神戸再び

新神戸駅

2年ぶりに新神戸駅ホームに降り立った

 

仕事で神戸に行った。午後2時過ぎの新幹線に乗って5時前に新神戸に着いた。7~8年前に神戸で勤務していたころはこのホームで、東京から来る講演会の講師を月1のペースで迎えた。

講師を迎えて、タクシーで講演会場のホテルに案内した。90分の講演が終わると、今度はまた、駅まで送った。帰りは改札口で見送るだけだったが、そんなことが2年間続いた。

電車がきちんと到着するか、迎えのときはいつも不安だった。どんなトラブルが発生するか分からないからだ。電車が予定時刻に着かないと、講演に穴が空く。そうした場合は急きょ、自分が演壇に立たなければならない。

90分しゃべるのは結構大変だ。30分くらいなら、何とか持つかもしれないが、1時間以上となると、ネタ切れになりかねない。講師が1電車遅れたことはあったものの、幸いピンチヒッターに立つことはなかった。

 

テレビでは小保方会見を報じていた

テレビでは小保方会見を報じていた

 

ホームからエスカレーターを下りると、待合スペースでSTAP細胞の研究不正疑惑に関する小保方晴子理化学研究所研究ユニットリーダーの会見を報じていた。午後1時からの会見そのものは既に終わっているはずだが、報道も過熱しているようだ。

 

ようこそ神戸へ

ようこそ神戸へ

 

新神戸駅から地下鉄で1駅の三宮に行き、そこからJRに乗り換えて神戸駅まで。この乗り換えが結構難しいが、身体がまだ覚えていた。

 

天ざる

天ざる(つるてん西店)

 

ハーバーランドで1時間ほど打ち合わせをして、外に出ると7時を回っていた。すっかり暗かった。打ち合わせが何時になるか分からなかったので、夜のアポも取れなかった。

お腹が空いたのでかって住んでいた元町通5丁目の「つるてん西店」で天ざるを食べた。のども乾いていたのでビールを1本頼んだ。昔はよくここで食べた。隣のはた珈琲店は7時で閉まっていた。

お腹が膨れたので、ぶらぶら東門街まで歩いた。荷物が重く辛かった。久しぶりに顔を出したスナックの扉を開けると、カウンターに座った顔が一斉にこちらを向いた。6つの顔(うち1つはママ)のうち、3つは懐かしい顔だった。

神戸時代にこの店で付き合った面々だった。びっくりした。顔を出そうか少し迷っていた。「迷ったときは予定通りに顔を出すべし」との方針に従って良かった。うち1人はアポを取ってまで会いたいとは思っていたが、それができずにいた。偶然とは面白いものだ。

 

ホテルの中に水が流れている

ホテルの中に水が流れているのも昔のまま(宝塚ホテル)

 

今夜の泊まりは宝塚。阪急三宮駅から大阪梅田行き特急に乗り、西宮北口で阪急今津線に乗り換え。終点の1つ手前の宝塚南口駅で降りると、目の前が宝塚ホテルだ。

神戸勤務時代に六甲山”分割”登山(神戸・須磨~宝塚)に挑戦。6回目に何とか全山踏破し、このホテルで1人祝杯を挙げた。しかし、宿泊するのは初めてだ。

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