いが入っている分、食べる側もそれなりの度量が必要。果たしてそれに応えられたかどうか怪しい。
①カプレーゼ
イタリアンの代表的サラダ。モッツァレラチーズの白、トマトの赤、バジリコの緑の配色が絶妙だ。
②スモークサーモン&サラダ
③真鯛のカルパッチョ
④タラとマッシュルームのフライ~トマトソースを添えて~
⑤トリフのリゾット
⑥ホタルイカのパスタ
⑦スペアリブの角煮
⑧いわしのソテー
⑨おにぎり(裏メニュー)