江戸東京たてもの園

11月も下旬に入ろうとしているのに、朝から良く晴れて、気温も上昇、ポカポカ陽気とあれば、屋内にいるのはもったいない。身体が外出を要求する。近間で適当なところを探していたら、アンテナに引っ掛かったのが「江戸東京たてもの園」(東京都小金井市桜町、都立小金井公園内)。

そう言えば、2.26事件の現場となった髙橋是清邸がここに移築されていたことを思い出した。公園の中なので、小春日和の中を散歩するイメージが膨らんだ。東京都が管理・運営する施設の1つ。江戸東京博物館(墨田区横網)の分館として1993年(平成5)に建設された。敷地面積約7haと広大だ。

現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物が移築・復元・保存・展示されており、見応えがあった。

子宝湯

東京の銭湯を代表する建物。神社仏閣を思わせる大型の唐破風(からはふ)や、玄関上の七福神の彫刻、脱衣場の格(ごう)天井など贅をつくした造りとなっている。足立区千住元町/1929年(昭和4)。

 

居酒屋・鍵屋の店内

台東区下谷の言問通りにあった居酒屋。1856年(安政3)建築、建物と店内は1970年(昭和45)頃の姿に復元。カウンターに座って一杯飲んでみたい。

 

仕立屋の店内

文京区向丘一丁目の町家。大正期の仕立屋の仕事場が再現されている。

 

農家・天明家

大田区鵜の木一丁目。江戸時代後期、鵜の木村で名主役を勤めた旧家。家の中は広く、庭も立派。

三井八郎右衛門邸

 

港区西麻布に1952年(昭和27)に建てられた邸宅。

 

 

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