つむぎマフラー

オリジナルマフラー

 

友人から手織りのマフラーをもらった。夫人が自分で絹糸を藍染し、それを自宅の機織り機で織ったという作品だ。染料の藍そのものも畑で栽培したものだというから何とも手が込んでいる。流石、絹を繭から作ることはないにしても、染めから織りに至るまでの時間はとんでもなく手間と時間がかかっていることだけは確かだ。

自宅に持って帰り、家人に見せたら、これを「紬(つむぎ)」と呼ぶのだそうだ。大島紬とか結城紬とか呼ばれる、あの「つむぎ」だ。現代では幻のような貴重な織り物で、門外漢の私には、その大変さの見当がつかない。「この作品を作るまでにとんでもない手間と時間が掛かっているはずだ。価値の分からない人が持っていても、作品に申し訳ないから、私が使ってあげる」と危うく盗られそうになったが、何とかそれは防衛した。

猫に小判ということなのだろう。そうかもしれない。友人もあまり詳しいことは分からないようなので、いただいた以上、少し調べてみなくてはならない。取りあえず、ここにアップして、忘れないようにしておきたい。

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