都内でも「買いだめ」
(おにぎり屋でも朝から行列)
東京都内のコンビニやスーパーの棚から水やパン、カップ麺、ガスボンベなどが姿を消した。東日本大地震が発生したのは11日午後2時46分。その日の夕刻には既に品薄になり始め、翌12日にはあらかたなくなった。次の入荷は見込みがないという。
4日経った15日もモノのない状態が続いている。被災地の東北地方への商品供給を最優先しているのだという。ガソリンスタンドにも長い行列が続いている。それでもまだ給油できたならば僥倖だ。店じまいしているスタンドも多く、車での移動は期待できなくなってきた。
首都圏では消費者による極端な「買いだめ」が起こっているという。これだけの危機的状況になると、消費者が自己防衛に走るのを止められない。個別事情もあるので、買うなとは言えない。今朝、いつものように昼食のおにぎりを買おうとしたら店外にまで行列ができていた。
すぐあきらめた。でも主婦はあきらめない。並んで欲しい商品を確保するのが主婦なのだという。簡単にあきらめるようでは危機管理意識が欠如しているのかもしれない。危機の時代には生きていけない。
(西友練馬店、18時20分)