自民党が政権奪還、東京都は猪瀬知事誕生

いきなり「政権交代へ」(NHK)

 

「自公過半数獲得」(テレビ朝日)

 

「過半数」(フジテレビ)

 

「東京都知事に猪瀬氏当選確実」(東京MX)

 

予想通りと言うべきだろう。NHKは投票締め切りの午後8時になるや否や、自民党圧勝による「政権交代」を報道した。出口調査を基に、独自の情報分析によるものだ。民放各局も同様だった。時間的にどこが速かったのかは分からないが、投票締め切り前に結果を出すことはなかったと思われる。

結果は分かっていた。政権与党の民主党はあまりにも失政が多過ぎた。国民の信頼を裏切ってきた。その責任を取るのは当然のことだ。それが民主主義というものだ。

それにしても、もっと選挙を早くするべきだった。ここまで引き延ばしたのはこのような結果を早く見たくなかったためだろう。自分たちの保身に汲々となる政治家の姿を国民が見てしまった。自民党だって同じだ。かつての傲慢な姿を再び見せれば、次の選挙では敗北することになろう。結果にはきっちり責任を取らせることが重要だ。国民は賢明である。

びっくりしたのは投票率が戦後最低だったこと。投票した自宅近くの投票所では投票する前も投票した後も受付の前に10人以上の列ができていた。そんなことはこれまでなかった。天気も良かったので投票率も高くなると勝手に思い込んでいた。

それなのに小選挙区で59.32%と戦後最低だったという。比例代表も59.62%。これまでの最低は小選挙区比例代表並列制で初めて実施された1996年の衆院選の59.65%(小選挙区)。政治への失望感が投票所への足を止めたのかもしれない。

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