節電治療中
(歯科医の受付にも小型扇風機)
前日も暑かったが、この日は遂に埼玉県熊谷市で39.8度と6月の観測史上国内最高を記録した。これまでの記録は静岡市で1991年に観測された38.3度。最近は暑いことも1番なら自慢できるものの、2番以下は相手にされない。だから静岡県出身者がトップ陥落を悔しがっていた。
何せ今年は東日本を中心に節電を強く求められる非常事態。東電管内では供給予備率が3.11大震災後初めて10%を割り込んだ。節電していてこれだから、これから夏本番となれば、需給逼迫→停電といったハプニングもあるのだろうか。そうなる前に、一段の節電要請などのどたばたがありそうだ。
歯医者に行ったら、ここも「節電治療中」。クーラーの温度は国の要請する28度に設定し、それでも暑いならば、扇風機で補う態勢だ。診療台に横たわると、横っちょから扇風機の風が吹いてきた。
クーラーで28度まで下げて、下げ足りない分は扇風機で体感温度を2-3度引き下げる。この併用作戦で何とかしのぐ作戦だ。クーラーの設定温度を1度上げると、10%の電気代節約になるらしい。どれくらい節約できたかが分かる機器も登場し、今年の夏は開き直って、節電を楽しむしかない。